行程・コース
天候
小雨降ったり止んだり
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
十石堀親水公園駐車場
「十石堀親水公園」でナビで出てきませんでした。十石トンネルのすぐ北に大北渓谷の案内板があり、そこを入って直ぐ左に曲がって150mほどで公園駐車場です。
この登山記録の行程
スタート地点NE-46(09:21)・・・日棚分水工(09:41)・・・瀧ノ沢水門NE-47(9:50)・・・渡河ポイント(10:10)・・・車道出会NE-48(10:20)・・・加露沢水門(10:36)・・・横川大橋(10:54)・・・横川発電所(11:02)・・・県道グリーンふるさとライン交差点(11:06)・・・小山ダム(11:22)・・・県道グリーンふるさとライン交差点(11:50)・・・大北渓谷茨城百景の碑(12:30)・・・やそ沢(12:43)・・・石岡第一発電所(12:51)・・・石岡第二発電所(13:11)・・・十石堀親水公園(13:18)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
北茨城市にある世界かんがい施設遺産の十石堀から、高萩市にある茨城県では最大の小山ダムを巡り、大北渓谷を通って戻るコース。
目的は、11月に参加するトレランに向けてのトレーニングと、もう一つは・・・
十石堀親水公園からスタート。
十石堀は、江戸時代初期に地元農民が村長の沼田主計を中心に開削した用水路。
十石堀に沿って遊歩道が整備されています。
トレラント思って、ポールを持ってこなかったら、いきなり蜘蛛の巣の洗礼。落ちていた枝を拾って蜘蛛の巣を払いながら進みます。
用水路にしては結構な急流で、滝にしか見えないところも。
日棚分水工という所を過ぎると道がコンクリートになったと思ったら、暗渠でした。
ここからしばらく、急傾斜地をトラバースする様に水路があるので、普通の水路では崩れてしまうのでしょう。
もしかしたら、元々樋を通していたのかも知れません。
途中橋になっている所もあります。
瀧ノ沢水門までが公園として整備されており、その先は廃林道といった感の藪道になります。
子供の頭ぐらいの石がごろごろしていて、藪で見えず、踏んで転びそうになりました。
この道は砂防堤に突き当たって行き止まりになり、対岸に渡河します。
渡ると、きちんと砂利を敷いた今も使用されている林道になり、車道に突き当たります。
ここまでは、常陸国ロングトレイルのコースにもなっていて、トレイルコースは左折して一度海岸まで下ってから登り直すルートになっています。
堀は車道下をくぐってさらに続きますが、歩ける道は無いので、右折してしばらく行くと、十石堀源流入り口の看板か有ります。
ここから取水口の加露沢水門までは、きちんと道が整備されています。
車道に戻って、進むと橋がいくつかあるのですが、いずれも銘板が無くなっていました。今はやりの金属泥棒の仕業でしょうか。
広域農道グリーンふるさとラインに合流して、横川発電所を過ぎると、じきに小山ダムの雄姿が見えてきます。
堤高65mの県内最大のダムで、用水供給が主な目的のようです。
実は下流に、横川発電所を含めて3つの水力発電所が有るのですが、いずれも水路式でダムから水を引いていません。
ダムがあったら水量が無くなるのではと思いますが、横川発電所はダムのはるか上流から導水していて、放水した直ぐ下流で次の発電所の取水をしており、うまいこと水をリレーして使っています。
ダムの上は歩いて渡ることができ、放水口の上まで行ってみました。
さて、もう一つの目的とは、ダムカレーを食すことだったのですが、なんと物産所が休み。県のHPでは、土日祝日営業となっていたのに。3連休だぞ。こんなところが茨城県が魅力度ランキング最下位となる理由か。ということで、携行食のカロリー○○で昼食を済ませました。
ここから、県道北茨城大子線を大北渓谷に沿って下ります。
所々車がすれ違えない狭い道です。
渓谷というだけあって、水音はドウドウとと轟いています。
道路から渓流までは10m以上高低差があるので、木の間から見下ろす感じです。
一応茨城百景ということで石碑がありました。
ずっと下ると、国の重要文化財の石岡第一発電所が有ります。
レトロな建物は、映画のロケなどにも使われています。
ここを過ぎると、河原が石ゴロゴロから草ボウボウになって渓谷も終わりという感じになります。
石岡第二発電所を過ぎて右に折れると、十石堀親水公園に戻ります。
後から考えたら、江戸時代から現代までの利水の施設を巡る社会科見学ツアーの様なルートでした。





















