行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
四日市を朝6時に出発。中央高速で工事渋滞がありことのほか時間がかかった。
蓼科山の7合目登山口からしばらく進むと道幅が狭くなったところもあり、落石が道路に落ちている所などは注意が必要だ。
この登山記録の行程
大河原峠(10:03)・・・前掛山(11:23)・・・蓼科山荘(11:39)[休憩 6分]・・・蓼科山(12:20~13:16)・・・蓼科山荘(13:39)[休憩 13分]・・・大河原峠(14:54)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年も記録的な暑さが続いており、この暑さの中涼しい所から登れる手ごろな山をとのリクエストに、仲間から距離はあるけど「蓼科山」は2,000m位から登れるよ....と。日本百名山でもあり、いつもの爺ちゃん3人で「蓼科山」を目指す。
7合目登山口と大河原峠からのコースのどちらから登るか迷ったが、7合目登山口は車を止めるスペースが見つからないほど登山者が多い。登山口の標高も高い大河原峠へ車を進める。
大河原峠も車がいっぱい、でも何台か駐車できるスペースがある。
2,100mの大河原峠はやっぱり涼しい、登山道もシラビソの森が日差しを遮ってくれるので助かる。ただ、道は小石が多く浮石を踏まないように注意して登る。
ゆったりとした坂道が次第に傾斜が強くなってきて汗も出てきた。登山道の先の木々の間が明るくなってきた、そろそろ急な坂は終わりのようだ。もう下山する人たちとすれ違う。朝6時くらいから登り出したとか、我々が四日市を出発した時間に登り出したということか、早いはずだ。
なだらかな山稜の道になり立ち枯れの場所を通ると、日差しが当たり暑くなる。左の枯れ木の間から蓼科山本峰が見えるがまだ距離がありそうだ。その先には佐久市の最高点2,380mの表示が。約300mほど登ってきたようだ。5分ほど歩くと木道が現れる。木道の脇の泥濘に真新しい獣の足跡が残っている、シカの足跡か?熊では無さそうなので安心だ。木道沿いは湿地でバイケイソウが蕾の花を付けている。
木道が終わると、前掛山への分岐が現れる。前掛山にも足跡を残そうと立ち寄ることに。前掛山と言っても、ピークらしいピークは無くシラビソの木に「前掛山」と書いた板が括ってあるだけだ。
蓼科山へのルートに引き返し先に進むと山頂がかなり近くに見えるようになる。頂の上部に山頂を目指す(又は下山する)人たちが見えるが結構大変そうだ。7合目登山口ルートの合流地点の蓼科山荘で一息入れる。
ここから山頂へ続く登りが始まるが、少し行ったところから大きな石が積み重なった急登が始まる。老若男女この急登に取付いていて、手足を使って登りそして下っている。我々も息を切らしながら一歩一歩足を上げていくがいやはや何とも強烈な急登だ。元気そうな若者が下りてくるが、若さを分けて貰いたい。「山頂まであと15分」の印もあったようだが気付かない。一息入れたところに白い花が咲いていて少しだけ疲れを癒してくれる(後で調べると、ゴゼンタチバナ、とシロバナヘビイチゴの花のようだ)。大きな石の上の道が左に折れてきたとき、若いお嬢さんが「あと少しですよ」と....以前、この言葉に騙された記憶が....「ほんとですよ、嘘じゃないですよ....」と、信じることに。
お嬢さんの言葉通り登りが緩くなり山頂ヒュッテの屋根が見えてくる。ヒュッテの前に「蓼科山頂」の大きな看板が立っている。やっと登り切ったようだ、空気も澄んで13~4℃の気温も実に気持ちいい。山頂はかなり広く、大きな石だらけだ。山頂の杭の所まで石を踏んでいくが一歩一本のバランスをとるのが厄介だ。ここに一等三角点がある。下田さんによると蓼科山頂からの眺めは抜群で、富士山を始め八ヶ岳、北アルプス・南アルプス・中央アルプスの峰々が良く見え100名山が一番沢山見えるのでは....ということだけど、天気はいいもののそれらの山々に雲が掛かり残念ながら見えない。ただ、空気は澄み切り、近くの横岳や霧ヶ峰、その麓の白樺湖が綺麗に見下ろせる。
山頂の西側にある方位版へ足を延ばし、途中の蓼科神社にお参りしてヒュッテの近くの石に腰を下ろし昼食にする。
さて、あの急登を下らなくては。前日の雨で湿ったところもあるので、特に陰になったところはスリップに注意しなくては。中ほどまで下りてくると、大勢の人が連なって登ってくる。30人ほどの名古屋からの登山ツアーの人達のようだ。山は登り優先とは言え、グループ分けして区切り区切りで下山する人たちにも道を譲ってほしいものだ。
蓼科山荘まで下りてきた、ゆっくり休みをとり再出発。小屋からは殆ど平坦に近い道だが、急こう配を下りてきたためか、ちょっとした登りが足に堪える。なだらかな山稜の道が終わり大河原峠への下りが始まる。登りで急な道に感じたところがそれほど急に感じない。山荘から山頂までがあまりに急登だったせいだろうか⁉
その傾斜も緩くなってくると大河原峠はもうすぐだ。
帰りには、霧ヶ峰を通るビーナスラインを越えて諏訪市へ。霧ヶ峰の空に接したなだらかな山肌が、オレンジ色に輝いている。ニッコウキスゲが咲き誇っているのだ。観光客もニッコウキスゲ狩り?に大勢が詰めかけているようだ。諏訪市に下り「片倉館」へ。ここの温泉は映画テルマエ・ロマエの撮影にも使われ国指定の重要文化財に選定されているそうだ。この温泉は四国松山の道後温泉を連想させる、名物の千人風呂は胸位まで深さで、底は丸い石が敷き詰めてあり歩くと足の裏を刺激してくれる。ゆっくり浸かって帰ることに。
フォトギャラリー:39枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |











































