行程・コース
天候
快晴、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道「笛吹八代スマートIC」を下りて県道22号線を左の「富士河口湖」に向かいます。県道34号線から「森の上」の交差点を右折して県道36号線に入ります。途中で右折して民家の間を抜けて「八代ふるさと公園」の横を通り南下します。ブドウ畑の中の狭い道路を直進的に登って行くと「稲山ケヤキの森」に着き、トイレの下に20台ほど駐車可能な未舗装の無料駐車場があります。「笛吹八代スマートIC」から約6km・10分です。
この登山記録の行程
「稲山ケヤキの森」駐車場(05:10)・・・西尾根(南回り)登山口(05:20)・・・「稲山」山頂(06:35)・・・「春日沢ノ頭」山頂(07:00)・・・最低鞍部(07:10)・・・「春日山」山頂(07:20)・・・黒坂峠(07:30)・・・「名所山」山頂(07:50)・・・「風巻」山頂(08:10)・・・車道出合(08:15)・・・黒坂峠(08:45)・・・「春日山」山頂(09:00)・・・最低鞍部(09:05)・・・「春日沢ノ頭」山頂(09:25)・・・「稲山」山頂(09:45)・・・東尾根(北回り)登山口(10:35)・・・「稲山ケヤキの森」駐車場(10:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「稲山ケヤキの森」から山梨百名山の「春日山」に登り、合計5座縦走周回してきました。
樹齢100年を超える「ケヤキ」が群生しているとのことですが、ネット情報は過去の古い
データばかりで、実際に現地に入ると、管理されていない放置された森といった感じです。
トイレ小屋があるのに、すぐ下の広い駐車場は何故かティッシュや芯が散乱しています。
車道を登り、ゲートを抜けて進むと10分程で「稲山南回りコース」の標識があり、右手に
入山します。南回りは西尾根を登るコースです。入山すると大木が目に入り、良い感じで
森を登って行きますが、すぐに登山道は実生から育った幼木の茂みで不明瞭になります。
笹薮ならよくありますが、幼木が育つほどの期間山が整備されていないのがわかります。
しかし、なぜかピンクテープは着いています。尾根に登り出て素晴らしい大木を見ながら
荒れた直線的な急登の登山道を登ると、甲府側が切り開かれた展望の「稲山」山頂です。
「稲山」山頂からさらに南に登って行きます。道は緩い勾配の、広い尾根道に変わります。
キラッキラの新緑の中を気持ちよく登って行きますが、薄い踏み跡は落ち葉で隠れていて
ちょいちょい道に迷います。「稲山」から30分もしないで「春日沢ノ頭」山頂に着きますが
茂みの中で展望はありません。「春日沢ノ頭」からは登山道は明瞭になり、西に一気に
約120m下り、登り返すと電波塔があり、右横の樹林帯の中に山梨百名山の「春日山」
山頂です。「春日山」からさらに西に下ると車道が走る「黒坂峠」に出ます。「黒坂峠」から
直線的に広く切り開かれた、防火帯のような急坂を登ると「名所山」山頂です。再び広い
急斜面を転倒注意で下り登り返すと、山頂標が無い四等三角点だけの「風巻」山頂です。
そのまま広い斜面を下ると車道に出て視界が開けます。周囲の景色を楽しむ為に車道を
30分ほど歩いて「黒坂峠」に戻り、再び入山して「春日山」~「春日沢ノ頭」~「稲山」と
戻ります。「稲山」山頂からは、東尾根(北回り)のルートで下りますが、多くの素晴らしい
大木と気持ちの良い整備された登山道が続きます。この尾根は一度は歩く価値がある
と思っていると急勾配に変わります。すると倒木が現れ始め、道は一気に不明瞭になり
木階段は朽ちて崩れていきます。急勾配なので転倒・滑落に注意しながら強引に下って
北回りの登山口に出ると「通行止」の案内です。登山道の最後でしか示さない管理です。
良い山で大木の良い森ですが、忘れ去られてしまい、道は廃道になっていくと思います。
フォトギャラリー:59枚
装備・携行品
ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター |
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