行程・コース
この登山記録の行程
孫太尾根登山口(06:53)・・・丸山(07:55)[休憩 30分]・・・孫太尾根登山口(09:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年末、三重大学福田先生の講義で9月から藤原岳孫太尾根が丸山から石灰岩採石により通行止めになったことを知った。
丸山の通行止めの確認と、時期は少し経ったがミスミソウなどの花が見れるかも....と。
7時前に孫太尾根駐車場に着くと、一番乗りのよう。杉林を過ぎ自然林に入ると椿の花がチラホラ。今まであまり気にしていなかったが、初代天皇の神武天皇を祀った社殿が在ったようで石碑が建っている。
木々の間から、竜ヶ岳が見えてきたころ薄紫に鮮やかに咲いたミツバツツジが現れる。石灰岩の岩場が現れると、左側に竜ヶ岳北面がはっきり見え上部にはまだ雪が残っているようだ。
登るにつれ、シキミや馬酔木の花も現れる。登山道横に、小さな白い花が十個近く集まったコショウノキの花も。このコショウキ、実が胡椒のように辛いとか⁉
丸山への最後の急登の取付きに、カタクリの花が一輪だけ咲いている。最後の石灰岩の岩場を登って行くと、スミレの花、オモトの赤い実、ネコノメソウが目に入ってくる。
この急登、以前登山愛好の有志の方たちが整備を進めてきたところだが、丸山から通行止めになりその活動を無視されたようで残念だ。
石灰岩の岩場を登り終えたところが丸山だ。昨年3月中旬に孫太尾根を登った時、この丸山にたくさんのセツブンソウが咲いていたが、地面を探してみてもセツブンソウの花は終わっているようだ。藤原岳に続く登山道には、通行止めの看板とロープが張ってある。ここで、足元に十分注意をしながら、周囲を探してみる。
小さな白い花が二三輪、ミスミソウ(後で調べると同じ仲間のケスハマソウかも⁉)が!そして、一輪だけ見つけたセツブンソウ!さらにこの花は初めて、ミノコバイモ(後で調べました)!小さなオニシバリの木にも小さな花がついている。
何とか丸山で、いくつかの花を愛でることが出来たが、この時期、この孫太尾根の丸山から上部には貴重な花が咲き、私たちを楽しませてくれていた。今後これらの花を楽しむことが出来なくなったことは、実に残念だ。三重大の福田先生の話では、今日見た花たち以外にも孫太尾根でしか見られない三重県指定の貴重な植物もあるとか。石灰岩採石の犠牲にならないことを祈るのみだ。
今日は実に天気が良い。早く我が家に帰れたので家内や娘や孫と近くの桜を見に行くと、丁度満開の桜のトンネルを歩くことが出来た。
フォトギャラリー:25枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
| サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
| 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
























