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行程・コース

天候

北海道が気圧の谷にあったため、予報は曇り。曇りだが、視界は期待できるとして決行したが、初めはガスの中、裾合平あたりでようやく視界がきくようになった。しかし山の稜線は見えずしまい。

利用した登山口

姿見駅  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 往路は札幌自宅を6:00に出て、高速で旭川北から旭岳ロープウェー駅を目指した。東旭川あたりの道路工事による渋滞で約20分ロスして到着は9:00。
復路はフラノマルシェのパンを購入するために富良野経由で三笠から高速。旭岳ロープウェー駅を16:30に出発し札幌自宅到着は19:30となった。帰りはかなりスピードアップしたので往路・復路とも3時間でした。

この登山記録の行程

姿見駅(10:00)・・・第3展望台(10:10)・・・裾合平分岐(11:00)・・・中岳温泉(13:30)・・・裾合平分岐(14:10)・・・第3展望台(15:10)・・・旭岳石室(15:30)・・・姿見駅(15:50)

コース

総距離
約10.7km
累積標高差
上り約586m
下り約586m
コースタイム
標準5時間26
自己5時間50
倍率1.07

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、かねてより家内にチングルマの大群落を見せたいと言い続け、休みのタイミングと天候が噛み合わず延び延びになっていたが、いよいよタイムリミットが迫ってきたということで曇予報を受容し決行したトレッキング。
しかし、結果は残念ながら目的地の大群落はすでに花が落ちて、パヤパヤの状態。多少期待していたのが予想通りの展開で残念な結果でした。
それでも家内は大満足で、次回は紅葉の時期に来たい!と予想外の反応。
ということで次回は9月の休みに当初計画どおりの旭岳~間宮岳~中岳♨~裾合平の一周コースにトライ!

以下、今回のトレッキングで想ったこと。
自分のこと
➀6月の二回、無意根山トレーニングしたが、最後のトレーニングから約一ヶ月経ったせいか、持久力に難あり。体力的に自信削がれ、今後の山行が心配となる。やはり継続的な筋トレと適切なタイミングでのトレーニング登山が必要と痛感する。
②もしかしたら、朝飯不足だったのかも?(いつもの朝食は食べたのだが、ロープウェー駅に着く頃は空腹だった...、早朝出発のときはおにぎりでも食べるべき!)
③スパッツのゴム紐交換すること。帰りに何度も外れて閉口する。伸びてしまったのか?
④裾合平はそれほどの登り下りはないと思っていたが、結構なものだった。
⑤チョコレート持参していないかったことも問題?(次回はやはりアーモンドチョコは必須、しかし、トレーニング登山の時は余していたのだが...)
⑥1400mの無意山と1700~1800mの裾合平では酸素濃度違う?結構息があがってしまった。

家内のこと
➀家内が唯一肩が痛くならないと言っていた秀岳荘のザックも、やはり肩にひびくと嘆く。自分のように両肩すくみ運動やれば違うのになあ。
②スパッツの上部のゴムが伸びて下に下がってしまう。交換必要。
③本年初の本格的トレッキングだったが、過去のように顔面蒼白状態はなかった。
④登山靴は昔から使っていたもの、本人はこれがやっぱり最適といい、これからは常にこれを履くと宣言する。
⑤チングルマ、花が咲いている状態もいいが、パヤパヤの状態も好んでいる。自分としてはやはり開花状態がいいと思うが...。
⑥それと山行用のウェアを購入する必要あり。

チングルマ他、高山植物のこと
➀チングルマすべてが開花終わっていたわけではなく、ところどころ咲いている群落やこれから咲き始めるというところもあった。やはり、雪解けの早い遅いの違いなのだろう。咲いているところは雪渓が残っていたような場所が多く、大群落のような平たんなところは雪解けが速いのだろう。来年は最盛期を狙い、天候は二の次とする。
②裾合平から大群落を過ぎ、中岳♨の途中に雪解け水が流れる小川があったが、その川岸にエゾノリュウキンカの群落があった。家内はそれに驚き、ここでそれが見られるとは予想していなかったと、大感激。
③高山植物の名前が覚えられない。なんでだろう?
④大群落の木道がかなり傷んでいた。何年くらいでこのようになるのか?それに関連して、ロープウェーの姿見の池駅で自然保護員から周辺の情報説明を受け、環境整備のために拠出金をお願いしますと言っていたのに、応じた人は自分たちだけ...。二人で千円入れる。担当者が高山植の物イラストポスターをどうぞと言われたが、昨年も貰っているし、荷物にもなるので絵葉書一枚貰う。担当者はポスターが荷物にならないよう預かってくれるとも言っていたが...。
⑤姿見の池からロープウェー駅に戻る途中、チシマザサを刈り取り、高山植物の植生が回復するかどうかを調査しているところを見かけたが、チシマザサの浸入が激しいのだろうとあらためて大雪山の環境が変わってゆくことを心配する。
⑥おなじように、大群落で4人ほどの男女がなにやら四角い木枠を登山道脇に置き、調査している光景を見た。これも、高山植物の植生が傷んでいないかどうかを調べているのだろうと思った。

そのた
➀天候がすぐれず、旭岳、熊が岳、安足間岳、当麻岳が一望できる場所なのに、灰色の雲が一定の高さで稜線や頂上を隠している。旭岳の頂上は乳白色のガスの中だろう。しかし、一瞬、当麻岳のあたりが見えた。昨年道迷いになった岩山が見える。懐かしい。
②裾合平から戻る途中、旭岳のふもとに大きな岩が点在している。このような風景は初めてみるが、恐らくは旭岳が噴火したときに無数の岩石が飛び散ったのだろう。そのようなことを想像させる光景。家一軒くらいの大きな岩が飛んでくるのだから、想像を絶する世界だろう。ブルッ。
③最後に、やはり札幌から3時間かけて、旭岳ロープウェー駅に着いてから登るとなると、どうしても時間が限られるので、旭川市内で前泊・後泊する日程がベストと感じた。これには家内も賛同!よっぽど、今回のトレッキングが楽しかったのだろう。秋はそれでいこう!ロープウェー6:30の始発から17:30のラスト便に乗れば少なくとも10時間は天上の楽園で行動できる。そして旭川市内のドーミーインに素泊まりで泊まって、温泉と外食(もしくはコンビニ弁当と冷たいビールにワイン)で疲れを癒すこと可能だろう。少々出費が増えるが、十分に価値はある!

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フォトギャラリー:35枚

エゾイソツツジ

裾合平までの中間地点、あと、1.9km

1760mくらいの沢にある雪渓

チングルマが残っていた

小規模群落?大群落はどのくらいなのか、胸が高鳴る!

同じくチングルマ

エゾノツガザクラ

開花したばかりのようなチングルマの株

裾合平と当麻乗越の分岐

大群落のチングルマ、開花盛期は過ぎ、パヤパヤ盛期です

大群落の木道、かなり傷んでいる

小塚をバックにチングルマ

当麻岳方面、左に小塚、右に雲に隠れた大塚

中岳♨を遠望する

熊が岳

旭岳

たまに雲間が切れ、青空が見える。ロープウェー駅方面。

エゾコザクラ

ハクサンチドリ。

エゾヒメクワガタ

ミヤマアキノキリンソウ。すぐ忘れてしまう!

小川の右にエゾノリュウキンカ

反対側の上流にはエゾノリュウキンカの群落が伸びている

中岳♨手前。もう時間がないのでここでひき返す。次回は秋。

バイケイソウ

姿見の池

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ ナイフ 修理用具 ホイッスル 医療品
熊鈴・ベアスプレー 行動食 トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー

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