• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

霊山(まだ雪❄深い登山道)2022

霊山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れたり曇ったり

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 数十台駐車できます。

この登山記録の行程

霊山登山口(08:19)・・・西ノ物見(09:48)・・・霊山(東ノ物見)(10:04)【休憩30分】・・・猿跳岩(10:52)・・・霊山登山口(11:22)

コース

総距離
約5.0km
累積標高差
上り約537m
下り約537m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

■春の訪れを知らせるように庭の福寿草が咲き、ふきのとうも数株、顔を出した。
 いよいよ里山に春を探しに出かける時期になった。今年の3月から4月上旬は福島県と新潟県に花を探しに行こうと考えていた。

■第一弾は福島県の霊山を中心に、虎捕山と以前に迷って登山口まで行き着けなかった女神山の三座を一気に歩くことにした。一気に三座とは言っても、総歩行距離は10kmに届かないので、春の足慣らしにはちょうど良いだろう。今日はどんな花に出会えるかと期待しながら車を走らせた。

■霊山までのルートは、福島市経由と相馬市経由とがあるが、わずかに近いのは福島市経由である。福島市の手前で全線開通した東北中央自動車道に入り、霊山・飯館インターで一般道に降りる。そこから霊山登山口までは10分もかからない。

■驚いたことに、広い駐車場には一台も車はなかった。車から出て歩き始めると、林道はたちまち雪道に変わる。駐車場から見た霊山の南岸壁にはほとんど雪らしきものは見えなかったのだが、北を回り込む登山道には数十センチの積雪があり、ところどころ凍結していた。霊山の春はまだ先のようである。

■雪を踏みしめながら、ツボ足で宝寿岩に向かう。梯子を登って岩の上に立ち、爽快な景色を堪能してから登山道に戻った。今日は、ここから見下ろし岩、天狗の相撲取り場、護摩壇と回って霊山城そして西物見岩に進む。このルートは展望がよく、福島盆地の向こうに吾妻連峰や安達太良山が春の霞を受けながら白く見えている。

■護摩壇への分岐点から先は、雪が深くなっていた。ここでチェーンスパイクを装着した。
 護摩壇手前の岩場に来ると雪はなくなり、護摩壇から先はまた雪で覆われている。一旦脱いだチェーンスパイクを履き直して西物見岩に向かう。

■西物見岩からは蔵王連峰が見える。霊山の登山道はとても眺めがよく、立ち止まって景色を眺める時間が多くなってしまう。霊山城の城跡は広い平坦地で、そこから東物見岩に向かった。標高825mと、霊山で最も標高の高い場所である。東側の展望が開け、太平洋が広がっている。ここで休憩し、おにぎりを食べた。今日の最高気温は福島市で17度。春の陽気である。

■東物見岩からは、学問岩、蟻の戸渡りに進み、さらに直進して無線中継場の跡に出会う。ここから下っていくと次第に雪は少なくなり、春の登山道に変わっていく。セリバオウレンやカタクリは、まだ芽吹いていないが、春の息吹が近いことを感じつつ駐車場に戻った。

続きを読む

フォトギャラリー:24枚

すべての写真を見る

装備・携行品

登った山

霊山

霊山

825m

よく似たコース

霊山 福島県

紅葉の季節に登りたい古い歴史を誇る霊峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間55分
難易度
コース定数
12
登山計画を立てる