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温海岳(アズマシロカネソウ咲く渓流沿いの道)2024

( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

Start(07:27)・・・・・・Goal(12:06)

コース

総距離
約8.1km
累積標高差
上り約917m
下り約916m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 アズマシロカネソウやコシノコバイモが咲くという温海岳。4月半ばに予定していた山行は、天候が芳しくないために延期したのだが、そうするうちに花の時期が終わりそうになってしまった。ようやく天候と休みの折り合いがついた4月28日。遠路はるばるやってきた。この日は晴天で気温も高く、初夏を思わせるような絶好の登山日和となった。

 温海岳の登山口は、温泉街のはずれにあり、そこから舗装道路を上っていく。右手には水量豊かな沢が流れていて、この地域は水に恵まれた場所だということを感じながら、ほとんど散歩のように車道を歩いていった。
 車道から林道に変わるあたりからさらに進んで、古和清水の先からようやく登山道が現れる。

 登山道というよりも遊歩道のような道がしばらく続く。沢沿いに設けられた道は、なかなかに味わい深く、苔の蒸した木橋を何度も渡って進むと、咲いていた。アズマシロカネソウ。
 花期は過ぎかかっていたが、小さな2色の花びらが可愛らしい、見つけるのは大変だが、一つ見つけると次々に発見できるj。

 渓流沿いの道は爽やかな風が吹き抜け、一ノ滝、二ノ滝を過ぎて、一番大きな三ノ滝に到着。ここからの道は、右側が切り立った坂道となり、足場を確かめながら過ぎると、傾斜の緩い階段が現れた。
 やがて杉林に入り、また雑木林に変わったあたりで林道に出会う。
 林道からブナの森の登山道に右折して、しばらくブナの中を進む。ここは登山道と林道が並行しているようだが、できれば森の中を歩きたいので、ブナの二次林の道を選んだ。

 林道を横切り、杉林をしばらく歩くと見晴らしの良い展望台に出た。あいにく黄砂の影響で日本海は霞んでいたが、開放的な眺めあである。ここから山頂まではあと少し。山頂手前にキクザキイチゲとミヤマカタバミが咲いていた。
 山頂にはたくさんの登山者。駐車場にあった中型バスは、このグループのものだったようだ。
 山頂からは鳥海山と月山が見える。ただ、今日は黄砂の影響でかなり霞んでいた。

 山頂からの下山コースは、登りよりもかなり短く、およそ半分ほどの時間で登山口に下り立った。
 下りの登山道は、杉林の中を進み、スミレサイシンの蜜を吸うギフチョウを写真に収める。杉からブナになると、ブナの森には大きな杉が二本ある。最初が一本杉、次は大杉である。

 ブナからまた杉に変わると、傾斜は緩やかになり、やがて登山口に到着。瀬音が響く車道を数分歩いて出発点に戻った。

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装備・携行品

登った山

温海岳

温海岳

735m

温海嶽

温海嶽

736m

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