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2024-04-27 中山道 下諏訪宿-和田宿-長久保宿.gpx

和田峠越え( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (akira さん )

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行程・コース

天候

27日は午前曇り時々晴れ
28日は快晴(夏日)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 下諏訪駅前コインパーキングにマイカーを駐車し出発
帰路はバスで上田駅まで出てしなの鉄道、JRと乗り継いで下諏訪駅に

この登山記録の行程

下諏訪駅(07:29)・・・旧和田峠(11:58)・・・和田峠(12:21)・・・和田宿(15:50入浴食事18:15)・・・宿泊地(19:30-翌6:00)・・・長久保宿(07:54)

コース

総距離
約31.8km
累積標高差
上り約1,094m
下り約1,169m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

いよいよ中山道最大の難所和田峠越え。1泊で越える策を練り、出した答えは長久保宿から中山道を離れ上田に抜けるルート。
1日目
 肌寒さを感じる下諏訪駅から歩き始めます。街道沿いの建物前にはかけ流しの温泉が流れ温泉街の宿場町らしさを感じます。当時は和田峠を越えてきた人の疲れをいやし、これから超える人の鋭気を養っていたのでしょうか。宿場の中心あたりで甲州街道との分岐があり中山道は底を左に折れます。本陣跡を過ぎてしばらく行くと諏訪大社春宮と万治の石仏の案内が出てきます。一般的には秋宮に訪れることが多く、私自身も秋宮は訪れたことがないので中山道から外れて参拝します。万治の石仏は川沿いの谷間にあり、これまで本で見て勝手に壮大なイメージを持っていたが、ひっそりと静かにたたずんでいました。秋宮も春宮のような賑わいは感じず静かな参拝ができました。
 秋宮を過ぎるといよいよ峠に向けての登りが始まります。まずは木落坂の上部へ向けて国道から外れて急な階段を上り、さらに国道を緩やかに登っていきます。標高1000mほどにある棚橋茶屋跡、水戸藩浪人塚を過ぎると坂は急になり30分ほど歩道のない国道歩きになります。GWともあり行きかう車は多くできるだけ道端をつまずかないように歩きます。
国道が左に大きく曲がるカーブの場所から旧中山道は山道に入ります。最初は国道を縫うように進み西餅茶屋跡を過ぎると国道から離れ道幅も狭くなり、これが本当に五街道なの?と疑うような道に変わっていきます。1時間程度かけ山道を進むと上部に稜線が近づき開けた峠に出ます。諏訪の街は見下ろせましたが広重の絵にある木曽駒・御岳・乗鞍は雲に隠れて(雲がなくても乗鞍は見えない気がします)見ることができませんでした。
 ここから10分ほど下り和田峠茶屋により鹿肉キノコうどんを頂きました。様々な種類のキノコが入っておりそれのれの香りが口の中で広がりとても美味くいただきました。峠を過ぎての下りは登りと違い針葉樹とブナが混じる道を緩やかに下っていきます。クマ出没注意がなければ新緑の気持ちのいい道です。東餅茶屋跡、接待茶屋跡を過ぎしばらく行くと国道に出ます。その先で古道は右の階段に取り付きます。階段を上った先は唐沢の一里塚です。両塚現存する貴重な場所です。今回の旅では江戸より48里目から55里目までの8っつの塚をめぐる約28キロの道のりです。すべての塚(塚跡)を見落とさないように意識して進みます。国道沿いにちらほら民家が現れ和田宿に入ります。当時をしのばせる古い建物が残り、山深い宿場まちの風情を感じます。
 和田宿温泉ふれあいの湯で温泉に入り疲れをとり、上田太郎ポークの生姜焼き定食と生ビールで至福のひと時です。ただ、今日の旅はまだ終わりません。夕暮れの中をヘッドランプをつけてさらに進みます。暗闇の谷間に遠くを走る国道の車の音が響きます。国道に出る手前で本日は終了とします。
二日目
昨日とは変わって快晴。肌寒さは感じるものの朝日を浴びながら気持ちのいいひと時。約1時間程で長久保宿到着です。山肌にへばりつくように建物が建つこじんまりしたたずまいです。中山道は宿場の中心で右手に折れ笠取峠に向けて急な登りになります。登り始めてすぐ街道に残る最古の本陣である石合家住宅があり、今回の中仙道歩きはここで終了とします。
 ここからは、下諏訪に戻るためまずは最寄りのバス停がある丸子に向かいます。、新緑と川をまたぐようにこいのぼりが掛かり山里の春を感じ、川添いの道を約7キロ下っていきます。国道から離れ鹿教湯温泉に向かう道の新屋バス停でウォーキングのゴールです。バスで上田駅まで出てしなの鉄道で篠ノ井駅、特急しなので塩尻駅に行き中央線で下諏訪までを、旅の充実感に浸りながら乗り継ぎ合わせて4時間半かけて戻りました。

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