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見月山(静岡・安倍川流域)静岡県の山:No.25

見月山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (ふくちゃん さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他
その他: BMW R1200RT で往復。1号線バイパス経由で梅ヶ島線を走行し、見月茶屋手前の
駐車帯へ駐車。

この登山記録の行程

自宅(6:45出発)-見月茶屋(8:25到着)
見月茶屋(8:35出発)-稜線出合(11:05)-見月山山頂(11:40着)
山頂(11:50出発)-見月茶屋(13:40)

コース

総距離
約4.0km
累積標高差
上り約838m
下り約836m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

ガイドブック(静岡県の山:1996年)で紹介されている、見月茶屋南側の茶畑から支稜に
取り付く道から入山したが、畑を過ぎたとたんにクマザサこぎをすること20分位で登山道
らしき道を登っていったが、獣道なのか登山道なのか判別できないほど荒廃していた。
地図とコンパス、高度計、スマホのGPSを頼りに山頂への方向を確認しながら登っていくと、またクマザサが生い茂り、ササこぎをしながらようやく稜線の出合に辿り着いた。
一息ついて山頂を目指して稜線を歩いていたが、またもやクマザサが生い茂っており、今日3度目のササこぎを余儀なくされ、やっとの思いで山頂へ到着。
これでようやく正規の登山ルートで下山できると思いきや、稜線を下り始めて10分もしない
ところから、なんと土砂崩れで登山道が崩落していた。往路で使った道に戻ろうとも思ったが、下山で使うには道が分かりにくいし、またクマザサこぎをする事を考えると、崩落しているとはいえ、マーキングテープを頼りに下っていけると思い、そのまま慎重に下り続けた。表層でバランスを崩さないように、できるだけ崩落土砂に足を潜らせながら、まるで
富士山の須走を降りる感覚で必死に高度を下げていった。1時間半ほど下った頃に、微かに
下の方から沢の音と車の音が聞こえるようになり、それを励みに焦らず慎重に降りていく。
すると、事もあろう事に落差のある沢が視界に現れてしまった。「やばい!!」この言葉
しか頭に浮かんでこなかった。周りの斜面も、どう見ても沢に向かって下降している。
しかし、斜面の途中が道のように見える箇所があり、ダメ元でそこまで降りることにした。
少し棚状になっていたので、休憩がてら現在地の確認を試みた。地図とコンパス、高度計では方向は合っている。しかし、この沢の位置がハッキリせず、スマホのGPSをみると、GPS
自体は受信不安定なので当てにできないが、沢の位置が確認できた。目指す「見月茶屋」も
目と鼻の先にあることが確認でき、少しトラバースして方向修正しながら進めば沢を避ける
事ができそうだったので、それに賭けてみることにした。トラバースしながら下っていくと、踏み跡はあまりないが登山道らしき道が見えてきて、そこにはマーキングテープも
確認できた。「助かったぁ~!!」その道を下ること15分、目の前に県道が見えてきて、
見月茶屋まで到着したときに、ようやく緊張から解放された。
一度は「遭難」という文字が頭に浮かんだが、何とか無事に下山できたのは「幸運」だったのかもしれないと思う。一つだけ皆さんに伝えるとすれば、「見月山」はかなり危険な
山で、入山は極力控えた方がいいと思います。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック 水筒・テルモス タオル 帽子 グローブ 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
行動食

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