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登り納めは大和三山めぐり

耳成山・天香久山・畝傍山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (ヤマちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅0800 ⇒ おふさ観音第2P0930

この登山記録の行程

おふさ観音第2P0938 ⇒ 耳成山1006 ⇒ 藤原宮跡1045 ⇒ 天香久山1114 ⇒ 畝傍山1300 ⇒ おふさ観音第2P

コース

総距離
約13.3km
累積標高差
上り約331m
下り約331m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

いろいろあった今年の登り納めは故郷の大和三山にした。
大和三山とは耳成山(140m)、天香久山(152m)、畝傍山(199m)で、そのほぼ中央に藤原京跡がある。
200mに満たない三座だが大和盆地にあるがゆえに、その存在感は際立っている。
最近極めて劣化しだしているので、ぼけ封じの おふさ観音 を最後に参拝することにして、第2駐車場に停めさせてもらってスタート。
先ずは耳成山を目指す。
20分ほど車道を歩き登山口に到着。
登り始めると あっという間に登頂。
この耳成山と畝傍山は死火山だそうで、ゴツゴツとした岩が結構ある。
山頂直下には山口神社があり、登山道というよりは灯篭の設置された参拝道といった方が適切だ。
山頂からはあまり眺望はなく、三等三角点が設置されている。
下山は更にあっという間で、車道を20分歩くと藤原京跡に到着。
ここからは三山と畝傍山越しにダイトレの二上から葛城・金剛が望める。
藤原京跡を中央突破し更に30分ほど歩くと天香久山の登山口に着く。
ここも登山道に入ると直ぐ山頂だ。
ここも山頂からの眺望はあまりないが、少し開けたところから畝傍山が望めた。
この天香久山の見どころは眺望にあらず、山頂にある国常立(くにとこたち)神社と山腹にある伊弉諾(いざなぎ)神社と伊弉冉(いざなみ)神社、さらに麓の天岩戸神社だ。
国生み神話を感じさせるお山で、持統天皇の「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天香久山」はあまりにも有名な句である。
それぞれお参りして最後の畝傍山を目指す。
途中、昔お世話になった近鉄電車を潜って、1時間以上かけて橿原神宮に着く。
畝傍山はこの境内から登る。
宮内では初詣に向けて露店の準備が慌ただしく進められている。
一方で年末年始の賑わいとは反対に、静寂につつまれた境内が印象的だ。
大戦での戦没者慰霊の若桜友苑の奥に登山口がある。
この畝傍山が一番高くて岩も多く傾斜も急だ。
さすがに少し汗ばんだ・・・。
15分ほどで登頂。
比較的広い山頂で三等三角点があり、三山の中では一番眺望がある。
ベンチもあるのでここでカップ麺とおにぎりを食べて下山。
下山後はひたすら車道を歩いて おふさ観音 を参って登り収め終了。
今日は小春日和のような最高の天気で1年を締められた。
三座ともに登山口にはトイレがあり、よく整備された登山道でそれぞれ良いお山だ。
ほぼ車道歩きなのが難点だが、万葉を感じられるいいルートだったと思う。
今年1年の感謝と、来年も健康に登山ができるよう祈念しながらの山行でした。

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装備・携行品

登った山

耳成山

耳成山

140m

天香久山

天香久山

152m

畝傍山

畝傍山

199m

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