行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
登山口(11:25)分岐(1305m/12:00)稜線(1515m/12:50)鉢伏山(13:40~14:10)下降点(1305m/15:10)登山口(15:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
小見から有峰林道小口川線に入る。料金1,800円は法外な値段だと思うが、他に進入ルートが無いので致し方無い。10㎞程走り、フロヤ谷の表示に気付いて車を停める。大きな案内板は倒れて草の下になっているが、橋の数m下方に登山道の階段が見えている。
登山口から標高差200mを急登する。登る人がそれ程多いとは思われない道は足元が不安定な箇所もあって急斜面では捨て縄に頼りたくなるが、「こんな程度のものだろう」と注意しながら登って行く。標高1,250m付近から徐々に傾斜が落ち、緩やかな尾根道となる。やがて、突然と言う感じで亀谷分岐の道標が現れる。亀谷の方へ十数m行って見ると、最近は全く歩かれていないようで小木が生えて廃道に近い。
尾根を辿って標高1,450mまで上がり、水平な道を大きく右へ回り込んで行く。途中で1本目を立て(1,460m、12:25)て少し進むと右手に沢が迫り、道は涸れ沢へ入る(1,465m、12:39)。流水は無く、2回分岐する枝沢を何れも右へ進み、問題無く稜線の鞍部へ抜ける(1,515m、12:48)。
南に向きを変えてP1,538mを越えて30m下り、尾根通しの緩く長い道を歩く。這松が道に覆い被さるようになって「山頂は近い!」と思う頃、小草原が現れ、変化の少ない道に飽きた目を喜ばせる。小さい花が咲いており、開花直後の白色から花期が終って海老茶色に紅葉したものまで、屈託の無い綺麗な色をしている。
山頂からは東笠山が見えている筈で、山頂に巨大な人工物らしいものが見えているピークがそれかと思うのだが、同定出来ない(写真を拡大して見ると向かい合った2基の電波反射板で、祐延ダム手前のP1,689と判明する)。
登山口へ戻って祐延ダムへ上がり、500mほど上のトイレの在る駐車場で夜明かしをする。高山から岩魚釣りに来た「20数年来のファン」と言う人が居り、「尺物が釣れるの」と聞くと、「尺物どころか、こんなに丸々と太った50㎝物が釣れるよ」と、話に熱が籠る。
弁当を買えるようなコンビニが途中に無かったので久し振りにα米とインスタントみそ汁の山の定番の夕食を食べ、早々と横になる。
フォトギャラリー:4枚
東笠山から鉢伏山(手前/奥は剱岳)
涸れ沢がルート