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目標905、を通り過ぎて1016m!

鳥海山中腹( 東北)

パーティ: 1人 (murozo さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 通行止めの場所に車を止めてそこから歩きました。ただ、その先も(この日は)除雪はされていて結果的には中島台の駐車場のあたりまで除雪が入っていたようです。そこまで車で入り込んでいる人もいたようでした。

この登山記録の行程

Start(08:28)・・・獅子ヶ鼻湿原(10:00)・・・905ピーク(11:30)・・・905ピーク(11:30)・・・1016m付近(12:17)・・・あがりこ大王(13:35)・・・燭台ブナ(13:41)・・・中島台駐車場付近車道(14:04)・・・Goal(14:58)

コース

総距離
約18.8km
累積標高差
上り約842m
下り約841m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は朝こそ曇っていたものの、久しぶりにすっきりと晴れの予報。鳥海山千蛇谷にある905mピークを目指して歩くことにしました。
まずはスタート地点へ。中島台へ続く道の通行止め箇所から歩くことにしました。その先の様子を見るに、通行止めの柵をちょっと動かせばそれなりに先まで車で入れる確信はあったのですが、一応ルール通りで!ちなみに他の車は見ませんでした。

ほぼ雪がなく、二車線とも綺麗に除雪された道をスノーシュー片手にテンポよく歩き、途中から林の中へ入って鳥越川沿いへ。
雪が締まっていたので最初は雪靴のまま歩いていましたが、途中から足がズボズボするようになってきたところからスノーシューを履きました。
途中堰のある所から鳥海山山頂方向が見えましたが、山頂は遥か向こう。結構な距離を歩くことになりそうだなー(予め地図を見て気づいてはいたのですが、、、)と思いながら先へと進みました。

最初は杉林でしたが、獅子ヶ鼻湿原が近づくとブナが主体の森へと変わりました。天気も良く、雪面に落ちる影もまた楽しい。出つぼのあたりから斜面を登り、緩い斜面のブナ林を黙々と登っていきました。鳥越川、そしてその向こうの稲倉岳の急斜面を右手に見えるようになると尾根も細くなってきて、ところどころでちょっと急な斜面も。
標高750mぐらいのところからは木々に霧氷がついていて、太陽に照らされてキラキラと輝いていました。それは綺麗だったのですが、その日差しで溶け始めた霧氷が氷の塊のまま、降ってきて、これが当たるとちょっと痛かったです。
この辺りから急にスキーの滑走跡が見られるようになりました。今日のものではないかもしれませんが、おそらくは中島台へ下るもの?ということは中島台まで除雪されていたりする?そんなことを思いながら、折角付いている滑走跡を利用して尾根筋をどんどん登っていくと、正面に鳥海山が現れました!そしてそこから続く森は霧氷がついていて白い姿。美しい!と思いつつ、もう少し登って目標地点の905mのピークにつきました。ただ、この場所は眺望はあまりありませんでした。時間もまだ余裕があったので、もう少し上へと登ることにしました。

さらに先へと登っていくと木々の密度が下がり、右手の稲倉岳の斜面(というより壁面)の荒々しい姿が迫ってきました。日差しで陰影ができて凄い迫力。そして左手には鳥海山山頂。そしてその二つをつなぐように外輪山の尾根線。振り返れば遥か遠くに日本海。今しか見られないような素晴らしい景色!あっちこっちキョロキョロしてしまいました。
最終的に1016mのところまで登って満足。これぐらいのタイミングでスキーヤー一人とすれ違いました。今日会ったのはこの人だけ。

帰りは中島台経由にすることにしました。途中から下る方向で言えば、右手方向へ進路を変え、赤川沿いの方向へ。下りは流石に歩幅も広がってテンポよく歩けますね。
途中滝があるので、上から見えないかな?と思ったのですが、斜面がキツく無理は禁物と断念。川沿いにどんどん下っていって、あがりこ大王に到着。まだ雪に埋もれているのでちょっと迫力不足?ここでも向こうに鳥海山。この辺からスキーの滑走跡に加えて大量のスノーシューの踏み跡も。もしかしたら、週末とかにスノーシューのツアーとかがあったのかもしれません。
さらに下ってすぐに燭台になっていない燭台ブナ。赤川を渡る橋は雪が積もっていましたが、端のところの雪が落としてあって、たくさんの人が往来した跡があったので、そこを使って橋で川を渡り、適当に歩いて車道へ。中島台のあたりもやはり除雪は入っていて、最後は除雪でできた1.5mぐらいの段差を飛び降りました。

あとは車道をひたすら歩いて帰りました。

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ここから見ると鳥海山はまだまだ先。頑張ろう!

獅子ヶ鼻湿原のあたりからはブナ林が続きました。

この辺りからは木々に霧氷がついて輝いていました。

稲倉岳の壁面。太陽で輝いて迫力でした。

この日の最高到達点。鳥海山が少し遠そうに見えるかもしれませんが、ここからは鳥海山から千蛇谷、七五三掛、イナクラだけと続くパノラマが楽しめました。

ずっと遠くに日本海。こうして見ると鳥海山は海まで続いているのが実感できます。

中島台まで下ってきてあがりこ大王。大王の間から鳥海山が見えています。

燭台ブナ。といっても燭台部分がまだ雪の中なのでブナの木が3本並んでいるようにしか見えないですね。。。

赤川を渡る橋。何人もの人が渡った後があったので、利用させてもらいました。

ここから車道を歩いて帰りました。除雪が入っていたため、結構な高さを飛び降りなくてはなりませんでした。

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装備・携行品

シャツ Tシャツ ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 バックパック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス 帽子 グローブ 着替え カメラ
健康保険証 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器
スノーシュー カラビナ

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