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少女峰(十七夜岳)-海賊から逃れた悲恋の少女が岩峰の名に-

( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (Nao23 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: [公共交通機関]
 フリー河内橋バス停(古座川町ふるさとバス)・・・登山口まで徒歩15分
 古座駅(JR紀勢本線)・・・登山口まで徒歩40分
[マイカー]
 河内神社前駐車場

この登山記録の行程

13:27河内神社前駐車場~13:35登山口~13:46ため池堤体上~14:00第2ピーク14:03~14:17少女峰ピーク14:19~14:34ため池堤体上~14:43登山口~14:50駐車場

コース

総距離
約2.6km
累積標高差
上り約346m
下り約346m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

古座川周辺は一枚岩や虫喰岩など奇岩・巨岩が多く、登山対象の岩峰は嶽ノ森が知られている。
これらより下流に位置する少女峰も岩峰である。山名は、修行僧に恋していた少女おふじが海賊から逃れ頂上から古座川に身投げしたこと、が由来になっている。なお別名の十七夜岳・十七ヶ嶽はおふじの年齢を表している。
川からそびえる岩峰は魅力的だが、登山口はもちろん登山道の案内・印はほぼ無いため、踏み跡を辿るバリ登山になる。
登山口すぐから中腹のため池まではモノラック(モノレール)に沿って進む。その後は人工林と天然林(二次林)の境界を登れば第2ピーク近くの尾根分岐にでる。
第2ピークからは少女峰のピークや熊野灘(太平洋)、おふじが恋した修行僧の住む重畳山を眺めることができる。尾根分岐から少女峰ピーク方向すぐのみやや深いシダがある。少しでもシダの薄い場所・短い区間を探り抜けると、展望に長けるものの足元がすくむ少女峰ピークにでる。復路は往路を戻る。

〇アドバイス
復路の道迷いを防ぐため、往路では地形ほかの特徴を把握しながら歩きたい。
最適登山時期は厳冬期、気温の低い午前中が最適と思われる。この日は寒いにも関わらず多数のダニが付着。
紀伊半島南部のシダ藪では活動が低下するものの厳冬期でもダニが付着することも、タイツなどで対応したい。
〇問い合わせ先
古座川町地域振興課TEL 0735-67-7901
古座川町観光協会TEL 0735-70-1275
〇ふるさと情報
最寄りの日帰り湯は少女峰すぐ下の南紀月の瀬温泉ぼたん荘(700円、13:00~19:00、2024年11月に再開)。古座川の一枚岩や本州最南端・潮岬も訪れたい。
〇2万5000分ノ1地形図 古座

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フォトギャラリー:19枚

【登山前】月野瀬リバーサイド駐車場(トイレあり)から少女峰、左に第2ピーク。
2000年代は正面の谷を鞍部に登れたが、木々の生長で現在は厳しそう

河内神社前駐車場からスタート。
登山口近くは牛舎があり重機やトラックが通るため、路肩駐車は控えたい

牛舎対面の黒い(ポンプ)小屋が登山口。
フードとゲイター(+ズボン下のタイツ)はダニ対策

登山口すぐからため池まではモノラック(モノレール)沿いに進む。
印は無いが林業者の踏み跡が弱くある

ため池。現在は使われていないが、古座川水面より高い田んぼの灌漑への苦労が偲ばれる

尾根にむけて人工林と天然林の境目(さいめ、際目)斜面を進む

第2ピークから少女峰

第2ピークから熊野灘(太平洋)

第2ピークから重畳山(かさねやま)、少女おふじが恋した修行僧が住んだ山。
ちなみに、少女峰ピークからは海と重畳山は見えない

尾根上分岐から少女峰へ、分岐すぐ少女峰側は尾根直上よりやや川側がシダ薄い。
やや深い場所は、長さ数mなので意を決して突っ込む

すぐに快適な尾根、ダニチェックして進む。
この辺りから少女峰ピークには荒くテープ印あり

少女峰ピークでは足がすくむ高度感。
ぐるり動画撮影していたが、見ている方が怖い

上流方向には月野瀬集落

直下には月野瀬リバーサイド駐車場(1枚目写真)。
上段奥は那智の山々かな

モチツツジ

行きに記憶しておいた倒木(中左)で左方向へ(シダ濃い部分が最短)

ため池の堤体は石積。
復路は、堤体上のモノラック終点からそれに沿って下る

乳牛の牧場牛舎横の町道で戻る

【登山後】効果は聞いてたが、仲間が持ってきた粘着シートクリーナー(通称:コロコロ)を試してみた。
タオルでズボンをはたいた後でこの成果・・・、こりゃスゴイとすぐ購入しました

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