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平標山

( 上信越)

パーティ: 1人 (クニョム さん )

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行程・コース

天候

雲は多めながらも晴れ

利用した登山口

平標登山口  

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

【1日目】
平標登山口(09:10)・・・松手山(10:53)[休憩 10分]・・・平標山(12:46)[休憩 100分]・・・平標山乃家(14:41)

【2日目】
平標山乃家(06:10)・・・平標山(07:00)[休憩 10分]・・・仙ノ倉山(08:10)[休憩 60分]・・・平標山(10:00)[休憩 20分]・・・平標山乃家(10:50)[休憩 10分]・・・登山口(11:35)・・・平標登山口(12:25)

コース

総距離
約16.8km
累積標高差
上り約1,812m
下り約1,812m
コースタイム
標準8時間50
自己8時間16
倍率0.94

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ハクサンイチゲで有名な平標山、そして谷川連峰最高峰の仙ノ倉山に登ってきた。
平標山、私にはとってもとってもきつかった・・・。

今回の予定は、平標山登山口から松手山を経由して平標山に登り、13時前に登頂できればそのまま仙ノ倉山をピストンし、平標山の家に宿泊、そして次の日に下山、というものだった。

ブログなどでは、松手山までが急登。ここまでが踏ん張りどころ。そのあとは楽しい稜線。といった内容だったので、松手山まではペース配分をいつも以上に気をつけて、ゆっくりゆっくり登った。確かに急登だったが、松手山までまずは踏ん張る!と自分に言い聞かせていた。

しかし‼️ 松手山までが踏ん張りどころだなんてとんでもない‼️ その後の、平標山の山頂までの階段地獄がきつかったこと、きつかったこと。確かに、目の前に広がる稜線は素晴らしい! この日は天気も良く、本当に素晴らしい眺望であることは間違いないです。そして、登山道はとっても整備されていて危険箇所は皆無。

それでも、延々と続く階段は本当に辛かった。九十九折りの登山道になっているのだが、カーブに来るたびに足が止まってしまう。振り返って、苗場山や榛名山、赤城山の勇姿に励まされ、足元に咲く小さな花々に励まされ、なんとか平標山に登頂。

予定の13時前ではあったが、仙ノ倉山に向かう気力も体力もすでにない。仙ノ倉山に向かって少し降ったところにあるお花畑までは足を伸ばすのが精一杯。山の家に向かうことにした。

この時期の平標山は、一年の中でも一番人が訪れるということで、最初はすでに満室と断られていた。ところが、数日前にキャンセルが出たということで、予約ができたのは超ラッキーだった。

山の家の宿泊手続きのとき、次の日の予定を聞かれたのだが、元気だったら再度平標山に登って仙ノ倉山を目指す、イマイチだったらそのまま下山と伝えた。ただ、この時点の私の心は下山の方向に相当傾いていた。

しかし、一緒に宿泊することになった方々から、大丈夫!ゆっくり登れば登れるわよ! こんなに天気のいい日なんてもうないかも。見た目より登りやすいから。などなど励まされ、次の日の体力も大丈夫そうだったので、ゆっくり登ってくることにした。

天気は残念ながら雲が多く、風も強い。風が強い分、雲の流れがとっても速く、その流れを見ているだけでも面白い。

平標山から山の家に降ってきた階段も、今日は思っていたより登りやすい。昨日は多くの登山者で賑わっていた山頂も、今日はまだまだ静か。その静かな山頂からの眺め、雲の動き、すべてが本当に美しい。

そして、仙ノ倉山へ。お花畑の花々に励ましてもらいながら、ゆっくり歩を進める。稜線ということもあり、一気に風が強まり肌寒くなる。そんな過酷な場所で健気に咲く高山植物は本当に可愛い。

仙ノ倉山の山頂からは、やはり雲が多く、真っ白な状態が続く。それでも、風に流されて、ときどきちらりと山が見える。仙ノ倉山から谷川岳に続く稜線もうっすらながら見ることができた。美しい稜線だと思うが、厳しそう。そういえば、昨日一緒だった男性は朝早くに出発し、この稜線を歩いて谷川岳まで歩くと言っていた。

30分ほど粘った後、元来た道を戻ることに。平標山、山の家、そして無事に下山した。帰りには、山の家のご夫婦に、無事に仙ノ倉山へ登れたことを報告。良かったねぇ、と嬉しそうに言ってくれた。

今まで、山小屋に泊まるということに躊躇していたが、ゆっくり山を体感するには山小屋泊って良いかも、と思えるようになった。テントはハードルが高いし体力もないので多分やらないが。

終わってみれば、登って良かったと思えた平標山。私には厳しい山だったが、登れて良かった。

山の家について
口コミでは「最高」という評価と「最低」という評価に分かれているようだが、私にとっては良い山小屋だったと思う。普通に話もしてくれるし、気にもかけてくれていた。こちらが普通に接すればなんの問題もないように思うのだが。食事も美味しかったし、何が気に食わなかったのだろう?という感じ。

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装備・携行品

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登った山

仙ノ倉山

仙ノ倉山

2,026m

平標山

平標山

1,984m

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