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寸又峡ハイキング

寸又峡( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (MORO さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

小雨→雷雨→一時曇り→雨

登山口へのアクセス

バス
その他: 事前に“井川寸又峡周遊きっぷ”を購入しておいた。今回の旅での最強のアイテムになった。乗客3名を乗せた千頭駅前からの寸又峡線の中型バスは、奥泉で閑蔵線と分かれると山奥に入って行く。今までで経験が無い様な凄まじい山奥である。大型バスは到底走行できない狭く、急カーブ連続の山岳路で、道路の谷側は杉の木立がなければ数100m下まで真っ逆さまの断崖絶壁である。11:00前に新金谷を出て、大井川鐡道と町営バス2台を乗り継いで、寸又峡温泉まで2時間半の、非常に時間の掛かる道程であった。

この登山記録の行程

寸又峡温泉(バス停)13:52・・・温泉街上端(カモシカのモニュメント)13:53・・・林道入口ゲート13:56・・・公衆トイレ(天子の香和家)14:07・・・トンネル14:08~14:11・・・“夢の吊り橋”に下る三叉路14:12・・・“夢の吊り橋”右岸14:19(雨宿り20分)・・・“夢の吊り橋”左岸14:46・・・木こり橋14:47・・・くろう坂14:54・・・やれやれどころ14:55・・・林道三叉路14:56・・・寸又峡渓谷尾崎坂展望台14:58~15:03・・・飛龍橋15:10~15:13・・・“夢の吊り橋”展望所15:24~15:25・・・林道入口ゲート15:44

コース

総距離
約4.7km
累積標高差
上り約306m
下り約306m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

寸又峡温泉入口(バス停)で町営バスを降車して寸又峡温泉街の坂を上って行く。温泉街の上端の渓流に架かる橋を渡ると、大井川の支川 寸又川の谷に沿った舗装された林道に入る。渓流の橋から100m程進むとゲートがあった。「寸又峡観光美化募金」として500円/人が徴収されている。尤もな金額・徴収である。この先一般車は通行できない。今回、寸又峡温泉→夢の吊り橋→寸又峡渓谷尾崎坂展望台→飛龍橋→寸又峡温泉宿泊先 で廻った。今にも泣きだしそうな空の下、観光客は皆無に等しかった。ほぼ平坦で、比較的広く奇麗に舗装された、途中に奇麗な公衆トイレまである林道を、ゲートから1km強、15分程歩くと“夢の吊り橋”に下る坂道があった。平日の曇/雨天で観光客皆無の状態にも拘らず、「本日の吊橋は一方通行です」の表示が出ているのが妙である。林道から標高差60m程下った大間ダム湖に掛かるスパン長90m程の吊橋である。同時利用人数が10人までに制限されているので、結構待ち時間があることを覚悟しなければならない、と思っていたが、観光客はほぼ皆無であった。吊橋に下る階段の途中で雷鳴と共に土砂降りの雨になった。吊橋の袂の木陰で雨宿りをしているとカップルが下りて来て、躊躇しつつも雨の中で写真を撮りながら橋を渡って行った。対岸を登って行くのかと見ていると、戻って来た。「一方通行」の表示があるものの、観光客が少ない場合は、殆どの観光客が折り返しているようである。10分程すると雨が止んだ。“夢の吊り橋”独占である。幅50cm程の踏板上を歩いて行くが、結構揺れて少々怖く、楽しい。エメラルドグリーンの湖水が奇麗であるが、それ以上に雨上がりの靄が掛った湖面や周囲の谷間の景観が素晴らしかった。少しずつ靄は消えていき、5分間程、橋上からの景色を堪能させてもらった。夢の吊り橋を渡った先、途中に“木こり橋”“くろう坂”“やれやれどころ“がある急階段を標高差80m程上ると林道に出る。300段の非常にきつい階段であった。林道を100m程奥に進むと展望台があった。展望台の一画には大昔森林鉄道で使用されていたディーゼル機関車が展示され、公衆トイレも整備されている。直ぐ下に大間湖、夢の吊り橋があるはずであるが、茂った樹木で殆ど見えなかった。折り返し点の良くできた休憩所である。尾崎坂展望台から少し歩くと、また本降りの雨になった。尾崎坂展望台から500m、10分程歩くと木の間に渓谷に架かる橋が見えてきた。“飛龍橋”である。大昔は木材を運搬する森林鉄道が走っていた上路式アーチ型トラス橋で、紅葉の名所であるそうだ。真新しいかのように、奇麗な状態で維持されている。橋上から河床までは100m程もあるが、覗き込んでもそれ程高さを感じなかった。雲が低いと周囲の山並みも観えず残念である。ほぼ平坦な林道を10数分歩くと夢の吊り橋への下り坂で、更に15分程歩くとゲートに戻り着いた。ゲート→夢の吊り橋→寸又峡渓谷尾崎坂展望台→飛龍橋→ゲートで、歩行距離:4.4km、所要:2時間弱、要所要所では雨を回避できた上々の観光であった。

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