行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR御殿場駅より水が塚公園行きバスにて終点で下車
この登山記録の行程
水ヶ塚公園(9:47)・・・須山上り一合五勺(10:30)・・・二合五勺御殿庭下(11:51)・・・三合目御殿庭中(12:28)・・・御殿庭上(12:50)・・・御殿庭入口(13:12)・・・二合五勺御殿庭下(13:23)・・・須山上り一合五勺(14:22)・・・水ヶ塚公園(15:08)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨に戻ったような天気が続き、山に行く機会がなかなか無いが、この日しばらくぶりの登山。
天気予報とにらめっこしながら、水ヶ塚公園を始めて訪れた。森林限界手前の御殿庭あたりまで700m程度登って戻ってくる。夕方から強めの雨の予報なので15:30のバスに乗れるよう戻ることにする。前回の登山から少し日が空いたので、足が戻らないよう、テント泊装備の重さの荷物で歩荷訓練にした。
前回のテント泊は、荷物10.7kg。標高差500mだったが、今日は荷物12kg。標高差720mとなった。
御殿場から水ヶ塚公園に行くバスから見ると、おおよそ1500~2000m付近に雲があり、その上は晴れているようだ。水ヶ塚公園に到着すると曇りで山頂方面はほとんど見えない。ここは標高1450m。少し暑いかと思ったが、曇りという事もあり、20度前後でちょうど良いくらいの気温だった。
水ヶ塚公園バス停付近には、広い駐車場に、売店もある。須山口登山口から登り始める。この付近は富士山自然休養林として遊歩道が整備され、標識も多く、迷うことはない。ブナ、ミズナラなどの広葉樹林から、標高を上げるとシラビソなどの針葉樹林となり、あまり人手が入っていない原始の森の様相を見せる。途中珍しくマミジロを発見した。
歩くにつれ、登山道にも、次第に傾斜が出て来る。御殿庭下二合五勺には、登山道案内の案内板が出ている。このあたりで標高2000m程度。さらに登り、3合目御殿庭中まで登る。ここで2170m前後。今日は登りはここまでとし、少し時間があるので、宝永第3火口に寄ってみる。
丁度、火口付近までが森林限界で、かつ、この火口のすぐ上あたりがこの日の雲の高さだった。火口付近で鹿が2頭走っていった。
御殿庭上の標識から下り始める。富士山麓らしく、ザレの道が少し出て来て、歩きにくいところもある。御殿庭下二合五勺まで戻って後は来た道を下ってゆく。下りで少し雨が降って来たが、それ程強い雨ではなく、15分ほどで止んだ。雨だったり晴れ間が出たりと、変わりやすい天気だった。水ヶ塚公園のバス停付近に戻ると、あたりは真っ白になっていた。
梅雨のような天気の登山だったが、6月初旬ごろがベストシーズンだろう。なかなか良いところだった。
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水ヶ塚公園バス停。標高1450m。雲が厚い。
須山口登山口
最初はなだらかな道。このあたりは富士山自然休養林として遊歩道が整備されている。
溶岩の石が多く少し歩きにくい。
マミジロ。昼間に見られることは珍しい。
ハナチダケサシ?
須山一合五勺
ツルシロカネソウ
だんだん傾斜が出てくる
このあたりが2合目
ギンリョウソウ
二合五勺御殿庭下
ジンヨウイチヤクソウ
御殿庭中3合目。標高2170m付近。今日の登りはここまで。少し時間がるので宝永第3火口に寄ってみる。
シロバナヘビイチゴ
宝永第3火口
御殿庭上
下りはザレで歩きにくい。
御殿庭入口
二合五勺御殿庭下に戻った。
ミヤマハナゴケ。地衣類である。
登山道入口に戻った。