静岡 VOL.30

日帰り

毛無山（関東）

2024.09.14（土）

パーティ： 1人 (たかじゅんさん )

たかじゅんさん

行程・コース

天候

快晴、至軽風

登山口へのアクセス

マイカー
その他：中央道の「河口湖ＩＣ」を出て、国道１３９号線を右の「富士河口湖」方面に向かいます。「河口湖」「西湖」「精進湖Ｊの南側をひたすら西に進み、「本栖湖」からは南下します。「富士本栖湖リゾート」を過ぎると左手に約７０台駐車可能な道の駅「朝霧高原」があります。「河口湖ＩＣ」から約２６ｋｍ・４５分です。

この登山記録の行程

道の駅「朝霧高原」(04:55)・・・県境バス停(05:30)・・・東海自然歩道「端足峠」分岐(06:20）・・・端足峠(06:55)・・・「雨ヶ岳」山頂(08:35)・・・「高デッキ」山頂(09:25)・・・「大見岳」山頂(10:15)・・・「毛無山」山頂(10:25)[軽食 15分]・・・「毛無山」三角点(11:00)・・・南アルプス展望台／登山道分岐(11:10)・・・毛無山五合目(12:00)・・・不動の滝見晴台(11:35)・・・麓登山口(13:10)・・・道の駅「朝霧高原」(14:05)

コース

総距離: 約18.2km

累積標高差: 上り約1,572m; 下り約1,572m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

このルートは２年半前に右回りで雪山を縦走しましたが、今回は稜線までの登山道を考え
「端足峠」経由の左回りで縦走しました。「麓」から右回りで登ると、岩場が続く急登ですが
「端足峠」から登るとひたすら直線的な急登です。「麓」へ下ると危険な岩場の連続ですが
「端足峠」へ下るとブレーキの効かない滑り台となります。なので「雨ヶ岳」から「端足峠」へ
下るのは、白露の季節では急斜面でのスリップが考えられます。
道の駅「朝霧高原」からスタートして、国道１３９号線を約３０分歩き「県境バス停」から左の
「東海自然歩道」に入ります。この周辺の「東海自然歩道」は国道を横切る事もあり、歩く
人が少ないようで、あまり整備はされていません。「端足峠」への分岐から右へと入山して
登山開始です。「端足峠」は人気の「竜ヶ岳」への通過峠ですが、ほとんどの方は北側の
「本栖湖」から登るので、南側のこのルートは秋だというのに落枝とゴロタ石で状態は悪い
です。大きくジグザグな登山道を足を痛めないようにじっくり登っていきます。「端足峠」
からは左に登り、天子山塊の主稜線を南下していきます。久々に来たらすごい笹薮なので
驚きました。「雨ヶ岳」に取り付きますが、昨晩に雨が降ったようで笹の藪漕ぎでズボンは
びしょ濡れです。さらに、ひたすらの直登・急登で息が上がります。高度が上がるとブナの
巨木が現れ始めます。しかし笹薮の急登は「雨ヶ岳」山頂まで続きます。少し広い山頂は
ダケカンバに囲まれていて、正面にはバリバリの「富士山」です。「雨ヶ岳」から天子山塊の
縦走開始です。主稜線を軽く下って大きく登り返す繰り返しで高度を上げて行くルートです。
快晴で気持ちの良い稜線を南に進みます。しかし「高デッキ」山頂に着くころには、朝露が
ガスとなって上がってきて「富士山」を隠し始めました。再び下って大きく登り返すころには
次の「大見岳」はガスで見えなくなりました。ガスに突入して主稜線を登っていくと、なんと
ガスが抜け始めて、「大見岳」では再び青空となりましたが、この山頂は樹林帯の中です。
「大見岳」から「毛無山」まではほんの数分のお散歩です。天子山塊の最高峰「毛無山」は
山頂標が小さく展望もないので、気づかない人が多いです。軽食後、「毛無山三角点」に
向かいますが、実は三角点までの短い15分の区間が、今回の山旅の大展望の稜線です。
ラッキーなことに、ちょうどガスも抜けて、浮浪雲が浮かんで、「駿河湾」まで見渡せました。
一等三角点のある場所に天子山塊の最高峰である「毛無山」の立派な山頂標があります。
下山は「南アルプス展望台」から東の「麓」に下ります。かなり危険な岩場の急勾配が続く
ので注意が必要ですが、慎重に下れば一気に高度が下がります。「麓」からは往路と同じ
「東海自然歩道」を歩きますが、きっと誰も歩いていない様で、雑草の藪漕ぎで帰りました。

フォトギャラリー：56枚

装備・携行品

シャツ	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴	バックパック
スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル	帽子
グローブ	地図	コンパス	腕時計	カメラ	ナイフ
修理用具	ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品	虫除け
熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー	携帯トイレ	非常食	行動食	トレッキングポール
GPS機器	ライター