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白毛門から谷川連峰を望む(松ノ木沢の頭で撤退)

白毛門 松ノ木沢の頭( 関東)

パーティ: 1人 (Virginia さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ後雷雨

利用した登山口

土合橋  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅発(5:30)・・・所沢IC 関越道(上里・赤城高原SA立寄り) 水上IC・・・R291(セブンイレブン群馬みなかみ町店立寄り)・・・白毛門登山口駐車場着(7:55)
*土合橋バス停(MAXの看板がある青屋根の建物の間の道)を右折して奥に駐車場あり。無料。50~60台駐車可。到着時はスペースに余裕あり
*駐車場にトイレはないので、コンビニ等で済ませておくと良い

この登山記録の行程

土合橋(08:11)・・・松ノ木沢ノ頭(11:44)[昼食休憩 51分]・・・土合橋(15:34)
*上り下り共に途中で数回エネルギー補給のため立休憩

コース

総距離
約4.4km
累積標高差
上り約856m
下り約856m
コースタイム
標準4時間20
自己6時間32
倍率1.51

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

以前谷川岳に登頂した際、東側にある美しい山容の山が気になり、そこが「白毛門(しらがもん)」であることが分かり、いつか行ってみたいと思っていました。

今回ヤマタイムで登山計画を作成中に片道約3kmで標高差約1,180mあることが判明、今の自分の体力で果たして登頂できるのか疑問を感じていましたが、他の方々の登山記録を拝見して眺望の素晴らしさに魅かれて、「松ノ木沢の頭(まつのきさわのあたま)」で撤退することも視野に入れて行ってみることにしました。

駐車場は奥の登山口に近い方にも数台分空いていて、駐車することができました。早朝に下山された方がいらっしゃったのでしょうか。

登山口からは未舗装の林道を進んで行きます。少し進むと「白毛門 朝日岳」の矢印案内板があり道なりに進んで行きます。確かにこの案内板がなければ右側の山道に入って行ってしまいそうです。

更に進むと「登山カード入れ」のボックスが立っています。ヤマタイムで印刷した登山計画書を入れて進みます。

少し下った所に橋があり渡って、河原に下りて首と額用の冷えタオルを濡らして、首に巻きました。

橋を渡った先から本格的な登山道となります。樹林帯で徐々に斜度が増して行きます。額からも汗が出るようになって冷えタオルを巻きました。

木の根や岩の段差が大きいところが続出し、暑さも加わってどんどん体力が奪われます。途中でドライフルーツやゼリー飲料を摂り、その直後は体力が回復してもすぐに心拍数が上がり、お腹に力が入らないので段差で片足で踏ん張るのがしんどくなってきました。

登山計画はコースタイム倍率1.2と余裕を持って立てたのですが、それ以上時間がかかっていることが分かり、白毛門登頂は断念し、何とか座れる昼食場所を確保すべく松ノ木沢の頭を目指すことにしました。

樹林帯を抜ける最後に岩の鎖場があります。岩の表面に足掛かりがほとんどなく、高所恐怖症の私は怖さに負けないように気合を入れて何とか登れました。その後5分位で松ノ木沢の頭に到着です。

ここからは念願だった谷川連峰や尾瀬の至仏山、武尊山方面まで360度一望でき、来れて良かったと思いました。ここから見る白毛門はまるで烏帽子のようで美しい山容にうっとり! 高山植物も多く咲いていて嬉しい。

急降の下山は登りと同じ位時間がかかるので、何とか雨に降られないように願いながら降りて行きました。

途中で右のふくらはぎからアキレス腱にかけてつってしまい、休憩してエネルギーを補給して回復しました。その後左足もつってしまい、足を曲げ伸ばししたり座って足をもんでも回復しなくて、エアサロンパスを噴霧したらすぐに回復しました。その効果にビックリ!

そうこうしているうちに突然雨が降り出し、急いでレインジェケットを着ました。真上で雷も鳴っていたのですが、光らなかったので少し恐怖感は和らぎました。激しい雨が続き、登山道も水が流れるようになり、とにかく滑って転ばないように慎重にかつ早めに歩くようにして、30分後位に何とか駐車場まで戻って来ました。

駐車場に戻ってきたら雨は小降りになり、すぐに止んで日が射して来ました。後片付けが雨に濡れずに出来てラッキーでした。直ぐに止むだろうと思ってレインパンツをはかなかったら結構濡れてしまいました。

下山後は、みなかみ町内の「ふれあい交流館」へ直行。女性は直ぐに入れましたが、男性は同じく白毛門から下山したグループとかち合ってしまい、15分位待たされました。お風呂で温まって、スッキリしました。

関越道赤城高原SAで夕食・コーヒー休憩後、帰路につきました。関越道は花園~鶴ヶ島まで渋滞情報が出ていましたが、私たちが通過した頃はほぼ解消していました。

 この登山道はもしかしたら日本三大急登なのかも?!と思ってネット検索したら三大急登ではないまでも10位以内に入っていることが分かりました。登頂はできませんでしたが、良いトレーニング登山となりました。いよいよ夏山シーズン到来、次回は涼を求めて標高2000m以上の高山に行きたい!

【登山口ナビ】白毛門 土合橋駐車場 右折ポイントからの写真有
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-5489

【ふれあい交流館】100円割引券で大人500円
http://www.enjoy-minakami.jp/spa.php?itemid=585

【ヤマケイオンライン】急登登山道に関する記事
https://www.yamakei-online.com/yk/guide/guide_detail.php?id=1025

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フォトギャラリー:39枚

駐車場の奥に登山口がある

最初は未舗装の林道

この案内標識がないと右に行きそう

馬蹄形踏破にチャレンジしている人もちらほら。天晴れ!

こちらに登山計画書を投函

下って橋を渡る

本格的な登山道の開始

徐々に斜度も増す

ギンリョウソウ。今年初

時々このような大木がある

ミソサザイ。何とか撮れた

このような急登が続く

荒れた道にロープが助かる

白が鮮やかなギンリョウソウ

アブラツツジ。鈴なりが可愛い

こりゃバテるわー!!

この大木は根元に特徴がある

谷川岳が見えた!

タニウツギ。ピンク色が綺麗

道中このような位置情報があり目印になる

この形は何ともユニーク

ユキザサ

松ノ木沢の頭手前の岩場

岩間に可憐なアカモノが咲いていた

ロープと鎖があっても足掛かりがない・・・

ウラジロヨウラク

ナナカマド

コイワカガミ。こちらも今年初

松ノ木沢の頭から白毛門を望む

ベニサラサドウダン

ジジ岩・ババ岩。確かに人面に見える

谷川岳と一ノ倉岳、中央は一ノ倉沢。帰路のFM群馬で当日滑落事故があったと報じられていた

土合駅周辺が見えた

天神平も見えた

大滝が見えました

一ノ倉沢の雪渓。山スキーの人が何人か見えます

A-3まで下りて来た。この後雷雨が・・・

急いで、でも慎重に下る

駐車場に無事帰還。薄日が射してきた

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ツエルト 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 カップ
【その他】 スマートフォン、膝サポーター、首・額用冷えタオル、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、日焼け止め、日焼け止め色付きリップ、目薬

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