行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
R491(9:10)天井ヶ岳(9:55)白滝山(10:55~11:15)天井ヶ岳(11:55)国道(12:25)一位ヶ岳(13:25~40)国道(14:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
白滝山へは白滝を眺めて単発で登る積りでいたのだが、ネットで白滝山~天井ヶ岳~一位ヶ岳を縦走した記録を見て、「国道491号線の峠から登って3山を縦走しよう」と計画を練り直す。
峠へ上がると『天井ヶ岳登山口』の道標が立っており、「睨んだ通り、峠からの道が存在する」と藪漕ぎの心配が無くなったことを喜ぶ。林道を少し進んでから尾根へ上がり、かなりの急斜面を100mほど登ってP561の上に出る(9:30)。登山道ははっきりしており、傾斜の落ちた尾根道を天井ヶ岳へと歩く。
昨日は行動7時間で距離16km、標高差1,500mを登ったので多少の疲れが出るのを覚悟していたのだが、いたって調子が良い。厚い落葉を踏んで照葉樹林から抜け出ると天井ヶ岳山頂で、三角点の在る小広場が開けて踏跡らしいのが3方向へ伸びている。
2つは直ぐ先で終っているが、はっきりした道は南へ向かっている。白滝山への道かどうか疑わしいが、他に道が無いので「少し行って見れば、甲乙がはっきりするだろう」と考え、南への道に入る。直ぐに傾斜が落ち、徐々にだが西へ向きを変えるようだ。幾つかのピークを越えて向きを南西に転じ、P620に達して「間違いない」と安心し(10:15)、風力発電塔が建つP623まで歩いて「白滝山頂は近い」と足を速める。
発電塔を結ぶ道路に沿って付け替えられた登山道を辿り、開削された砂利道へ下って横断すると間も無く白滝山頂に着く。周辺には20基を超える風力発電機が建ち、ブンブンと低い風切音は想像以上の迫力がある。
登頂の記名をして引き返し、峠へ戻って一息入れ、舗装された林道を一位ヶ岳へ向かう。200m毎の距離標に標高も書かれており、「高度計とぴったり一致するのは珍しいことだ」と歩いて行くと、P584の鞍部までの距離は地形図上で測って計算したのよりは200m長いことが判明する。
小ピーク570mを越えて鞍部へ下り、椎ノ木からの登山道を合わせて山頂への標高差100m強を急登する。林道から見えた人影は老夫婦で、黄葉した草原の三角点に腰を下ろして休んでいる。ダニが多いと書いてあったので警戒して鉄骨の上に腰掛けるが、靴を這い上がってくるのは見付からない。
微風だが北風が冷たく、一息入れて早々に山頂を後にする。急坂で慎重に下っている夫婦に追い付いてしまい、「早いですね」と揶揄(?)される。



