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盛夏近づく後立山(25.7.12-13)

白馬岳、白馬鑓ヶ岳、不帰ノ嶮、唐松岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (道遙か さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ、夜間は強風、2日目:晴れ、日本海側は強風

利用した登山口

猿倉   八方池山荘  

登山口へのアクセス

バス
その他: 白馬八方~猿倉(予約制バス、2000円)

この登山記録の行程

【1日目】
猿倉(06:42)・・・白馬尻(07:35)・・・葱平・・・村営頂上宿舎(11:13)[休憩 15分]・・・白馬山荘(11:42)・・・白馬岳(11:58)[休憩 4分]・・・白馬山荘(12:11)・・・村営頂上宿舎(12:20)[休憩 30分]・・・杓子岳分岐・・・鑓ヶ岳(14:34)[休憩 8分]・・・鑓温泉分岐(14:58)・・・天狗平(15:22)

【2日目】
天狗平(04:50)・・・天狗ノ頭(05:08)・・・不帰キレット(06:04)[休憩 3分]・・・二峰北峰(07:14)[休憩 8分]・・・唐松岳(08:14)[休憩 40分]・・・唐松岳頂上山荘(09:06)[休憩 3分]・・・丸山(09:47)・・・第三ケルン(10:43)[休憩 13分]・・・八方池山荘(11:26)

コース

総距離
約21.4km
累積標高差
上り約3,048m
下り約2,442m
コースタイム
標準17時間15
自己13時間12
倍率0.77

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

4年ぶりの白馬大雪渓と不帰ノ嶮。

林道崩落のため猿倉荘手前1.2km付近から歩き始め。白馬尻を過ぎ、標高1,600mあたりで雪渓取り付き。爪多め推奨とのことだったので12本爪アイゼンとストックで快適に登るが、登りは6本爪でも問題なさそう。下部はガス、標高を上げるにつれて快晴も、吹き抜ける風は冷たくメリノの長袖が快適。

葱平でいったんアイゼンを外し、疲れる急登ポイントを過ぎ、小雪渓のトラバースで念のためアイゼン再装着。この日はかなり幅広く雪切りされていたのでツボでも行けそうだった。その後、夏道を登って最後の雪渓は短距離なのでツボで通過し、これぞアルプスと言う圏谷のお花畑ゾーンへ。頂上山荘は見えてからが遠いが、花を見ながら登れる至福の時間。小屋手前では雪渓の冷たい水で喉を潤す。

思いの外早く稜線に出られたので、白馬岳をピストンしてから、旭岳の真ん前でラクサヌードルのランチ。16時までに天狗山荘着を目標に先へ進む。アップダウンはあるが、随所で広大なお花畑が広がり、特にウルップソウは終わりかけだが圧巻の大群生。杓子の巻き道にはコマクサの大群落。白馬鑓ヶ岳にゆっくり登り返せば、天狗山荘や後立山南部が視界に入る。山荘までは1時間弱。

テントを張り、夕陽を見てから就寝すると、未明に強風で目が覚める。テントが大きくたわみ、ペグダウンし直すが無意味、自分と荷物を重しに何とか飛ばされない状況。明るくなってから撤収、山荘には有り難いことに自炊部屋があるので人心地ついて態勢を整え、予定より遅れて出発。

尾根も強風だが、オレンジの朝陽で身体の強張りと夜の不安が融けていく。不帰キレットの核心部は天狗の大下り、ざれとがれに時折鎖場。昨年遭難があった場所だろうか、登山道に新しい赤❌印が沢山。最低鞍部の先はクリーンな岩場、テントを背負っての岩登りが久しぶりで若干苦しみつつ、二峰北峰へ。あとは体力勝負で唐松岳まで。

夏の唐松岳山頂も久々、剱を正面にフィルターコーヒーとお饅頭で長めの休憩。名残惜しいが腰を上げ、八方尾根を下って灼熱の下界に戻った。

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装備・携行品

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登った山

白馬岳

白馬岳

2,932m

鑓ヶ岳

鑓ヶ岳

2,903m

唐松岳

唐松岳

2,696m

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