行程・コース
この登山記録の行程
焼走り(04:34)・・・第2噴出口跡(05:59)・・・ツルハシ(07:00)・・・平笠不動避難小屋(07:53)・・・岩手山(薬師岳)(08:42)[休憩 9分]・・・平笠不動避難小屋(09:16)・・・ツルハシ(09:49)・・・第2噴出口跡(10:30)・・・焼走り(11:33)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
東北自動車道下り線の盛岡IC辺りから左側に南部富士とも呼称される岩手山の雄大な山容が見えてきます。過去にも観光で周辺を何度も周遊したことがありましたが、その山頂に立つことなど当時は考えてもいませんでした。
今回国際交流センターのある焼走り登山口からの登頂にチャレンジしました。登山口からは暫くの間左側にある焼走りと平行するように緩やかな登山道が伸びています。Ⅴ字あるいはÙ字型に掘られた登山道を軽快に歩を進めます。第二噴出口の近くまでは樹林の中の道を進みますが、それから先は火山礫の登山道へと変わります。
圧巻は登山道の両サイドに数百メートルにわたって続く広大なコマクサの群生地でした。右を見ても左を見てもコマクサの群落が長い間続いていました。既に咲き終わった株や散り際の株、花盛りの株など開花期が株ごとに異なっていました。
上坊コースとの分岐点ツルハシから先はフラットに近い巻道と急登が交互に出現します。平笠不動避難小屋手前には山頂まで800mの標識柱がありますが、実際に登ってみると1500m位の距離感がありました。尾根筋の平笠不動分岐まで登ると強風とガスで視界がほとんどありませんでした。レインウエアのフードを抑えるようにして薬師岳山頂へと向かいました。晴天ならばゆっくりと眺望を堪能したいところでしたが、逃げ帰るようにして山頂を後にしました。
下山後は登山口に近い焼走りの湯で汗を流し、美味しいランチをいただいて岩手山登山を締め括りしました。

















