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底沢山・桂林寺から西入川と白沢川の林道散策  ーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーーーー

底沢山桂林寺(ていたくざんけいりんじ)・白沢川林道 ・白沢峠 ・景信山 ・栃谷坂沢林道 ・滝ノ入沢林道 ・底沢川 ・赤岩山 ・堂所山 ( 関東)

パーティ: 1人 (トマトとケチャップ さん )

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行程・コース

天候

晴れ ・22℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 桂林寺P ・栃谷坂沢林道ゲート

この登山記録の行程

 底沢山桂林寺・駐車場P(白沢川)9:45参拝ーーー白沢川林道の散策ーーー
10:11分岐ーーー10:50終点ーーー分岐ーーー11:12桂林寺Pーーー
栃谷坂沢林道(西入川)ーーー11:21栃谷坂沢林道ゲートーーー
11:24分岐・滝ノ入沢林道ゲートーーー
峰ノ薬師・滝不動の小祠と仏像・上人様の碑ーーー11:45林道終点
12:06滝ノ入沢林道ゲートーーー12:10栃谷坂沢林道ゲートーーー
12:21七ツ淵・美女谷・照手姫・散策12:36ーーー12:45栃谷坂沢林道ゲート

 計 3-00   (休憩を含む。)

コース

総距離
約6.5km
累積標高差
上り約543m
下り約524m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 底沢山桂林寺の底沢山とは?ーーー赤岩山のこと?

 西入川に滝ノ入沢が合流し、さらに美女谷下流でで白沢川が合流して底沢川となる。
底沢川は旧甲州古道の下を流れ、今の赤い吊り橋、弁天橋の下(相模湖ができる前の昔は、小原宿の下、「原下の渡し」という渡し舟があった場所)で相模川に流入する。

 前回は、明王峠から底沢峠(昔の明王峠)と赤岩山を踏んで堂所山へと、さらに白沢峠へと、昔話の雰囲気をかみしめながら歩いてみました。
今回は、そんなことを考えながら、桂林寺と沢沿いの山道一帯を辿ってみました。

 まずは桂林寺へ参拝しながらお話を伺いました。
底沢山桂林寺について、底沢山は土地の名前からとったものとのことです。
ちなみに、「ていたくざん・けいりんじ」ということです。
半増坊大権現(天狗像)・眼病の治療を行ったという湧き水などのお話を伺いました。
ただし、滝ノ入沢の滝不動の小祠と仏像・峰の薬師・上人様の碑などについては不明とのことでした。
紅梅がきれいに咲いていました。

 ということで、まずは白沢川林道をさかのぼってみます。
林道の分岐から尾根を登って稜線に至る作業道。小仏峠につながる下段の長い巻き道(水平道)に合流します。
さらに、白沢林道の終点、白沢川の上流から東側の尾根にはモノレールがあり、稜線・白沢峠までつながっている作業道。

 次に栃谷坂沢林道から滝ノ入沢林道方面へ。
1 まずは、美女谷の地名の由来は、
 美女谷分岐から栃谷坂沢林道を西入川に沿って上流へ歩きます。
西から流れる西入川に、七ツ淵という場所があり、照手姫の伝説がある。 
そこには照手姫が沢の水で髪を洗う木の彫刻像がありました。
「小栗判官と照手姫」で有名な照手姫という美女が出生し場所から、美女谷になったようです。

2 西入川のさらにその上流(ゲートの先)に滝ノ入という場所(滝ノ入沢・林道)が合わさり、滝ノ入沢・林道をさかのぼっていきます。 旅の僧が村のはやり病の平癒を祈って滝ノ入の渓谷で苦行を行ったという。 峰の薬師、滝不動の小祠と仏像がある。 さらに上流には、上人様の碑があったとのことでしたが残念ながら発見には至りませんでした。 それらしい滝などはありましたがーーー。  

3 旅の僧が、滝ノ入の渓谷で苦行を行った後、さらに「明王峠の赤い岩の上」で七日七晩断食祈祷を行って庶民を救ったとのこと。 村の人たちはその僧を「木喰上人」と呼んだという。 今の底沢峠は、昔は明王峠で隣に赤岩山がある。
 
 桂林寺の伝説関係:「津久井歴史ウォーク」著:前川清治
 古刹、底沢山桂林寺、(臨済宗建長寺派)は、白沢川沿いにあり、本尊は阿弥陀如来像、半増坊大権現も、また、村人の目の病を治したという湧き水もあるという。

 今回は景信山から白沢峠、堂所山、赤岩山、底沢峠に至る稜線の南側、桂林寺と底沢の集落を歩きました。
展望もない地味な散策ですが、地元の方々からお話を伺いながら歩きました。
季節外れの温かさで、もう桜かと錯覚するような気候でしたが、またまた寒くなるようです。

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