行程・コース
天候
【9/6(金)8:00現在の気象状況】
室堂 晴れ 11℃ 微風 視界良好
剱沢野営場 晴れ 12℃ 微風 視界良好
登山口へのアクセス
その他
その他:
剱沢小屋宿泊
東京⇔富山 高速夜行バス 往4,500+復5,500円
富山⇔立山 1,230 円 往復 2,460 円
立山⇔室堂 往復 7,380円
小屋プラン: 大部屋夕食+朝食付き:1 合計金額: 27500円 (立山町ふるさと納税にて9,000円優遇)
下山入浴 780円 (不二越駅 満天の湯)
この登山記録の行程
剱澤小屋(05:31)・・・剣山荘(05:54)・・・一服剱(06:19)・・・前剱(07:18)・・・平蔵のコル(08:13)・・・剱岳(09:03)・・・平蔵のコル(10:22)・・・前剱(11:19)・・・一服剱(12:08)・・・剣山荘(12:42)・・・剱澤小屋(13:08)・・・剱澤小屋(13:12)
剱岳山頂で00:30休憩、渋滞00:45により CT×0.9
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
剱岳別山尾根ルート
同行者がいないため今回このコースをソロ単独で行くかどうか迷いに迷った結果、集めた情報から今回登ってきました
情報収集というとインターネット情報になるのですがYAMARECOで質問に回答してくださった方が、思いのほか的確なアドバイスでインターネットの重要性を感じました(感謝)
富山県山岳警備隊に電話をするも、結局は一般道であり登山者次第ということ
登山の記録というより自分が感じたことをそのまま書きますので他責として気分ちよく感じない場合もありますがご容赦ください。(この記録の剱岳とはベストシーズンに登る別山尾根ルートを指し、早月、北方稜線、雪渓からのルートではありません)
①「国内最難関ルート」の呼び声には疑問
グレーデリングリストは技術ランクEであり長い時間緊張を強いられるのは確かであるが、数年前の山と高原では中級。クライミングと違いグレードの分類されてはおらず最難関と位置付けるSNSの表現には疑問
「目もくらむような高い崖」「落ちたら〇〇」という表現は、個人差はあるものの足場やステップしっかりしており、経験者にとって高度感も少ないと思われる
危険ということでは前剱ザレ場下りの長く急斜面で事故記録が多く、剣岳に限らず立山一帯に共通するものと思います
②SNSは注意
SNSで数多くの詳細な登山情報を入手できるでしょう。ただ、他の登山者にとって正しい情報とは限りません
例として、参考に読んだブログが初心者なのに剱岳に登った記録。雨の中レインウエアを着て登った記事が参考になるのか疑問
鎖場を紹介する動画では人間の視野と異なるレンズで撮影したり、情報の目的がそもそも違うのではと思いました
③どのような登山者がいるのだろうか
・剱岳仲間を募るSNSコミユニティあり、同行はしないがトークだけということで参加した。そこでは主催者の認識基準の甘さ、Web降水確率で実施判定、メンバーの素性不明、登山計画書に沿った打ち合わせではなくお風呂セットのみ通知など。現地集合は悪天候によるため顔合わせできず、強硬実施で翌日めいめい単独登山をした様子
・アジア(韓国)系の若年グループ)で全員ハイキングシューズ、興味深いのですぐ後ろを追従
・アジア人系が山頂に集団化していた。台湾人グループがビールで祝杯
・報道のあった19歳の女性が事故を起こした事例に触れ、原因として短パンによる服装を指摘する話す高年者グループ
・若い男性でプラティパスを背負っただけのソロ登山者
・登るのが遅くガレ場休憩をせざるをえなかったり、復路で出会うもまだ登り途中の女性
・ビニールごみが目立つとともにマスクもポイ捨て
・登山者がとにかく多い、ソロも他のエリアと比較して、少ないとは言えない
④渋滞の要因とされるツアー客とは
・小屋に到着するとまっさきに剣人Tシャツ購入に群がる
・ハーネスは正しく装着できない(ツアーの安全責任上ハーネスは必須)
・危険個所でも終始会話に夢中、渋滞発生に気づかない。鎖場の渋滞により炎天下で待機、たまりかねた登山者が往路を下る
・夜明け前にフル装備で出発
⑤感想
・登山道としてよく整備されている。標識を見落とさないことが最重要となりゆっくり歩く必要あり。CTは早めないこと
・前剱の下りガレ場はルート外れをしやすい
・タテバイ:落石のリスクは少なく間は詰められる。最後のツメでもアジア系山女子の尻下で英語で声かけられるほど
(1人前の同行者は見守っていただけ)
・ヨコバイ:両手を鎖で掴み。赤ペンキのステップに足がそろえば高度感もなく自由に動ける
・鉄のブリッジ:突風が吹かない限り滑らず安定感がある、高度感もない
・鎖場:SNSでは鎖に頼らないコメントが多いが、補助にしろ積極的に利用すべき
・持ち物は身軽に:紫外線対策でサングラス必須。夜明け後はヘッデンは持って行かなかった
・小屋は5時から朝食だが、ゆっくり5:30出発で問題ない。8時間かけて歩くぐらいの余裕が必要
・ハーネス、ヘルメット等安全対策はケルンの広場でよいと思う
⑥結論、剱岳は「TDL Tsurugi Danger Land」
どこかに似ている雰囲気があるなと思えば、TDLと同じ
どういう点が似ているのかは、各自でお考え下さい
ソロは小屋の隣床者もそうであったし、頂上で写真の声がけをすると名乗りがあります
フォトギャラリー:28枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | タオル | グローブ | サングラス |
| 地図 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
| 医療品 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 | 安全環付きカラビナ | スリング |
| ヘルメット | |||||
| 【その他】
小屋のメモより ・雨具 ・防寒具(ダウン、フリース) ・携帯電話 ・水(1.5~2.0リットル) ・ヘッドライト ・食料 カラビナ:エーデルリッド HMSストライクFG、 ロックテリクス HMSミディスクリュー (巨大カラビナは不要) ハーネス:ブルーアイス HR02 スリング:べアール ダイナループ120 とにかく使わない |
|||||
































