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和賀岳・ニッコウキスゲとイブキトラノオの競演 (2023.07.07)

和賀岳、薬師岳( 東北)

パーティ: 1人 (まき さん )

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行程・コース

天候

曇り。視界はあり、ずっと和賀岳は見えていた。

利用した登山口

薬師岳登山口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 太田町から真木渓谷林道に向かい、真木の集落から先が未舗装路となる。約7kmのうち、状態が良かったのは最初の2km。その後、路面の凸凹はそれ程でもないが、雨上がりのためかドロドロになる。キャンプ場の看板を過ぎた先が薬師岳登山口。小屋にトイレがある。

この登山記録の行程

薬師岳登山口(06:15)・・・甘露水口登山口(06:30)・・・滝倉(07:10)・・・倉方(07:45)・・・薬師岳(08:20)[休憩 5分]・・・小杉山(09:05)・・・和賀岳(10:00)[休憩 30分]・・・小杉山(11:20)・・・薬師岳(11:55)[休憩 5分]・・・倉方(12:20)・・・滝倉(12:50)・・・甘露水口登山口(13:20)・・・薬師岳登山口(13:30)

コース

総距離
約14.9km
累積標高差
上り約1,470m
下り約1,470m
コースタイム
標準8時間5
自己6時間35
倍率0.81

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

ニッコウキスゲを期待して登ったが、それとともにイブキトラノオが一面に広がる気持ちの良い稜線歩きだった。
登山口から少し林道を歩き、甘露水登山口から山道となる。ブナの森の中を、一気に標高を上げる。滝倉の水場を過ぎ、更に標高を上げ、倉方にたどり着く。ここまでにエゾアジサイやツルアリドオシ、エゾノヨツバムグラなどが咲いていた。
尾根に出て、フジバカマが咲き、ミネウスユキソウも見えた頃、視界が開けてきた。ちらほらとニッコウキスゲが見え始め、ウラジロヨウラクもちらほら、ゴゼンタチバナやミヤマギボウシを見ながら薬師岳の頂上へ。ニッコウキスゲで黄色く見える薬師平の向こうに小杉岳から小鷲倉、和賀岳までまだまだ長い。
薬師平までがこの山行のハイライト。ニッコウキスゲとイブキトラノオの競演だ。ニッコウキスゲが一面に咲く、までの濃度はなかったが、それを補うようにイブキトラノオが色どりを鮮やかにしている。
小杉岳から先は藪が濃かったが、足元はしっかりしていた。しかし、前夜の雨か夜露か、先頭を歩くと全てを払い落としていくので、スパッツでは足りずズボンがびっしょりとなり、途中でレインパンツをはく。緩いアップダウンを繰り返し、山頂直下には湿性のトキソウやイワイチョウも咲き、チングルマの華穂も見えた。
和賀岳の山頂は広く、360度の視界が広がる。風が強く、山々の名前も分からないが、遠く特徴的な岩手山だけは分かる。山頂直下、南の尾根もニッコウキスゲが咲き乱れていた。長い道のりだったが、その疲れに十分こたえてくれた。
下りも長かったが、往路とは逆からの視界で花々を楽しみながらであっという間だった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ サポートタイツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
携帯トイレ 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器

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登った山

和賀岳

和賀岳

1,439m

薬師岳

薬師岳

1,218m

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