• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

バイカオウレンを求めて高原山

釈迦ヶ岳、中岳、西平岳、鶏頂山( 関東)

パーティ: 1人 (太っちょパパ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ(強風)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 今市ICから鬼怒川有料道路-日塩有料道路(もみじライン)[共に
無料化された]で鶏頂山西口登山口駐車場(無料)へ。
トイレが無いので白滝の公衆トイレ利用

この登山記録の行程

山行:6時間11分 休憩:1時間3分 合計:7時間14分
鶏頂山西口登山口(07:07)-(07:57)弁天沼(07:59)-(08:24)御岳山-(09:04)釈迦ヶ岳(高原山)(09:10)-(09:34)中岳(09:36)-(10:02)西平岳(10:12)-(10:31)中岳-(11:04)釈迦ヶ岳(11:05)-(11:44)弁天池分岐-(12:12)鶏頂山(12:41)-(12:53)弁天沼へ藤原コース分岐-(13:25)弁天沼(13:30)-(13:41)大沼(13:49)-(14:23)鶏頂山西口登山口

コース

総距離
約12.6km
累積標高差
上り約1,120m
下り約1,120m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

最近NHKの朝ドラで話題になったバイカオウレンを、2年ほど前に高原山の釈迦ヶ岳で見たなぁと思い出して行ってみることに。
前回見つけた場所に最も近く楽に行けそうな(笑)鶏頂山西口登山口から登ってみました。
登山口の駐車場は結構広くて良いのですが、トイレが無いので途中の白滝の公衆トイレで済ませましょう。きれいなトイレです。
登山口から弁天沼までは緩やかなハイキングコースといった感じでした。
弁天沼から、鶏頂山と釈迦ヶ岳へのコースに分かれます。先ずは群生ポイントを目指して釈迦ヶ岳へ。ここから少しずつ傾斜がきつくなり、釈迦ヶ岳と鶏頂山の尾根に出る手前では残雪もだいぶありました。昇りは何とか行けましたが、下りでこのコースを通るには軽アイゼンが無いと危険なようでした。
尾根に出て御岳山への昇りと釈迦ヶ岳への昇りはなかなかの急登です。
ここを頑張っていると!今年も咲いていました♪バイカオウレン!
釈迦ヶ岳手前の斜面がもっとも多く群生していました。
釈迦ヶ岳山頂は展望に優れていることで有名ですが、バイカオウレンの事はあまり知られていないかも!?
山頂がきれいに整備されていることにも驚きました。
西平岳方面はマイナールートですが、過去の記録にバイカオウレンが咲いていたと書かれていたので足を延ばしてみることに。
こちらのルートはアップダウンが激しいうえに、登山道が不明瞭の部分もあり、というか激しすぎて(汗)お勧めはできません。おそらく登山者が少ないので自然が守られているのかと思いますが、たしかに山道脇には所々バイカオウレンが咲いていました。しかし今回見た限りでは、釈迦ヶ岳手前の群落を超える場所は見当たりませんでした。
釈迦ヶ岳に戻り、一息入れて鶏頂山へ向かいます。
登って来た分岐点前後にも、山道脇に所々咲いているのを発見。朝見逃したのか?今咲いたのか?
鶏頂山への登りでもバイカオウレンを確認することができました。
特に梯子やトラロープが張ってある様な急斜面の苔むした場所に生えているようでした。どの山でも北斜面に咲いているようでした。
鶏頂山でも結構な数のバイカオウレンを見ることができましたので、花目当てでしたら西登山口から鶏頂山へのコースで十分楽しめることが分かりました。
これからGWとなりますが、自然豊かな高原山で、多くの皆さんが花を愛でながら登山を楽しんでいただければ良いと感じました。

続きを読む

フォトギャラリー:100枚

登山口にはトイレが無いので、白滝でトイレ休憩です。

鶏頂山西口登山口から入ります。

スキー場跡地らしく開けていました。

樹林帯も下草は無く歩きやすかった。

50分ほどで弁天沼に到着。

歴史のある道標ですね。

左の釈迦ヶ岳方面へ向かいます。

分岐手前は残雪がたっぷり。念のためチェーンスパイクを持参していましたが、登りは使用せず何とかなりました。下りは無いと危険そうです。

分岐に出ました。

崩落地のところです。向かいには鶏頂山。

まずは釈迦ヶ岳へ向かいます。

なかなかの急登が続きます。

祠の辺りが御岳山の山頂なのかな?

山道脇に第1バイカオウレン発見!

釈迦ヶ岳への激登りが始まります。

バイカオウレンの群生地があります。

かわいすぎる♪

2年前は5月8日だったので、今年は早すぎるかと思いましたが、たくさん咲いていました♪

前回も急登の疲れを癒してもらったのを思い出しました。

分岐に登りついた。

山頂付近は霜柱がいっぱい。残雪は極小でした。

釈迦ヶ岳山頂(1795m)

360度の大展望が広がります♪

日光方面

向かいには鶏頂山。

前山はアカヤシオが良い頃のようですね。

西平岳尾根から登った方の記録でも、バイカオウレンが咲いているようなので行ってみることに。

山頂すぐ下に小さな高原山神社がありました。

鹿さんがいっぱい居るのかな?

笹原の激下り! これを戻るのかと思うと(汗)

中岳への登り返しが始まると、咲いていました♪

山道脇にチラホラ咲いています。

途中から危険な感じの岩場。ステップがほぼ無いトラバースにヒヤヒヤ(汗)

しゃくなげの間を何とか登る。

中岳山頂(1728m)

その先も道無き道(汗)

鞍部まで下り、西平岳への登り返しが始まると!

咲いていました♪

山道脇にあちこち咲いています。

自分の靴先と比べると小さく可憐です。

西平岳手前の崩落地。爆風でした。

西平岳の祠。遠景に日光連山。

西平岳山頂(1712m)に到着。

山頂から釈迦ヶ岳を見返す。

あの斜面登り返すのかぁ。と思わずアップにしてみる(笑)

崩落地から鶏頂山。

岩尾根を登り返す。

ツツジの芽吹き?

スネぶつけながら木の根を渡っていく。

中岳まで戻って一息。

下りでバイカオウレンに再会。

癒しだ~♪

釈迦ヶ岳への登り返し!

急過ぎて足首に効く(汗)

高原山神社に途中拾ったノコを置きました。

釈迦ヶ岳に戻ってひと安心。往復2時間弱、ハードだった~!

これから行くよ~。

大間々台との分岐を鶏頂山へ。

どうやって降りるんだよ!と突っ込みながら急下降。

群生ポイントに戻り、同じ様な写真を再度撮りまくる(笑)

よく見たらこちらの山道脇にも咲いていた!朝も咲いていたのかなぁ?

不安定な梯子を降りて固定しなおす。

おっ!ここにも♪

弁天沼への分岐まで戻ってきた。

今度は鶏頂山方面へ。

あっ!こっちの山道にも咲いてた!

鶏頂山から弁天沼への下山位置を確認。

かわいい梯子。

咲いてた♪

小さな梯子でも助かりますね。

群生して葉っぱがたくさんあった!今は左下に蕾がひとつだけ。これからたくさん咲くと良いね♪

急登をトラロープに助けられる。

バイカオウレンに癒される♪

急斜面を頑張っていると。

バイカオウレンが癒してくれるというパターン。

鶏頂山に到着(1765m)

鶏頂山山頂のお社。

釈迦ヶ岳を眺めながら昼食にしました。

中岳と西平岳

歩いた釈迦ヶ岳から西平岳の尾根。

残雪はもうだいぶ少なく助かりました。

お世話になったトラロープと、癒してくれたバイカオウレン。

分岐を弁天沼へ。

こちらは歩きやすいコースでした。

コケの中にバイカオウレンの葉を発見!こちらでも??

ありました♪

軍人さんの慰霊碑なのかな?

こちらの山道でも咲いてる!

所々群生も見られました。

鶏頂山でもこんなに見られるとは知らなかった!

弁天沼に到着。

ミズバショウが咲いていました。自生なのかなぁ?

大沼に寄ってみる事に。

ほんの2~3分で到着。沼の向こうに鶏頂山が見えました。

小さい花がたくさん咲いていました。ヒメイチゲ?

コバイケイソウの芽吹きも始まったようです。

なだらかなスキー場跡地を戻ります。

スミレはたくさん種類があって分かりませんが、濃い紫できれい。

山道脇に、たくさん咲いていました。

鬼怒川公園岩風呂で汗を流して帰りました。受付でモンベル会員証を提示すると!なんと300円で入れました♪

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ライター カップ カトラリー

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

高原山

高原山

1,795m

よく似たコース

高原山 栃木県

日塩道路から鶏頂山を目指す往復コース

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間45分
難易度
コース定数
15
高原山 栃木県

展望の山 高原山最高峰の釈迦ヶ岳と鶏頂山をめぐる 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
8時間35分
難易度
★★
コース定数
35
登山計画を立てる