行程・コース
この登山記録の行程
鉾立(06:00)・・・六合目賽ノ河原(07:20)・・・鳥ノ海御浜神社(07:40)・・・御田ヶ原(08:00)・・・七五三掛(08:35)・・・頂上参篭所(御室小屋)(10:00)[休憩 10分]・・・新山(10:40)[休憩 10分]・・・頂上参篭所(御室小屋)(11:10)[休憩 40分]・・・七五三掛(12:35)・・・御田ヶ原(13:10)・・・鳥ノ海御浜神社(13:23)・・・六合目賽ノ河原(13:50)・・・鉾立(14:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
鳥海ブルーラインで鉾立に向かう。駐車場には5:30に到着。お湯を沸かしサーモスに入れ、ビジターセンターのトイレを使わせてもらい、支度を済ませる。6:00に登山口から登り始める。展望台は今回は帰りに寄ることにして、まずは御浜小屋を目指す。登山道はよく整備されて歩きやすい。標高1400mあたりから雪渓が現れ、チェーンスパイクを付けて登り続ける。賽の河原はまだ雪渓の下、御浜小屋への登りで夏道に戻り、御浜小屋には7:40到着。すぐ下にはまだ雪に覆われた鳥海湖が、丸い形を残している。その向こうには月山が低い雲を手前に従えている。今日は薄曇りだが、遠くまで良く見える。月山の左手には朝日連峰、その向こうにかすかに飯豊連峰の白い姿も確認出来る。
御浜小屋から七五三掛までは、正面に山頂を眺めながらの稜線漫歩。足下にはハクサンイチゲの白とミヤマキンバイの黄色が広がる。扇子森から御田ヶ原までは雪渓の下り、降り終わると七五三掛への登り八丁坂。七五三掛の千蛇谷分岐は8:35に着く。千蛇谷への分岐の標識は2箇所あるが、下側はトラロープで閉鎖されていて、上側の分岐からザレたジグザグの急降下で雪渓に降りる。千蛇谷は御室小屋まで全て雪渓だったが、登りではGPSで夏道から外れないように歩いたので、谷上部は夏道を登る事になった。最後の雪渓のトラバースで御室小屋には10:00到着。ザックをデポして空身で新山山頂を目指す。ルートは白ペンキでしっかり表示されて迷うことは無いが、山頂直下の岩場の狭隘の通り抜けが、残雪で覆われ、ペンキは雪の隙間の下側にあったが通れるとは思えず、残雪の上部を通ろうとしたがロープ無しでは降りる事ができない。仕方なく右側に迂回して、この狭隘部分を回避、やっとのことで山頂に到着。時間は10:43、15分ほど余計にかかってしまったが、山頂からの景色はそんな事も吹き飛んでしまうほど素晴らしい。東北の全ての山が見えると言っても過言でない程。北は日本海、男鹿半島、森吉山、岩手山、早池峰山は七高山の向こうに、さらに右手には月山と朝日連峰、酒田平野と360度の絶景。しかし風がとても強く長居は出来ない。写真撮影をしてすぐに下山開始。先に山頂にいた方から、狭隘部分は雪の下を通れる事を教えてもらい、一緒に雪の天井のトンネルを通り、御室小屋に11:20無事到着。ランチタイムで今日もカップ麺とフォカッチャと菓子パンを食べ、コーヒーを飲み下りに備える。御室小屋の公共トイレは2つのうち一つは雪で便器が塞がって使えなかった。11:50下山開始。チェーンスパイクを付けて雪渓を一気に下ることにする。最初は結構傾斜もきつく慎重に降りるが、途中からは跳ねながら一気に七五三掛の分岐への登り部分まで進む、まったくの雪遊び。七五三掛の分岐には12:35通過、ここから御浜小屋までは花を眺めながらゆっくりと歩く。登りでは気づかなかったが、ショウジョウバカマも咲いていた。13:20御浜小屋通過、ここからの雪渓歩きはチェーンスパイクは付けずに下る。賽の河原から鉾立までの間でも、ナナカマドの白い花、シラネアオイの薄紫など咲き誇り、疲れも吹き飛ぶ。鉾立の展望台で白糸の滝と鳥海山を写真に収め、14:35に登山口到着。この時期の鳥海山登山は、靴が綺麗になって後片付けがとても楽。雪渓歩きで靴の汚れも拭き取られる。駐車場で着替え、ブルーラインを下り、道の駅「象潟」の温泉で日本海と鳥海山を眺めながら、登山の疲れを癒す。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
| 非常食 | 行動食 | GPS機器 |




































