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金剛山 最難関の妙見谷

金剛山 妙見谷( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (K-TAN さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他:
R705:金剛山登山口駐車場

この登山記録の行程

09:46 駐車場
09:58 妙見谷口
10:18 入渓
11:03 大滝
12:12 崩落地
12:50 遊歩道
12:55 山頂
13:42 文珠尾根
14:14 妙見谷分岐
15:09 妙見谷出合
15:22 駐車場

コース

総距離
約6.7km
累積標高差
上り約791m
下り約789m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ずっと行きたかった金剛最難関ルートの妙見谷
雨上がりで水量が多く攻略出来ないかもと、少し心配したけど、何とかクリアできた。

今日は天気も良く、山肌の新緑がとても綺麗だった。
金剛登山口の駐車場にいれて、妙見谷入り口のゲートまで歩く

立ち入り禁止のゲートを入ってしばらく車道を進むと行き止まり、
よく見ると細い道が続いている、乗り越えるとぐらぐらのハシゴ

足場が滑るので、取りつき難くて苦労する
細い道を登って滝裏に出て、入渓する。

のっけから、難関ルートの洗礼を受け、谷を進んでいく
水量が多く、とにかく岩肌が滑るので危険だ

滝には迂回ルートもあるが、迂回ルートの方が危険な箇所も多々あるので、可能な限り谷を進んでいくことにした。
それはそれで、水没の危険もあるので、なかなか難儀する、概ねハイカットの半分ほど水没しながら遡上する

時には、完全に水没してしまう場所もあって、狭い谷の両岸にポールを突き立て、飛んで乗り越え無ければならないところもあった。

滝に出会う度、攻略ルートを探るのも楽しい。
じっくり眺めたり、目線を変えたりしていると、ルートが見えてくる。

この谷のルートはロープの無い箇所が多いので、迂回ルート含め危険が一杯だ
それが最難関ルートの所以かも知れない

滝が終わると30度越えの急斜面を登って崩落地
崩落地の右の谷に入るとさらに急斜面、おそらく50度ほどもあろうか、もうへとへとになる。

最後は左右に分岐があるが、一刻も早く急斜面が抜け出したいので、左に進んで、千早本道の脇を登って行く

時計台の広場に到着すると、沢山のハイカーが楽しげに昼ご飯を食べていた。

今日の山頂からの景色は、綺麗だ。

昼ご飯を食べて、下山開始。

下りは文珠尾根から妙見谷へ下るルートにしてみた。

妙見谷ルートに分岐してもテーピングはしっかりしていたが、しばらく進むと、道が無くなってしまった。
道が流されてしまっているようだ。うろうろして必死にテーピングを探した。
一旦谷に降りようかと思い、下ってみたが、別の谷だったので引き返し元のルートに戻ると、テーピングを見つけた。

しばらく進むとまたテーピングを見失ってしまったが、丁度妙見谷へ下るポイントだった。
しかし、どう見ても道が無い。あちこち探っては見たものの、道が見つからないので、突っ切ってしまおうと下り始めた。
いくつかの倒木を越えたところで、妙見谷が見えた。
すると、踏み跡もあり、道がはっきり見えてきた。

妙見谷に出合い、ゲートまで200m

六甲のバリエーションに比べると、難易度は低いが、危険は一杯だ
また、登山靴では水との格闘に難儀する。
どちらかというと沢登りと言った方が良いかもしれない。
でも、このルートはとても楽しかった。

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フォトギャラリー:81枚

良い天気

新緑が綺麗だ

妙見谷入り口

昨日までの雨でじゅくじゅく道

どん詰まり、行き止まりかと思ったら、細い道が付いている

ぐらぐらハシゴ到着
足場の岩が滑るので、ほんとぐらぐらで取り付きにくい

大きく迂回する

反対側に回って、滝上に出る

入渓する

左を緩く巻く

倒木

くぐってそのまま進まず、くぐって右に巻く

右にロープがある

よっこらしょ

登り切ると、上にロープが

谷の形状を見ると、相当先まで迂回するようだな
しかし急峻な谷なので、降りるの難儀しそうだ
とりあえず、谷を遡上できるか見てみよう

全然いけそうだ
ところが、水量が多いので、両岸にポールを突き刺し、飛び上がら無ければならないよう所もあるので結構しんどい

さて次は?

右を巻くんだな、でも滑落しそうだ

右巻き中、慎重に

次は谷を進むしか無いか

あれ??、谷の左斜面にトラロープが
右には迂回路あったけど、
左の登り口あったかなあ?

トラロープの先は細い道、ところどころ道欠けてるし、ロープないし・・・こっちの方が危ないねぇ

次は右をよじ登る

上からトラロープが・・・ここも迂回路あったんだなあ

構わず谷を進む

何とかいける

ここも迂回路あるが、滝の右を3歩で登れる

さて、次は

右にロープ

一番大きな滝、攻略ルートは3通り、左、滝中、右だ
一番楽そうな右を選ぶ

右を登ると

さらに滝が・・・・

左の方が登りやすそうだと切替える

滝上から

色んな滝が現れるので、次第にウキウキしてくる

今度は真ん中だな

ここは右で楽ちん

ここは岩が滑るからやばいね。慎重に、慎重に

水量が減ってきた?

いやいやまだまだ大きな滝がある
ここは右をよじ登る

ここは左かな?

ここは右

しばらく遡上する

とにかく岩が滑るので、ここは、迂回するしか無いか・・

左を迂回しようと登って見るが無理なので引き返す。

右を登ってみると、ロープが見つかった

ワイルドだねぇ、取りつく物が何も無いので、滑落しないよう慎重に
体重かけると足下が崩れて行くので、ちょっと怖い

ちょっとびびったので振り返る

また、しばらく遡上する

A5水量が減ってきた

楽に登っていける

谷を遡上する

崩落地が見えてきたけど、斜度30度越えているので、かなりしんどい

左崩落地

右の谷を進む

ロープがあるけど、下に届いていないので役に立ってない

A6水が無くなった

40度越えてる急斜面、ふくらはぎが痛い

登り切ると、左へ

急登を制覇して、山頂広場へ出る

出口は立ち入り禁止

今日の山頂の景色は綺麗だ

平日でも人が多い

PLの塔がくっきり

天気が良いので、こころなし皆陽気だ
今日はテーブルががらがら

さて、下山は文珠尾根から妙見谷へ降りる

妙見谷への分岐を右へ

妙見谷は右

分岐なのか、左右に分岐あるけど、道標ないし、ちょっとうろうろ
左を少し下って、ルートが合っているか確認

テーピング見つけた、ならこっちだな

この木の間を下っていくと、道が無い
ルートは合っているが道が無いので
テーピングを探す

方向は真っ直ぐなんだけどねぇ、道が無いんだよ

こっち降りられそうだ、降りたら妙見谷かな?と途中まで下ったが、間違っているので、元のルートに戻る

あった、テーピング

道も見つけた

ここを降りると妙見谷に出会う筈なんだが、道が無いねえ

どうするかな?と思案したが、距離30m程なので突っ切ることにした。

途中まで下ると道が見えてきた。
妙見谷へ出会う

妙見谷入り口のゲート

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