行程・コース
天候
スタート時雪、途中から曇り、山頂到達頃には晴れ。
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
牛伏寺砂防ダム(08:07)・・・ブナの木権現(09:39)[休憩 5分]・・・鉢伏山荘(10:39)[休憩 5分]・・・前鉢伏山(11:02)[休憩 5分]・・・鉢伏山(11:40)[休憩 70分]・・・鉢伏山荘(13:06)・・・ブナの木権現(13:46)[休憩 5分]・・・牛伏寺砂防ダム(14:34)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初の雪山です!
元旦に鷹ノ巣山を登った時に、あぁ雪山も行きたいなぁと思い計画しました。入笠山、美ヶ原など比較的簡単な山の中で鉢伏山を選びました。
2月11日、朝7時に牛伏寺の下へ。気温は-5~-2℃、曇りでほんのわずかに雪が降る天候。一応天気予報だと晴れのはずなんだけど…。車は既に10台ほど。
思ったよりは気温が下がらなかったこと、天気予報が晴れであること、そして前日の下見で登山者に話を聞いたら雪は柔らかくアイゼンなくても行けるっちゃ行ける〜という話を聞いていたこと、
以上から、行ってやろうと。
ここまで18回東京近辺で低山やってただけなので、ウェアとかチェンスパとかアイゼンとか色々買い揃えたら7万以上の課金に…。仕方無し!
雪が弱まらないかと7:30スタートを40分ほど遅らせましたが変わらなかったので登り始めました。
尾根伝いはダラダラとした登りですが、トレース後もあるし水分をやや含んだ雪質で登山靴そのままでも歩けます。
ブナの木権現の手前で急登が襲い掛かります。←牛伏寺/鉢伏山→というだけの木の看板通過後です。1250m過ぎたあたりからサラサラの雪になって足が取られるようになってからの急登は、さすがにチェンスパ必要だと思い装着。
ブナの木権現に到着、標準より20分はやいくらい。
さくっとスルーして道路に出たところで一休み。
沢沿いのルートから合流してくる人の方が多く、尾根伝いのルートでは4人抜いただけでした。
道路のトレースをなぞるように足を進めます。
道路に出て開けてからは積雪は40~50cm、トレース部分は10~15cmくらいでしょうか。雪質は柔らかいです。
同行者はチェンスパ無し12本アイゼンでしたが特に装着してません。疲労もあってすこしペースを落とします。
山荘までもながい道のりですが、晴れ間も見えてきて山頂も見渡せるようになります。
山荘の中には数名。
寄る予定は無かったのでスルーして分岐へ。
前鉢伏山に行くかどうか考えてたんですが、天候が良くなってきてたし、予定時間より巻いていたので行くことに。
ほぼ平坦なので疲れはしませんが、こっち側の道はトレースが鉢伏山程でなく、木が覆ったりしていて少し歩きづらい印象でした。
前鉢伏山はちっこい看板と、美ヶ原、松本盆地を見下ろせる場所です。なお雲に包まれ…。
さて鉢伏山にと歩き始めると、ようやく太陽の光が。
ただめちゃくちゃ暑い、暖かい。2000近いと日差しの強さもどぎついですね。
疲労で歩くのが遅くなってきてますが、あと少しあと少しと同行者にも声掛けてがんばって歩きます。
太陽が出たから小屋から出てきた人なのか、ぼくらが前鉢伏山行ってる間に追いついてきた人達なのか、周りに何人かいるような感じ。
そしてとうとう山頂の看板のあるところに!
登山歴7ヶ月ですが雪山初めて登りました!
標準の0.9倍くらいで登れたと思います。最近ランニングとウォーキングをしているからかほとんど疲れはありません。
この頃には雲も無くなり、松本盆地が一望できました。北アルプスはほとんど雲かかってますが常念のあたり?は少しだけ雪化粧した尾根のラインが見えます。
通りがかりの方にぼくと同行者の2人の写真も撮っていただき、鳥居のところでも写真。展望台のあるとこに来てみると、八ヶ岳、富士山、南アルプス、諏訪湖、木曽方面、そして松本盆地北アルプスと全てが見渡せる絶景。
風はほどんどなく、日差しが心地よい暖かさです。
いくつかの候補の中からここにして良かったと思いつつ、朝方の雪から無事登れたことに安堵します。
山頂で食べるカップラーメンは本当にいつも美味しいです。寒いとなおのこと。
のんびり1時間ほど滞在しました。(お湯が中々沸かなくて…笑)
さあエネルギー補給もして下山するのみ、待つのは温泉です。
同行者もここでアイゼンを装着して転がり落ちることなく下山できるよう備えます。
下ってる最中は、葉の落ちた木々の間からいい景色が見えていて、登りの時に雲に包まれて退屈していた道のりも楽しく、歩くペースも上がっていきます。
結局、下りは1時間40分ほどで下山できちゃいました。休憩は5分を1回のみ。
体力もついてきたなぁと実感します。
0.5くらいのペースで降りたけど誰も追い抜かなかったので、みんな沢沿いの方のルートを選んでるんですね…?こっちをピストンするのは珍しいのかも…
難なく下山し、登山口のある駐車場に戻るとほぼ満車。牛伏寺に来ている一般の方々もやはり多いです。
ぼくらはそれより下の河川敷に停めていたのでそこまで歩いて完了。
今回は初めてのことが多かったです。
普段東京山梨神奈川しか行かない公共交通機関マンでしたが初の遠征、初の雪山、初の車運転してアクセス、初のチェンスパアイゼン有り、初の高いウェアなどなど。ちょうどいい感じの難易度でした。
まだまだ3000クラスには体力筋力足りませんし、雪上の動きや遭難訓練など足りない部分ばかりです。
今年はもっとがんばろうと気の引きしまる山行となりました。
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