行程・コース
この登山記録の行程
国見温泉(08:02)・・・横長根(08:37)[休憩 2分]・・・大焼砂分岐(09:10)[休憩 2分]・・・横岳(09:44)[休憩 4分]・・・阿弥陀池避難小屋(10:00)・・・男岳(10:22)[休憩 8分]・・・阿弥陀池避難小屋(10:47)[休憩 3分]・・・男女岳(11:00)[休憩 6分]・・・阿弥陀池避難小屋(11:16)[休憩 20分]・・・大焼砂分岐(12:30)・・・横長根(12:57)・・・国見温泉(13:29)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
岩手の山3日目、快晴、7時45分国見温泉に到着するが日曜日ということもあり登山口近くの駐車場は満車、少し引き返し道路脇の駐車スペースに車を入れる。8時02分、登山口を出発。緩やかな登山道を35分ほど登ると標高1175mの「横長根分岐」に到着。横岳への長い尾根の始まりである。丸みを帯びたグリーン色の女岳を左に見ながら、北東に延びる緩やかな尾根を登っていく。登山道の両側の樹林が次第に低くなりこれから辿る道が前方に展開してくる。9時前、第二展望台に到着。女岳の右奥に男岳が見える。稜線の西側は、紅・茶・黄など明るく染まった山肌が広がっている。そこから少し登ると、男岳方面と横岳方面の分岐点に到着した。横岳方面は直進する。登山道は砂と小石の路となる。ズズッと靴が砂のなかに沈むこともあるが、傾斜が緩やかなのでそれほどの苦痛は感じない。大焼砂と呼ばれる砂礫の道からは、左手下方にムーミン谷を通る登山道や駒池と呼ばれる小さな池も見える。登山道は緩やかに西に進路を変え、9時44分横岳山頂に到着。東方には昨日登った岩手山が、また北側にはこの後登る男女岳が聳えている。横岳山頂で小休憩をとった後、西に延びる稜線を進む。男岳への登山口からやや急な岩場をひと登りし、そのあとは南へ続く稜線を歩き10分程で男岳山頂に着いた。それほど広くはないが、真ん中に祠が祀られていた。山頂からは南西側眼下に「田沢湖」が見え、そのずっと遠方には美しく長い裾野をもつ「鳥海山」も見えていた。男岳山頂を10時30分に出発し、登山口まで戻りさらに「阿弥陀池」へと下る。東西に細長い阿弥陀池の西端から北側の木道を歩いて、避難小屋のある東端へ、ここが男女岳への登山口になる。10分で登り、11時ちょうどに秋田駒ヶ岳(男女岳)山頂に着いた。このあと阿弥陀池のほとりで軽い食事をとり、紅葉の美しいムーミン谷を通って国見温泉へと下山した。変化にとんだ素晴らしい山であった。「私の百名山」に加えた。




























