行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道の駅 なら歴史芸術文化村に車を停め、石上神宮方向に歩き、南下する方向で山の辺の道を景行天皇陵まで歩き、復路は国道169号、県道51号で道の駅に戻る。
この登山記録の行程
Start(08:29)・・・石上神宮(08:50)・・・内山永久寺跡(09:08)・・・夜都伎神社(09:34)・・・崇神天皇陵(11:01)・・・景行天皇陵(11:17)・・・柳本(11:48)・・・Goal(12:31)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年秋に龍王山登山で天理の「山の辺の道」の存在を知り、古墳・古刹を訪ねるトレッキングが面白そうと考え、熊野古道中辺路のトレッキングの帰りに紀伊田辺から奈良まで移動して、天理の山の辺の道を桜井の大神神社まで歩く計画。天候に恵まれた3月12日と14日の2日間で三輪山登山も含めてトレッキングを行った。道の駅「なら歴史芸術文化村」に車を停め、トレッキングの準備を済ませて8時30分に出発する。車道を西に進み、10分ほどで山の辺の道に入る。最初のポイントは石上神宮。途中歌碑を見つける。ガイドマップによると古今和歌集の僧正遍昭のもので、ここからは神宮の外苑、朝の空気が気持ち良い場所。しばらく進むと、鶏と思われる大きな鳴き声が聞こえてくる。檻から外に出ていた鶏が気持ち良さそうに神社の境内を歩き回っている。元気な鶏の姿を写真に収め、拝殿で参拝して山の辺の道を南下して景行天皇陵まで歩き出す。内山永久寺跡付近では松尾芭蕉の歌碑を見つけ、さらに続々と歌を刻んだ石碑が現れる。熊野古道の大雲取・小雲取越よりも多く、歴史を感じさせる。観光農園の蜜柑の木々を抜け、東乗鞍古墳を通り過ぎると、次の古刹・夜都伎神社。時間は9時32分、歩き始めて1時間経過。夜都伎神社の由来が書かれた案内板の隣にも歌碑があり、この夜都伎神社の赤い鳥居を歌っている。ここから15分ほど進むと竹之内環濠集落の案内があり、トイレの向こうにこの濠の一部が残っている。集落を過ぎると前方(南側)に一面の菜の花が広がる場所が現れる。山の辺の道からは金剛山・大和葛城山を背景に、美しい風景を作り出している。菜の花畑を通り過ぎると次は西山塚古墳の案内板、その内容通り付近の池の周りが前方後円の形に見える。ここからちょっと進むと萱生環濠集落の案内があるが、その先の衾田陵の方が興味があったので先を進み、衾田陵入口から陵を探す。何処が陵なのか分からなかったので、山の辺の道に戻りGoogleで検索して、その姿を確認する。衾田陵全体は小高い丘で想像よりも大きなものだった。五社神社・念佛寺と古刹を通り、大和神社御旅所を過ぎたところにポケットパークと呼ばれる休憩場所があり、今日のトレッキングも半ばとなったので休憩を取り、コーヒーと菓子パンを食べながら長閑な雰囲気を楽しむ。休憩後、地図を確認すると、前回の龍王山登山の登口の長岳寺が近い。見覚えのある十字路と石標、長岳寺案内を眺め、山門をくぐり境内をちょっと歩くが中には入らず山の辺の道に戻る。すぐ近くの天理市のトレイルセンターでちょっと休憩を取り、崇神天皇陵の東側を歩き、同様に巨大な景行天皇陵を目指す。景行天皇陵も東側を歩き、ほぼ1周回って西側にある陵の正面に向かい写真を撮る。これで今日の山の辺の道トレッキングは完了、国道169号線を北に向かい駐車場のあるなら歴史芸術文化村まで戻る。途中、伊射奈岐神社を参拝して、12時30分に駐車場に戻る。山の辺の道は熊野古道に比べると自然の中のトレッキングの要素は少ないが、古刹・古墳やこの道を通った古の歌人の足跡を感じる事が出来る古代ロマンの好きな人にはとても面白いコース。次は景行天皇陵から三輪山経由で大神神社まで歩こう。
フォトギャラリー:44枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
| GPS機器 | ライター |











































