行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
安達太良山ロープウェイの駐車場。
第一は土日祝日 有料
その手前から無料エリア。
この登山記録の行程
Start(06:16)・・・奥岳(06:26)・・・勢至平(08:15)・・・くろがね小屋(08:56)・・・峰ノ辻(09:50)・・・牛ノ背(10:26)・・・安達太良山(10:55)・・・仙女平分岐(11:56)・・・展望台(12:43)・・・奥岳(14:31)・・・Goal(14:39)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
三連休は嫁が「いい加減みんな出ていって」というので、子供を連れて出かけなければいけなくなった。
だけど、行くところがない。なので山に行くことにした。
なかなか山に行ってくれない子供と山に登るチャンス。天気予報も行楽日和の3日間と言ってる。よしゃ、3日とも登ってやる。
登りたくない抵抗する子どもたちに「山登ったらゲーム買ってあげるよ」と懐柔する。
さて、どこに登るか。こういうの日のために登らず取っておいた安達太良山、磐梯山、あと一つは…
東北行くなら八甲田山登っちゃうか?
一日目、安達太良山
二日目、八甲田山
三日目、磐梯山に決定。
久しぶりの旅にテンション上がる息子、いつもは行きたがらないが、山に登るとゲーム買ってもらえるとしぶしぶついてくる娘
さて、どうなる事やら。
ゲームを買う資金を浮かすために高速は使わない。国道4号で福島、登山口の駐車場に到着。
早く着いて、まだ暗いので、すかさず仮眠。
この旅は、睡眠時間を削っての車での移動時間が多いので睡眠が成功の鍵だ。
周りがバタバタしだすと、我々も準備開始だ。
フロントガラスには快晴の空と、朝焼けに輝く山が見える。これは楽しそうだ。
朝は着替えも大変なので、着させて寝させたからスムーズに進められた。
それでもグズグズ言ってるので、「ゲーム要らないの?」の魔法。
登山口はスキー場で、温泉施設や中腹(というほど登れないが)まで上がるゴンドラがある登山基地となっている
振り返ると、郡山方面に雲海が広がっていて、いくつかの山が浮かんでいる。
すでにいい景色、これからの山旅がワクワクしてくる。
登山口標柱のそばにはゴンドラ乗り場。
ゴンドラで上がるのは一般的なようで、乗り場にはすでに何人かの人がいた。
まだ動かないはずだが、臨時で出るのかな?
けちな我と、そのお供は、登山道へ。
馬車道という名の林道が勢至平先まで続いているので、なだらかで広い道だけど登山してる気がしない。
まぁ、天気もいいし、山登り好きじゃない子どもたちにはちょうどいいのかも。
路が単調なので飽きてしまうのだが、そんな時には、娘プレゼンツの謎の動画ミレポラサンゴ!
回りの迷惑にならぬよう、人のいないときに「ぽこぽこぽこ・・・ふぅ~!」でテンションアップ
ちなみに馬車道を縫うように旧道があるが、ドロドロ荒れていて歩きづらそう。
勢至平に上がる頃にはかなり暑くなって、すでに子供はバテ気味。
ちょうどよい岩場でおにぎりタイム。
まっすぐな砂利道とその向こうに壁のようにそそり立つ峰、えー、あれ登るの?の声。
勢至平からくろがね小屋まではぬかるみの多い道。
ぬかるみに落ちぬよう足場を移動するのが子供には楽しいようで、硫黄の臭いしてきたなーってうちにくろがね小屋に到着、
小屋後ろの谷は地獄地形になっていて、硫黄のいい香りがする。
この匂いを嗅ぐと旅してるなあーと感じる。
ここから本格的な上りが始まる。
木々が覆いかぶさる丸岩の急な上りを越えると地獄地形そばの露地、振り返ると景色が広がっている。
まだまだ雲海が広がってて、下には街とかがないんじゃないかと思うほど。
さあ、まだまだ登りがんばろう。
登山道に水が流れていて、靴が濡れる濡れる。
濡れないように歩こうとすると、余計疲れてしまう。
その後はザレた斜面。落石させぬように声かけながら登る。
ここを越えると、緩やかに峰を巻いていく。
ゴンドラ、早朝組が降りてきて混み始める。
子どもたちも譲ったり譲られたりで、思い通りに登れずイライラしてるよう。
正面に山頂部が見えたら峰の辻。
ここでおにぎり休憩。娘はかなり不機嫌。山頂でワガママモードになると面倒だなぁ。
景色は雲海が消えて、麓の町が見渡せた。
しっかり休んだら馬の背方面へ。
最短で登ってもよかったが、土塊の峰に登ってる人たち楽しそうなんだもん。
矢筈森の岩峰を横目に這い上がると、その向こうに白い谷が飛び込んできた。異世界感が半端ない。
息子もうわぁ~すげーと感嘆の声を上げていた。
娘は、まだ登ってきていない。
景色は見ないか見てもふーんだろうな。
ここから山頂まで天空の異世界散歩道が続く。
土塊の小峰に息子はテンション上がって、ロッキーやってるし。
「ゲーム買えー!」ってね…
安達太良山は別名の通り、山頂部はちょぼっと飛び出ている。
御胸好きにはたどり着かねばならない場所であり、この山を登りたいと思った理由でもある。
山頂部は梯子や鎖がついていて一方通行になっている。最後にアドベンチャーさせてくれるね
しかし、ここへ来て娘がぐずりメータの限界を突破、山頂部登りたくない!と言い出す。
面倒なのでほっといたら渋々登ってきたけど。
そもそも山登りたくない人には、ここまで来たとか関係ないんだな…
娘の気分がこれ以上悪化しないうちに記念写真撮。景色見る暇なく(見たけど目に入らなかった)下りる。
まぁ、これ以上悪化するようなら山に捨てて帰らないといけなくなるし。
ふくらみの前にも山頂標柱あるのでこれは息子とだけ。
撮ったらさっさと下山開始。
こちらのルートは一本道の登山道らしいルートで、下界を眺めながら下れて、人が少なけれは楽しいと思う。
細い道にゴンドラでどんどん運ばれてくる人人人。
ところどころすれ違い渋滞があって思うように進めない。
遅い時間になれば登ってくる人減るかと思ってたけど、手軽に登れるからか、下れば下るほど人の密度が濃くなる。
加えて道がヌタ場化してくるのでさらに歩きづらい。息子は滑るし、ストレスの溜まる道だった。
我々もその一人だが、時期とコースは考えないといけないな。
ゴンドラのおかげでたくさんの人が登ってくるのだが、中にはん?って人もいる。
ドレス着てサンダルの外国の方。これは娘曰くヨーロッパは山岳民族だから当たり前なんじゃないかと。なるほど。
また、ふらっとやってきた装備の家族連れ。おばあちゃん大丈夫かな??
後はこれはどの山にもいらっしゃったのだけど、ワンちゃん連れてる人。犬を連れて良いのか論争はさておき、他の人への配慮(娘は犬アレルギー)や、犬のケア、犬の気持ちは考えてるのかな?と思う。(これは子連れの私にも同じことが言えるが。)ずーっと抱っこして歩いてたら危ないし、意味ないのではないかと思った。
そんなことしか考えられないくらい、列に連なり、すれ違いでお礼言いまくり、ヌタ場をくぐり抜け木道道まで降りてきた。
気疲れかやたら疲れたので、ロープウェイで降ろうか悩む。でも、ここまで来てロープウェイはなぁ・・・
薬師岳広場で今降りてきた御胸を眺めながら休んでいたら、息子が元気になって下山路に降りていった。
始めは乾いた道だったが、五葉松平からは、ドロドロ地獄。デレツンか!。
段差のあるところは息子をサポート、ヌタ場はルートを指示。休むに休めないきつい下りだった。
やっぱりロープウェイで楽すればよかったぁ
こんな気持ちが下がってる時には、謎の動画ミレポラサンゴ!
回りの迷惑にならぬよう、人のいないときに「ぽこぽこぽこ・・・ふぅ~!」
子どもがケガしないように緊張感いっぱいの道を抜けるとススキ原のスキー場。
ゴールが見えているので気持ちも上がって来た。
登りの時に歩いた道と合流。林道だったけどこんなに急な坂だっけ?
疲れた足にこのくだりは微妙に堪える。
降りてくるとたくさんの人の賑わい。靴洗い場でドロドロの靴を洗い流す。初めて使ったけど、便利
子どもの靴は防水ないので浸水しまくりだが、車に戻ればサンダルにすればいいし。思いっきり濡れてもらおう。
・・・娘のサンダルだけ忘れてしまった。麓で買わないとな。
ともあれ無事下山することができた。子供連れコースだと甘く見てたけどとても疲れた。
麓の岳温泉で汗を流そう。
久々の硫黄の匂い漂うアツアツの温泉。最高だ。旅してる感じするわぁ
さっぱりしたら、郡山市内のダイソーで娘のサンダルを購入。
後部座席を振り返ると二人とも爆睡。こりゃしばらく夕飯できないな。
次なる八甲田に向けてしばらく北上。宮城に入って子供が起きたころに夕飯。
山で散々食べたいと言っていた丸源ラーメン。家のそばにもあるけどうまいから良し。
道の駅 三本木 やまなみで仮眠をとって、下道で八甲田山へ
絶対人気だから早めに登山口近くの駐車場に着きたい。
酸ヶ湯の駐車場には深夜到着。満天の星空。こりゃ明日の登山、期待できそうだ。
わくわくして仮眠をとった。










































