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藤原岳

藤原岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (黒菱 さん )

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行程・コース

天候

星空青空いい天気
山頂部は風が強かった。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 表登山道駐車場
深夜は車4台ほど。下山時は満車

この登山記録の行程

Start(03:32)・・・大貝戸登山口(03:32)・・・八合目(05:04)・・・避難小屋(05:46)・・・藤原岳(06:10)・・・避難小屋(06:32)・・・八合目(06:52)・・・大貝戸登山口(07:36)

コース

総距離
約7.4km
累積標高差
上り約1,042m
下り約1,035m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年の初登りは藤原岳となった。
冬はスキーがメインになるので、なかなか登山のタイミングにならなかった。

通勤時に電車の広告で、三重の梅を紹介していて
調べると、いなべ市にある梅林公園の事のようだ。
ちょうどそばには「行きたいリスト」軽便鉄道博物館と貨物鉄道博物館もある。
博物館は日曜日にしか空いていないので、登山は日曜に決定。

土曜は東海地方のスキーに行くとして、日曜は山に登って観光して、家に帰らなければいけない。
そうなると、山頂で日の出が見れる三時半出発となる。

駐車場から見上げると星や月がきれいに見えた。
天気は良さそうだ、てんくらはあまり良くないって言ってたけど、山頂が楽しみ。

ヘッドライトの明かりを頼りに黙々と九十九折を登る
三合目までは鹿の目がキラキラ光っていた。
熊の目に出会いませんように・・・

路面は基本凍っていたが、細かく凸凹してるので、グリップは良い。
斜面は霜柱天国。
道が樋状にくぼんでるところは両側から出てて、不思議な景色だ。白い毛が生えているよう。

暗くていまいち実感はないが、つづら折りで急斜面を登っているようだ。
チラホラ出てた雪が、五、六合目から登山道も覆うようになる。
この調子で雪が増えると、山頂大丈夫かな?

八合目過ぎでは、サラサラの雪がところどころ積もっており、踏みしめても滑る。慎重に。
足跡が無いところを見ると先行者はいないようだ。それはとても不安だ。

振り返ると夜景が綺麗だ。と言って休憩。
月明かりで雪が光ってぼんやりと明るくて幻想的。と言って休憩。

山の上に出ると風が吹くようになる。ものすごく寒く、耳が切れそう。
その分雪が積もらないので、埋まることなく登れた。吹き溜まりはくるぶしぐらいまであった。
その他はバリバリに凍っている。

上の方はなだらかで、青白い丘陵が広がっていた。どれが山頂だ?
藤原小屋からいったん降りてから道が分からないくなったので、山頂と思われる方を目指して登る。
サラサラなところはすべらぬように気をつける。
それ以外は凍っていてザクザクと気持ちの良い音を立てて登れた。

山の向こうに広がる街が美しい。濃尾平野?景色の方面に引き寄せられ道をそれる。
徐々にオレンジが増えてきた。
展望台に先に来てしまった。どこに道があったのだろう…

山頂部は木々が霧氷していて、真っ白。
長時間とどまってると私も凍ってしまいそうなので、とりあえず山頂へ。

ネットで何度も見た山名板。
山名板の向こうは一気に下っており高度感がすごい。その向こうの山々が見渡せ、飛んでいけそうだ。

まだ日の出してなかったが、寒すぎるし、明るくなって景色も見れたので下山する。
ワークマン装備でまぁまぁ耐えられるが、長時間は厳しい。スキーウェアで来ればよかったのかな。

上から見るとうっすら繋がってるのが見える。こんなところに道あったのね。
少し下ったところで、日の出。

泣けるくらい美しい。やっぱり日の出はいいね。
いいもの見れた。

下りのサラサラ雪のところは滑りそうで気をつける。滑ったらスキーな感じで滑ればいいか。
それ以外はたったかたーと。

こういうところはチェーンスパイクなのかもな。
いや、刃が引っかからないのではないかな?持ってきたけど使わなかった。

藤原小屋からの下りはスリップに気をつけながら、こんな景色だったのねと、確認作業。

夜中は月明りでぼんやり光っていた、斜面が今度は朝日が差し込んで黄金色に染まる。
モルゲンロートの中に溶け込んでるわぁ。

街場のそばの山なので、飛び込んでいくように下っていく。

八合目から登ってくる人とすれ違う。どんどん来るけどさすが人気の山。

日が登るにつれ路面の凍結と、霜柱が緩んできた。
これが溶けるとドロドロになりそう。そうなる前に下りきりたい。

その一心で、たったかたーと登山口に帰ってきた。
駐車場は満車で、それでも車がどんどん来ては引き返していった。

今年初登山、とっても良かったぁ。まさかプチ雪山登山になるとは。
今年もこんな感じで山登りしていくんだろうな。死なぬように。

下山後行った梅林公園では、
色とりどりの梅の向こうに白く連なる山々が見えて圧巻だった。

その端に座する藤原岳、あこから来たんだと思うと、なんだか特別な景色に見えた。
いつかセブンマウンテン縦走したいなぁ。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証 医療品 ロールペーパー
携帯トイレ 行動食 チェーンスパイク トレッキングポール GPS機器 ヘルメット

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登った山

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