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2023-10-08 中山道 日出塩駅-本山宿-洗馬宿-塩尻宿-下諏訪駅

中山道( 上信越)

パーティ: 1人 (akira さん )

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行程・コース

天候

曇りのち雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 日出塩桜の丘公園に駐車し、日出塩駅からスタート。帰路は下諏訪駅からJRで日出塩駅へ。

この登山記録の行程

日出塩駅(08:29)…本山宿(9:00)…洗馬宿(9:45)…平出遺跡(10:45)…塩尻宿(11:45)…みどり湖SA(12:15-12:45)…塩尻峠(13:40)…下諏訪駅(15:20)

コース

総距離
約24.4km
累積標高差
上り約510m
下り約554m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

前回までで「山の中」の木曽路を抜け、今日から信濃路です。
日出塩駅前から出発し15分ほどで国道を離れ本山宿の集落に入ります。小さな宿場街ですが当時をしのばせる建物が数件立っています。本山宿を過ぎると谷が広がり徐々に平野に出ていきます。道の横には大豆畑が広がっていますが、後で調べると休耕地に作付けした「あやみどり」という品種で、加工品がお土産として売られているようです。
牧野の一里塚跡を過ぎ線路をくぐると洗馬宿にはいります。洗馬宿には古い建物はほとんどなく本陣、脇本陣なども表札のみです。宿場のはずれに北国街道との分岐の「わかされ」があります。「わかされ」はこの地方の方言で分岐・追分との意だそうです。このあたりから左手に薄っすら雪をかぶった北アルプスが望めますが、普段の見慣れた方向ではないので同定は困難です。おそらく荒々しく見える山が穂高岳だと思います。国道から右に折れブドウ園の間を進むと踏切を渡ります。ついに「第1中仙道踏切!!」、木曽路を歩くと何度か踏切を渡りますが、だんだん数字が減ってついに1号まで来ました。遠くまで来たことを実感します。さらに進むと右手に茅葺屋根の竪穴式住居がる平出遺跡を越え、現存する平出の一里塚を過ぎ工場の間のまっすぐな道となります。やがてJRの高架をくぐり住宅街を進むと国道153号にでます。ここを右折し塩尻宿に入ります。屋根の雀おどしが特徴的な堀内家住宅や、国道沿いに朱の窓格子の小野家住宅などの文化財建物がみられます。
国道を左にそれると道はゆっくりと登っていき、いよいよ塩尻峠の始まりです。ここから標高差約350mを一気に登ります。柿沢集落の登り坂は左右に大きな庭の邸宅が散見され、雀おどしの屋根や蔵などがあり雰囲気のある道です。集落を抜けると中央道みどり湖SAの上を渡ります。昼を過ぎたのでここで昼食とします。ここから先もひたすら登りが続きます。山歩きの足を置きに行く動きと違って、つま先で蹴り出す動きが続くせいか足の後ろ側の筋肉が張ってきます。現存する東山一里塚を過ぎ坂はさらに急になり、茶屋跡にある最後の民家を過ぎると、急登を500mほどで峠につきます。峠の脇に展望台があり、展望台からは諏訪盆地と南八ヶ岳が望めましたが、富士山・南アルプスは雲に隠れて見えませんでした。電車の時間のことが気になり早々に下りはじめますが、これがまたとんでもない急坂をまっすぐ進んでいきます。登山でも急な坂はつづら折りになっているが、この坂は大石あたりまでずっと角度が変わらない急坂で、一気に大腿四頭筋がやられます。
あっという間に坂を下り岡谷市街に出ます。ここで雨が降り出し傘をさして住宅の間の道を進んでいきます。旧渡辺家住宅に寄り道し、砥川の細道を過ぎると諏訪駅前の道との交差点につきます。
次回からはいよいよ和田峠越えです。ここから望月宿あたりまでの攻略方法をじっくり検討し、来年チャレンジするつもりです。それまで冬の間は、近江路を京都方面に向かいます。

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