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毎度の暴風雪ラッセル安達太良山/LEVEL20

安達太良山( 東北)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

朝:晴れ、爆風、途中よりガス、爆風

利用した登山口

奥岳  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 岳温泉に前泊して、翌朝安達太良高原スキー場駐車場に停めた。

この登山記録の行程

奥岳(08:28)・・・勢至平(10:09)[休憩 15分]・・・峰ノ辻(11:52)[休憩 7分]・・・安達太良山(12:34)[休憩 7分]・・・峰ノ辻(13:10)[休憩 3分]・・・勢至平(14:03)[休憩 10分]・・・奥岳(15:11)

コース

総距離
約10.2km
累積標高差
上り約814m
下り約814m
コースタイム
標準4時間45
自己6時間1
倍率1.27

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

本命は西吾妻山だけどついでだから土曜は安達太良山も登ろうよ
麻布台ヒルズの5Fで人間ドックの検診が終わりエレベーターでB1Fに降りて駐車場へ降りるエレベーターを探す数分迷ってP1行きを見つけてB4Fに降りて車に乗り込む1430桜田通り内堀通りで家電屋の脇で彼女を乗せて1445日比谷通りに出て一橋ICから首都高に乗って中央環状線川口線で東北道に入る順調に二本松ICで降りて裏通りにある定食屋に入って1800まだ誰もいない店内の左奥のテーブル席に座る店員のおばさんに彼女は恵定食僕は何食べたらいい?相馬まで買い付けに行ってる海鮮丼がお勧めですじゃあそれでとオーダーする一口の右側には一段高い個室があって何人かの客が入っていく先に出てきてた定食には刺身と天ぷらが付く白身が多くて赤身のない海鮮丼は何種もの魚でとても美味しいけど食べ終わると物足りないコンビニでなにか買えばいいじゃんご馳走さまと会計して店を出る1830須賀川二本松線を街中に進んだコンビニで明日の行動食と朝食を買って逆向きに走り459号線本宮土湯温泉線でホテルに着く1901一台だけ空いている駐車場に停めて荷物を抱えてフロントでチェックインする宿帳を書くと何回かご利用ですか?4回目くらい一回り大きな部屋にしておきましたとエレベーターで3Fに上がって部屋に入るとバストイレ付の10畳の和室でもう布団が敷いてある寝巻に着替えて荷物を片付けて食べたりなかったコンビニサンドイッチとバナナを食べて車に山靴を取りに行ってお風呂に行こうと1Fに降りて別々の風呂に入ると地元客らしい爺さんが3名熱いほうの風呂に入って温まって外に出て偵察すると奥の自炊室にオープントースターやレンジがあって冷凍のコンビニ飯食べられる部屋に戻ると数分して彼女も上がってくる明日は急がなくていいからとダラダラテレビを見て22時半ころには寝たかな
朝はアラームで0640だかに起きる山服を着て僕だけ自炊室に降りて冷食をチンしようとすると電源が入らない自宅のと同じなのにと手こずってようやくチンするけどコンビニの箸がない流しを漁って箸を見つけて寸借して次のをチンしていると遅れて彼女が降りてくるけどまだ出来ていない僕は担担麺彼女はピラフだったか食べ終えて部屋に戻って箸を洗って返しに行って荷物をまとめてチェックアウトして車に乗り込んで出発する0740
中央分離帯のある道路は不便で一旦坂を下って別の道で岳温泉線に出てスキー場に登っていくと爆風が吹き始めて道路も凍結し始めるものの数分でスキー場に着くと0750 4台停まっている車の脇に付けて準備を始める昨日降ってるけどアイゼンとスノーシュー両方持ちたくないのでアイゼンでいいよね彼女のアイゼンを見ていないのでアイゼンは?忘れた!急きょ僕のセミワンタッチを彼女の靴に合わせて調整して履かせてバラクラバを被ってさあ出発しよう0823空は青空で日は差しているものの物凄い風で雪煙があがるなか歩き出す右手のレストハウスの前を通るとトレースが登山道に続いている先頭じゃないねとリフトの右側を登山口に進み変電室のような設備を右に折れて川を渡り斜面を登り始めるノーアイゼンのトレースは旧道に続いていて先行者は2人だろうか樹林帯は風が無くたちまち暑くなって彼女が脱ぐから停まってと声を掛ける0852脱がないの?もう少しで開けるから我慢するよなんて5分足を止めてまた登りだす急登を登り切って勢至平の緩い傾斜に変わると右手で3人のグループが休憩してて最高の天気っすね~とか言ってくるそうですね(笑)見るとチェーンスパイクか上まで登る気ないなもう一人が初心者なんでもうヘロヘロです一人先にいて凄いですよ2人を抜いてしまうとトレースはすっかり薄くなる先の分岐でトレースは左に逸れてくろがね小屋方面には誰も行っていない左は始めてだけどトレース辿るしかないかと左に逸れるとすぐに彼女がお茶タイムを宣言して休憩する1009水筒でコーヒーを淹れてコンビニパンを食べる風が強まってきたのでゴーグルをしたか11分休憩して歩き出すと降雪はないものの地吹雪でトレースは消えかける吹き溜まりで腰あたりまで埋まるので脚を止めて1039彼女を待って4分また歩き出すと前からソロ男性が引返してくるなんだ止めたのかちょっと先まで行きましたけどラッセルで疲れましたここまで来たならもう少しなのにと思ってすれ違うけど見ればポールを持っていないこの雪でバランス取れないじゃんなるほどその先でトレースは途絶えてそこからはフルラッセルに変わりしばらく行くと灌木が無くなって視界が開けガスに包まれた安達太良山や鉄山がうっすらと見え始める灌木が無くなると雪が吹き溜まらなくなって歩きも楽になる篭山の右斜面まで来ると地面は結氷してて岩が露出する一瞬雲が切れて青空が見える篭山を超えて安達太良山への鞍部に差し掛かると盛大に吹き溜まっていて軽く腰以上まで埋まるこれはしんどいなと地面がかなり露出している左に逸れて吹き溜まりを超えて安達太良山の左手に出ると風が一層強まる風速20mくらいか地形が複雑なのか風が巻いていて左から突風が来たかと思うと次の瞬間には右から叩きつけてまた正面に変わる歩幅を小さくして足を浮かせないようにして慎重に歩くと安達太良の左手に出て直角に右に折れて山頂に歩き始めると30mほど後にいた彼女が大声で呼び止めるSOSかと思い急いで彼女に向かって駆けだすと風に取られて足がもつれてもんどりうって転んでしまう1224見ていた彼女に言わせると2回転したらしい転んだ拍子にゴーグルの磁石で固定のレンズが外れて強風で飛んで行ってしまい雪粒が眼球に叩きつけて瞬時に目が開けられなくなる拾ってくるね!と彼女がゴーグルを拾いに行く間僕は目が開けられずにしゃがんでしまうこんなでどうやって下山しようと考えていいると拾えたわと彼女が戻ってきてゴーグルのフレームに合わせるとピッタリとレンズが破損も傷も無く元通りに嵌まるなんとか復旧したのでロスタイム7分気を取り直して山頂に向かう安達太良の山頂は手前に雪が吹き溜まってスロープ状になっていてほとんど岩登りをせずに斜面を登って山頂に上がる1234視界もなくじっと立ってるのも不可能だけど7分留まって写メや動画を撮ってさあ降りようと下りだす強風の割にはスロープを歩いて簡単に下って篭山手前の鞍部を抜けてくろがね小屋への分岐に差し掛かるとスキーを履いたソロ男性がどっちに歩いていったらいいかの風情で立っているかなり距離があったので向こうがこちらに気付くのを待って会釈をしてすれ違う篭山の先はすっかりトレースは消えていてどこから灌木帯に入るのか検討が付かない僕らが深く付けた足跡はさっきのスキーのソロが均してしまってもう見えないなんとか迷いながら灌木帯に入ってピンクテープを見つけてくろがね小屋分岐まで戻ると1403彼女が2度目のお茶タイムを宣言してザックを下ろして1407コンビニパンを食べてスティックコーヒーを飲んで10分休んで歩き出すしばらく歩くとさっきのソロ兄ちゃん以外のトレースが混じっているのに気付く旧道に入ってからはワカンやスノーシューの跡もあるしいつものように旧道をショートカットするようなトレースまである途中で引返した奴が大勢いるのかスキー場が見えるところまで降りてくるとどうもリフトが動いていない今日はスキー場は閉鎖したんだね案の定誰もいないゲレンデを横目に歩いて駐車場に着く1511車は3台しか停まっていなくて僕らが装備を片付けてると1台が帰っていく残りはソロ兄ちゃんかな片付けを終えてGoogleに目的地を裏磐梯に設定して車を発進させる1523岳温泉から上がってくる道に突き当たって左折して本宮土湯温泉線に出て道の駅土湯を通過して土湯バイパスを走る途中地元ナンバーの車がスピンしたのだろうレッカーが救助しているこんな凍結道なのに結構な車とすれ違うスキー場とかあるからね115号を猪苗代方面に降りてお蕎麦でも食べたいけどもうやってないからお昼は抜きでいい?と米沢猪苗代線で裏磐梯剣ヶ峯のコンビニに着く1610凍えながら駐車場から店内に入るとレジャー客で満員明日の行動食を買い込んでやっぱりお腹空いたよねと肉まんを買って車の中で食べてから出発してその先1~2分のペンションに着く
安達太良山は低山だけど冬は毎回のように吹雪いて過酷だけど地形も分かっていて無理しても大したリスクを感じないので二人とも好きな山の一つになっているここ数日は結構な降雪であまり書き込みが無いしなによりくろがね小屋が閉まったので勢至平側の登山客が少なそうに感じていたけどそれでもアイゼン好きの僕らはスノーシューでなくアイゼンで登ろうよととなった案の定強風でトレースが消えまくるので何番目に登ってもフルラッセルになるので山頂まで行った奴はほとんどいなくて二人きりを満喫できるいい登山だったいままではくろがね小屋経由ばっかりだったけど今回初めて篭山ルートを歩いた急登がない分ずっとダラダラ登りで変化はないけどこっちのほうが楽かもね

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装備・携行品

登った山

安達太良山

安達太良山

1,699m

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