行程・コース
天候
曇り、時々雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
扇沢に駐車し、黒部アルペンルートで室堂へ
この登山記録の行程
初日
室堂(9:15)・・・剱沢テント場(12:20)
2日め
剱沢テント場(3:30)・・・前剱(5:05-5:28)・・・剱岳(6:15-6:47)・・・剱沢テント場(9:25-11:25)・・・真砂沢ロッジテント場(13:59)
3日め
真砂沢ロッジテント場(7:00)・・・ハシゴ谷乗越(8:51-9:02)・・・内蔵助平(10:37)・・・内蔵助谷出合(12:33)・・・黒部ダム駅(14:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏季休暇は、昨年、風雨で断念した剱岳に再チャレンジ! 今回は、登頂チャンスを増やそうと、バックアッププランも用意した2泊3日で計画した。
初日は剱沢幕営場でテント泊、2日めは、剱岳へ登り、下山後、剱沢雪渓を下り、真砂沢ロッジでテント泊、3日めは、ハシゴ谷乗越を通って黒部ダムへ下山するコース。
バックアッププランとして、2日め、天候が悪く、剱岳に登頂できなかった場合は、剱沢幕営場でもう1泊し、3日めに剱岳に登り、室堂に下山する案も用意した。
初日
扇沢から立山黒部アルペンルートで室堂に行き、剱沢幕営場への移動のみ。 チングルマの花・綿毛の群生はじめ多数の高山植物を見ることができた。立山、剱岳等、山頂部は雲に隠れていた。
2日め
朝3:30に出発。ヘッデンを頼りに進む。次第に明るくなってきたが、曇。前剱を越えて、核心部へ。ガスっているので高度感は感じないまま、難所、鎖場を超えた。しかし、カニのタテバイ手前から雨が降ってきて、鎖、岩が滑りやすくなって、少し怖かった。 山頂に着いても雨は止まなかったが、しばらく待っていると雨が止み、少しだけガスが開け、富山平野、後立山連峰の一部が見えた。 下山時も岩が濡れて滑りやすく、カニのヨコバイのところは大変だった。
テント場に戻り、片付け、昼食後、剱沢雪渓へ。こちらのほうが、今回のハイライトと言っていいくらいだった。岩峰と雪渓のダイナミックなコントラストの景観を満喫しながら雪渓を下った。 この日は、真砂沢ロッジのテント場で宿泊。 この日、下山後、剱岳上空に、何度も、ヘリが飛んでいた。大事がなければいいが。
3日め
この日はピークを登ることはなく、北アルプスの奥地を楽しめるはず。 ハシゴ谷の仮設橋で沢を渡るべきところを、手前の三の沢で看板と対岸にロープが見えた。設計も厚そうだったので雪渓を渡った。その後、道を進み、本来のハシゴ谷の橋からのコースと、合流した。合流後はハシゴ谷乗越まで急登。途中、岩場の視界の開けた所では剱岳の八ツ峰の岩峰群が見えた。 ハシゴ谷乗越手前から雨も降ってきてハシゴ谷乗越の展望台は休憩しようと思ったが、あまり休憩せず、下った。登った分を下ったような感じだった。 急登を下り、涸沢の岩場を下り、内蔵助平へ。この辺りは、特に開けているわけではなく、木々に覆われ、水の枯れた沢の岩場だった。単調で視界もなくムシムシするし、徐々にストレス溜まってきて叫んでしまった。 内蔵助谷の沢の道は、歩きにくいところや、いくつかロープ、ハシゴもあった。なんか秘境を歩いている感じだった。沢の上の木は、秋になると紅葉がキレイだろうと思った。夏の暑い時期に、この道は辛かった。 内蔵助谷出合で、黒部川と合流し、渓谷を堪能しながら黒部ダムへ。
最後、川を渡り、ダムの高さ分、登る。標高が低く気温も高いし風もなく、大変だった。これを登って、黒部ダム駅に到着し、終了。
2日め、3日め、趣きの異なる山歩きができて楽しかった。
詳細は以下
https://yamap.com/activities/18982471
P.S.
深い渓谷では、GPSが入らないことあるようで(先日、剱大滝のTV放送で、そのような話があった)、一部、黒部川を歩いた軌跡になっていた。





















































