• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

曇りのち晴れ

登山口へのアクセス

その他
その他: レンタカーで神社の駐車場まで移動。すぐそこが入山口

この登山記録の行程

天照教社(09:00)・・・大渕林道出合い(12:00)

コース

総距離
約2.4km
累積標高差
上り約209m
下り約0m
コースタイム
標準3時間
自己3時間
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

昨日は、連休を利用してプチ遠征のお山歩きに出かけてきました。静岡県は富士宮市、富士山に到る古道です。そのパート2ということで歩いてきました。中腹の神社からコンティニュー⇒スタートし、西臼塚横の林道までの区間です。本当はもっと上まで行くつもりでしたが、予定変更のあれこれは後述します。

前回は海べりの田子の浦をスタートし、ひたすら街中を歩いて麓の神社とその先の神社まで行ったので今回はそこからコンティニュー。自宅からの距離的に前泊必至なのはいいのですが、問題が2点ありまして。。。
・駐車場所
・GWにクルマが空いているか
という点。

駐車場所については、色々近辺を検索するもののいい結果が出ません。が、前回上の神社に到達したときに3台程度近くにクルマが停まっていたのをチラ見していて、そこに停めてもいいのかな?と仮に決めておきました。もしダメそうなら適当に林道脇に停めるか、位に心づもりをすることに^^;

そこまで決まってようやくクルマの問題へ。カーシェア民なので店舗の開店時間に縛られないのはいいですね。前回下山した先の駅で探したんですがやはり連休、予約で一杯。が、幸いずっと手前の駅近に軽バンで1台、一日中空いている車両を発見!すぐさま7:00-20:00で確保しました。

そして最後の検討事項は、前泊場所。前回の駅は周りが暗すぎてちょっと遠慮したいレベル。もちょっと街中をということで検索したらいい場所で2店舗ヒット。クルマのところに翌7時までに着く算段もついたので、これでようやく計画の下ごしらえが完了しました(^o^;

そして土曜の夜に自宅を出発。いつもの通り新宿から小田急で小田原、そこから東海道線で入り。まだまだ乗客でにぎわっている時間でした。

駅チカのネットカフェも空席あって助かりました。このとき23時。出発予定の5時過ぎまでいても1800円と素敵な安さ。しかもいまの時代にあって会員登録不要というのがまたいい。
因みにこの駅近辺は引き続きラブライブ推しが強いw

さて、翌朝の5時半頃になって退店。駅の近くには早くからやっている食事処がないのでコンビニで朝食を買って駅のホームへ。6:00丁度の浜松行に。
目指すは5駅先の富士駅。新富士駅は新幹線用駅で徒歩で20分ほど離れています。
電車、東田子の浦駅あたりだと愛鷹山塊がよく見えます^^

6:20に富士駅到着です。ここから南の新富士駅へ。
ここは身延線や岳南電車も入ってるターミナル駅。前回富士宮駅から帰った時もここの駅で乗り換えしましたー。
のんびりと住宅街を縫うように進み、6:45にパーキング到着です。予約時間の15分前から利用できるので早速エンジンスタート☆
カーナビに目的地の神社をセットしていざ出発!事前にグーグル先生に質問したところ1時間ちょっとあれば大丈夫そう。因みに、登山用のウェアや靴はザックにしまって昨晩から普段着で移動してます。ストレスも少なく快適で、行き帰りのクルマも普段履きの靴なので楽チンです。

運転中、景色の移り変わりは前回歩いた時と同じような感じで段々開けた景色が出てきます。

また、運転しながら、この日の行程について色々思案していました。
今回の行程は、後半戦として5合目まで近づけたらいいなと漠然と考えていました。どの地図にもコースタイムは載っていないので、前回のペースと経過時間を参考にみても可能ではあるだろうと推測しました。またそれに間に合うように今回のカーシェアの乗り始める時間も設定しています。

が、今回の計画を練るよりも前から頭にずっと残っているのが、前回の読図でボロボロだったという事実。今回、設定したゴールに到達することを第一義にすれば当然カラーテープ任せになってロクに読み込めないことは確実。それで果たして満足出来るのか?と。

それで頭の片隅には「もうゴールなんて投げ捨てて読図に全振り、それで時間切れになったところまでで引き返し」という欲求がちらついていました。
そんなことを悶々と考えているうちにクルマはすっかり山道に入り、延々と登り勾配を進みます。
そのうちに、あんな苦い思いはやだと、最終的に読図優先で移動距離は問わないことに心を決めました。

クルマで進む途中、一度右に分岐して少し進んだところがスタート地点の神社。着いてよく見るとちゃんとした駐車スペースが設けられていました(前回しっかり見ておけば悩む必要もなかったですがw) すでに3台止まっていました。

車内で登山用の衣類に着替え、また行程も切り替えたためのんびり準備します。私のほかには年配の登山者がひとり。その方はグループメンバーの合流を待って西臼塚へ向かうとのこと。
なんとなく人がいるだけで心強く思えます。

8時に駐車場について、9時に山行スタート!少し曇り気味だったので陽が高くなるのを待って動き出しました。スタートから抜かりなく地形図を手に持って、景色と見比べを始めます。
また今回、気持ちのダレに精度を左右されないようひとつ具体的な動きを決めてそれを守るようにしました。歩幅を1足分に固定しました。これで不必要にペースが上がるのを自動で防ぎます。元々時間たっぷりにやるつもりだったこともありますが、行動面からコントロールすると「もう行っちゃったからここで考えるのは省こう」という悪い癖を抑えることにかなり効果がありました。
実際、地形を確認するために一旦ルートを外れるということも、めんどくさいという気持ちを抑えて行動に移すまでしっかりその場に立ち止まることができました。長年の悩みに一定の形が見えてきた格好です。

それに続いて感じたのは、今回のように読図最優先にしたい場合は、もう計画段階から登頂を設定しないことが肝要だなと。下手に登頂が頭に残っているとそれに引きずられるのは、過去の失敗を振り返ってみてことごとく当てはまるので。
そのへんのことは一度整理してnoteにまとめて保存したいと思います。

…話がそれまくってしまったので本筋に戻ります^^;
ゆっくりゆっくり、歩くペースと思考のペースが噛み合っていることを感じながら進みます。のっぺりとした地形のわずかな起伏を捉え、じっくり照合しながら進みます。立っていて起伏が見えづらかったらその場にしゃがんで見てみます。
また当たり前ではありますが…洗掘は地形図には現れないので、実際の風景もそこが埋まっている形をイメージして見る必要がありますね^^;
そして…頑なに洗掘には入らないこともだいじでしたwあれに入ったら地形全く読めなくなりますね^^;

そしてわずかな土手のような変化も拾っていきます...もともと材料に乏しいのでこーゆーのも見逃せません。

スタートから1時間経過し、最初の車道に飛び出しました。飛び出すタイミングも予測したとおりだったので、すなわち見立てが合っていたことの証左としたいと思います^^
1時間程度と短いですが、コレだけでも今日来て良かったと心から思えました☆

スタートからここまでで水平距離で500m ほど。そしてかけた時間は1時間。亀足ですが、頭と目がフル稼働してて最高に楽しいです。

どんどん進みます。その先すぐのところに、山麓山の村というキャンプエリア?があるようです。地図作成者の方いわくもう廃業らしいですが。
ところが一向にそれらしい風景は見えず、やがて進路が切り替わるポイントまで来ました。

通り過ぎたのか?まだ着いてないのか?
ここでまた立ち止まって長考です

そういえば、と思い出したのが直前に埋もれかかった、かつて均されていたであろう道をまたいできたこと。その左側には人工的な広場があり、したがってここがもう山の村だと理解されました。
するともう位置はだいたい把握ができて、それをもとにまた周囲を見ると地形図と合致する箇所が多々見つかりました。
したがっていまの急な進路変更も予定通りのものと判明。

そして、その先で馬頭観音様が。確か参考にした地図のチェックポイントになっていたので確認してみます…が、ちょっと不思議なことが。

地図広げてみると、私の見立てから大きく外れていました...直線距離にして500mほど追っかけが遅れている格好です。ただ、歩いてきた距離が感覚的に、そのポイントまで到達しているとはどうにも考えづらい状況でした。

どっちが正しいのか…?また立ち止まります。しかしここで思い出したのが、前回の分でも地図が間違っていたことがあったので、ここは一つ自分の見立てを信じて進んでみることにしました。かなり悩みましたが、地図の案内がコレまでの流れ的にどうにも腑に落ちませんでした。
ちなみにですがGPSアプリも用意はしていたんですが、なにせ性能がよろしくなく、開いてみても全く位置情報が受信できませんでした^^;

なので見立ての正否判断は、今後の予測に賭けることにします。すなわちいま地形図で見ているポイントが正しければ、次林道に飛び出すタイミングも予測通りになりますが、もし参考地図の方がが正しければ予測よりももっと早くに飛び出します。

そして行動再開し、参考地図でいう馬頭観音様のポイントに到達し、何もないことを確認してさらに進むと真正面に富士山が枝の隙間からチラリ。

そしてほぼ12時、そろそろ林道だなと睨んでいたところ...そのものズバリのタイミングで砂利道が見えました!
結果としては自身の見立てのほうが正しかったことが判明しました。わかりにくい地形の中、そのうえ地図の記載間違いにも気づけて感無量です。
(T▽T)

ここでなんと上の方から、若い三人組がマウンテンバイクで駆け下っていきました
Σ(゚Д゚)
そーゆーフィールドとして知られているんでしょうか?
とりまお昼ごはん食べます。

たべながらここからどうするか検討します。地図で見ると区切りによさそうなポイントがこの先少なくなっているのと、ここに来るまでにあたまも大分使いました。なので強いて続けても漫然としそうなので、今回はここで戻ることにしました(^o^)

予定の行程の1/3程度ですが全く後悔ありません。

帰りはもうピンクリボンを辿るだけなのでサクサクと1時間くらいで帰還しました。トータルで4時間ほど。最高に濃密な時間を過ごせました(^^)
多分GWの渋滞も始まっていると思うので、返却の駐車場にはちょうどいい時間になるかなと思います。

帰る前にちょっと寄り道しました。今回折り返した林道が、地図では途中で途切れているんですが、この林道記載時期からいままでの間に延伸が進んていれば、大きな駐車場から入ってショートカットできそうなので、その駐車場へ回ってみました。

晴れですっかり日も高くなって、お出かけの人で賑わっていました(^^)

その林道、入口見つけました☆これで次回の再スタートがしやすくなります♪
ところでここから見る富士山めちゃくちゃ迫力ありました。
ドーーーン!

さて帰りの運転は市街地に差し掛かったら案の定渋滞に。途中で迂回路に入りのんびり走って、最終的に15時ちょっと過ぎに新富士駅まで戻ってこられましたー。
あとはのんびり富士駅まで帰還です。運転前に普段着に着替えていたのであとに疲れが残るのもさほどではなかったです。

今回は当初の予定を変更しての山行でしたが、そのおかげで濃密な楽しい時間となりました。ずっとやりたいと思っていたことに限りなく近づけた感触があります。
今後もこういう山行がしたいです(^^)

今回はこんな感じです。

続きを読む

フォトギャラリー:24枚

富士駅到着♪

入山口

こんな感じにGO

微妙な傾斜も読図の材料にします

微妙過ぎる...でもへこたれるわけにはいかないのだ...

巨樹

馬頭観音様

正面に富士山

林道出合い

林道出合い

コケの森

戻ってきました

富士山ドーーン!

この駐車場

林道入り口

帰りの東海道線の車窓から

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ソフトシェル・ウインドシェル フリース ダウン・化繊綿ウェア
ロングパンツ サポートタイツ 靴下 レインウェア 登山靴 水筒・テルモス
ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 医療品 熊鈴・ベアスプレー 行動食 GPS機器

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登山計画を立てる