行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
Start(05:15)・・・鳥ノ海御浜神社(06:57)・・・御田ヶ原(07:19)・・・七五三掛(07:38)・・・伏拝岳(08:29)・・・七高山(08:58)・・・新山(09:23)・・・頂上参篭所(御室小屋)(09:51)・・・七五三掛(10:55)・・・御田ヶ原(11:08)・・・鳥ノ海御浜神社(11:30)・・・Goal(12:36)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
関東甲信越は雨らしいので、雨が降ってない東北へ。東北で行きたい山は…鳥海山
登山ルートは一番古いと言われる吹浦口ルート。
近くには象潟口がありそちらの方に車がたくさん流れていたので、こちらはほとんど人がいなかった。
登山口からすぐ急登、最大の難所「伝石坂」。
回りが笹薮になると道がコンクリの道になる。整備されてたのだろうが登山道感がない。
舗装路が石畳になり、九十九折りの登りを振り返って景色を見ながら越えると見晴らし台。
天気は曇りだが、雲が高いので日本海まで見下ろすことができた。
ここからは台地状に緩やかになる。
雪渓が数カ所あり、雪渓初心者なのでドキドキしたが、ルートに印があるので迷わなかった。
また、傾斜が無いのでむしろ雪渓登りをたのしめた。
河原宿の広い雪渓では、夏山ルートは一旦谷に降りるようだが、雪の上を歩けるのでまっすぐ山頂に向かえる。
左手に象潟から登ってくる登山者を見ながら、登ると分岐。
目の前に山頂山体がドドンとそびえる。
長坂道との分岐から周辺に白い花がたくさん咲いていた。
鳥海湖への分岐の先に黒い影が見え、熊かと思ったらアイゼン履いてる登山者だった
そのまま斜面をトラバースして鳥海湖へ向かっていった。
今回はチェーンスパイク持ってきたので、ついていこうかと雪渓の縁まで行ったが、
傾斜がきつくて歩ける気がしなかった。どういう技術なのだろう。
雪渓を迂回して小ピークを登る。道の周辺は白い花のお花畑が広がっていた。
御浜山小屋を通過すると白や黄色の花の咲く岩のゴロゴロした道。
その先には越えるとなだらかに広いお花畑。時期が来るともっとたくさん花が咲くのだろう。
急な雪渓を下る。雪がザラメ状なのでステップを切って降りれた。凍ってると怖いだろう
降りると御田ヶ原。そこから登り返し。
七五三掛から壁を登るような急な登り。途中千蛇谷コースの分岐がある。そちらを覗くと雪渓の谷を歩くようだ。
チェーンスパイクはあるが、かなりの傾斜を登ってるようなので、鳥海山初心者は大人しく外輪山を回ることにした。
外輪山は始めは崖を登り、そこからはアップダウンでかなりきつかった。
休憩がてら振り返ると後ろにいた登山者がほとんど千蛇谷の方へ向かっていた。
雪渓を歩くのが人気なのだろう、玄人だらけの山なのだな。
文殊岳への途中オコジョに遭遇。
穴に逃げ込んたが、追い込まれたと感じたのか、他のところには逃げず、穴を出たり入ったり。
超至近距離で写真とれた。いいカメラだったらもっと良かったのにな。
まだ、追い込まれていたので、後から来た女性登山者にバトンタッチ
小さなアップダウンと、雪渓をこえて山頂を回り込んでいく。
天気は曇りだが遠く月山が見えるほど景色を楽しむことができた。
千蛇谷を見下ろすとかなりの人が思い思いのコースで雪渓を攻略していた。
雪渓歩きはそこも面白いのだろうな。
回って七高山。遠く岩手山や八幡平が見えた。今日はここを選んで正解だった。
山頂の深山に向かおうとしたとき、さきほどオコジョをバトンタッチした方とご一緒させていただくことになった。
何度も鳥海山に来られているそうで、とても心強い。
さらに帰りは千蛇谷をくだるとのこと。
ガラガラ崩れる崖を滑り降りると山頂カルデラの雪渓に降り立つ。
ここでチェーンスパイクを始めて装備、雪山先輩(と呼ばせてもらう)は12爪アイゼン。
チェーンスパイクのおかげで急斜面も登ることができた。だが急急坂を直登するので疲れが半端ない。
山頂部は溶岩ドームになっていて、ひび割れた巨大な岩の間を抜ける。
雪の上を歩けるので楽なのだろうが、雪と岩の隙間に落ちるとアウトな気がした。
鳥海山山頂、新山に到着。
山頂は狭いし、外輪山の方が景色よかったので、ここはタッチだけで山小屋へ降りることにした。
GWはここが記念写真の行列になるのだとか。ここまできて行列とかいやすぎる。
山小屋へは岩と岩の間を抜けていくのだが、雪のせいで通りづらくなっていた。
雪の塊の下を通るので、崩れてこないかヒヤヒヤした。
山頂小屋でおにぎりを食べて一息ついたら、いよいよ千蛇谷へ。
チェーンスパイクを再び装備し、下り始める。
傾斜はあるが、思ったよりきつくない。むしろ楽しい。登りはつらいのだろうが。
外輪山の崖の縁なので落石が大量にあった。気を付けないと死ぬ。
それを置いてもこの千蛇谷の雪原はたのしい。そりとか持ってきたらもっと楽しかっただろう。
雪原を降りて七五三掛に戻る。雪山先輩は扇子森のあたりで白い花(ハクサンイチゲというらしい)を見ていくというのでここでお別れ。
こんな経験させてもらえて、雪山先輩、ありがとうございます。
ちなみに、先ほど鳥海湖で見たのは先輩だったようだ。
先輩から笙ヶ岳がおすすめと言われたので、寄り道しようと思ったが
雲が出てきて山頂部が見えなくなり、雨も降りだしたので下山することにした。
帰りはほぼ人に会うことなく、残りの雪渓を楽しみ、伝石坂を駆け下りてきた。
象潟口の様子を見て、大物忌神社吹浦口ノ宮で山頂御朱印を貰い、釜磯海水浴場に行った。
鳥海山の伏流水が浜に湧き出していた。
いつか行きたいと思いっていた鳥海山、それも新しい体験がたくさんできて大満足だった。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
| コンパス | 腕時計 | カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | チェーンスパイク | トレッキングポール | GPS機器 |




































