行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
高山インターチェンジから約1時間半ほどで、乗鞍観光センターの駐車場に着きますが、平湯温泉へ向かう国道158号線は、ほとんど雪が残っており、冬タイヤは必須です。特に平湯トンネル付近は急勾配な上に雪が多く、怖かったです。なお、駐車場には長野県にはよく見られる暖房の効いたトイレがあります。
この登山記録の行程
Start(08:15)・・・・・・Goal(13:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今日は雪山ハイキングに、夫婦で乗鞍高原へ行ってきました。高山インターチェンジから安房トンネルへ向かう国道158号線を走り始めた時点で、すでに雪の洗礼を受けることに。奥飛騨のあたりは、道路に厚く雪が残り、圧雪状態でツルツル滑り、冬タイヤがなければ立ち往生してしまいそうでした。特に平湯トンネル付近は雪の量が尋常じゃなく、そのうえ急勾配が続くため、正直、怖さで手に汗を握る場面もありました。
なんとか駐車場に到着すると、乗鞍岳の美しい姿が目に飛び込んできて、苦労した甲斐があったと感じました。気温は-5℃ほど。幸いにも風は穏やかで、日差しが雪面をキラキラと照らしてくれました。12本爪のアイゼンにワカンを装着して出発。雪の量は想像以上で、登山中もずっとギアを付けたままの状態が続きました。それでも、平均気温は-0.1℃ほどで、歩いていると体が程よく温まり、快適な雪山歩きが楽しめました。
ハイキングコースでは、氷瀑や凍った池、新雪の上をふわふわと歩く感覚が心地よく、まさに冬ならではの贅沢な時間でした。中でも圧巻だったのは善五郎の滝の氷瀑。秋には幅広く流れ落ちていた滝が完全に凍りつき、その姿はまるで別世界。ゴツゴツした氷に、つららが混じり、畏怖と美しさが入り混じる光景に言葉を失いました。そんな氷瀑に、なんと登っている人もいて、その勇気に驚かされました。
ただ、乗鞍観光センターのバス停から始まるトレイルコースでは、善五郎の滝への案内看板を見つけるのが一苦労。人が少ないためか、トレースが見つけにくく、慎重に歩く必要がありました。それでも、善五郎の滝付近ではトレースがはっきりしており、進むにつれて場所によってはしっかりとした踏み跡が残っているところもありました。しかし、あざみ池から白樺の小径にかけては全くトレースがなく、GPSマップを頼りに進む場面も。
このコースは多くの人が歩くわけではなく、新雪がすぐにトレースを消してしまうのでしょう。それでも、ワカンを付けていれば踏み抜きも少なく、静寂の中、純白の世界を歩く心地よさを存分に味わえました。
ハイキングの締めくくりには、近くの日帰り温泉「湯けむり館」へ。冷えた体を温かな湯が包み込み、疲れた足もすっかり癒されました。自然の美しさと静けさ、そして心地よい疲労感。夫婦で過ごす冬の思い出として、またいつかこの雪山を訪れたいと感じた一日でした。
フォトギャラリー:47枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| コンパス | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 医療品 | 携帯トイレ |
| 行動食 | GPS機器 | アウターウェア | オーバーグローブ | アイゼン | ワカン |














































