行程・コース
天候
初日 晴れのち強風、2日目 曇り爆風
登山口へのアクセス
電車
その他:
デジタル中禅寺・奥日光フリーパス
新越谷-東武日光駅-湯元温泉
この登山記録の行程
日光湯元温泉スキー場 第2リフトトップ 11:45 - 13:59 外山鞍部 14:09 - 14:48 天狗平 14:50 - 14:53 P2325地点 15:00 - 15:25 前白根山 15:31 - 16:58 避難小屋分岐 - 17:09 五色沼避難小屋
■2日目
五色沼避難小屋 09:40 - 10:18 避難小屋分岐 - 11:09 前白根山 11:31 - 11:57 P2325地点 11:58 - 12:02 天狗平 12:11 - 12:30 外山鞍部 12:33 - 13:42 堰堤・分岐 - 14:04 湯元温泉登山口
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気予報は晴れだが、西高東低の完全な冬型の気圧配置と、上空には寒波があり、強風(25m以上)の予報のなか、テント泊で日光白根山の山行を強行。結果的には生還できたが、厳しいものだった。
ゲレンデトップからのスタート。尾根に沿って直登していく傾斜はかなりの急登となった。はじめはスノーシューで登った。スノーシューのギザギザで特に問題ないが、途中から岩や根が出てきたため12本アイゼンを装着した。前白根から避難小屋についてもアイゼンのまま。標高から降った雪が凍っているためか、それほど踏み抜くことは少なかったが、ワカン+アイゼンのほうが使いやすいルートと思われた。
2日目 低温下で爆風の中のでの下山。前白根山山頂直下の登りは、強風のためまともに立ってられず、よつんばで登った。五色沼側から吹き付ける風のため左頬がさすように冷たく痛かった。同行した仲間は左頬を軽度の凍傷となってしまった。バラクラバとハードシェルでの保護に気を付ける事例となった。持参したバラクラバでは足りない場合、バンダナや予備のインナーグローブのようなものでもバラクラバと皮膚の間に挟み込む等その場で対応できることはあったと思う。
また、強風下のなか行動したことは判断が分かれることかも知れない。幕営した避難小屋付近は携帯の電波(Docomo)が入らないため、気象情報が手に入らなかったため、行動変更の判断材料が乏しかった。
iPhone:ポケットの中では動作しているが、取り出して地図を確認したり、写真を撮る際に外気が低温のため電源が落ちてしまい使い物にならなかった。
行動食:立休憩が基本の中、ザックから飲み物や行動食を取り出しするのが風も強く寒く、装備が重いためザックを下すのが億劫で、つい省きがちになってしまった。
テント内:ほぼすべての物が凍った。テント内部も凍り、再結晶したものが落ちてくる。ツエルトをシュラフの上に載せて寝た。
シュラフ:ナンガ380DX+ファイントラックポリゴンシールドで十分暖かい夜だった。ダウンジャケット、パンツ着用。
マット:サーマレストZソルライトSのみ。床からの冷えは無かった。