行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
尾鷲神社を過ぎてすぐ左の道に入る。一般道から山手の方へ続く細い道に入り車の両脇をこすらないよう注意して急坂を上って行くと、右側に馬越公園の車が十台ほど止められる駐車がある。
この登山記録の行程
馬越公園登山口(07:50)…(8:18)馬越峠(08:28)…(9:44)便石山・像の背(10:05)…(11:07)馬越峠(11:17)…(11:43)天狗倉山・昼食(12:18)…(12:40)馬越峠(12:46)…馬越公園登山口(13:08)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
知人から、「尾鷲の便石山は良かった」と聞き、仲間4人で登ることにした。
当初の予定では、海山の方から登る予定にしていたが、尾鷲側の馬越峠公園は車が10台ほど駐車できるようだ、ということで尾鷲側の馬越峠公園を起点に登ることにする。
馬越峠公園のトイレのある駐車場に車を止め、熊野古道伊勢路を馬越峠に向かい歩き始める。数年前にこの峠を歩いたことのある下田さんによると、古道の石畳は苔が生えていたとのことであるが、今回歩いている石畳は、この古道を歩く人が多くなったためか、苔むしているところはない。
この古道を歩くこと30分ほどで馬越峠に到着し一休みする。右側の登山道は、天狗倉山に続くが、まずは、左に折れ便石山に向かう。
コンクリート丸太の階段の下りが始まる。標高340mほどの馬越峠から下って下って、220m位迄下る。せっかく高度を稼いだのに、また余計登らなくてはならない…などと愚痴を言いながら下っていくと、木々の間から便石山が見える。急な傾斜の山腹だ。
登りに入ると、コンクリート丸太の階段の登りが始まる。ひたすら階段を登って行くが、この階段の一段一段の高さが高くかなり堪える。急な階段を汗を流しながら登り高度を稼いでゆくと、やっと山の左側を巻く道になる。地図上では、巻道の始まりから山頂への直登の道が分かれているが、その道は見当たらない。
巻道を進むと、右側に電波の反射板が現れてくる。さらに進むと、オートキャンプ場へと続く登山道と合流する。そこからなだらかな道をしばらく進むと便石山山頂に到着する。
便石山の山頂は、木々に囲まれ見晴らしはきかない。ここから5分ほどで大きな岩の「象の背」に到着する。この「像の背」からの見晴らしが素晴らしい。眼下に熊野灘や尾鷲の街、そしてリアス式の海岸線を見下ろすことができる。高度感もあり、先に進むとお尻がムズムズして怖い。
象の背でゆっくり景色を楽しみ、馬越峠へと引き返す。今度は、あの階段をひたすら下ることになる。この尾根道の最低鞍部まで下ると、今度は馬越峠までの登りである。
馬越峠で一休みし、天狗倉山への登りにかかる。途中、岩の割れ目に根を延ばしているヒノキの木が現れる。生命力がたくましい。
この道も、丸太の階段を進むが、この道にも急な階段が現れる。一歩一歩踏ん張って高度を上げる。大きな岩が現れ、岩の間を左に進むと天狗倉山の山頂直下に出る。そこから鉄梯子を登って大きな岩の上に出ると天狗倉山の山頂である。この山頂一帯からは尾鷲の街が見下ろされ、山頂から北を見ると大台ヶ原方面の高い山々も眺められる。また、山頂の大岩の下には、修験道の開祖である「役行者(えんのぎょうじゃ)」を祭った石碑や祠があり山岳信仰の一端が垣間見られる。
ベンチもあるこの大岩の下で昼食をとり、下山にかかる。
馬越峠まで下り、朝登った古道を公園の駐車場まで折り返す。
便石山は600m足らずの標高ではあるが、あの階段のアップダウンが堪えたのか、3日ほどまともに歩けないほどふくらはぎが痛かった。まだまだ、修業が足らないようだ。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 |
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