行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
中山登山口(05:45)・・・馬場島(05:58)・・・松尾平(06:35)・・・三角点(09:19)・・・早月小屋(11:00)
【2日目】
早月小屋(03:52)・・・2600m標識(04:58)・・・剱岳(06:36)[休憩 5分]・・・2600m標識(07:49)・・・早月小屋(08:44)[休憩 6分]・・・三角点(09:32)・・・松尾平(11:25)・・・馬場島(11:55)・・・中山登山口(12:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口から松尾平までの急登を登り、暫くは水平道を進んだ後、立山杉の巨木の森の中の樹根の露出した急登を登っていきます。また、標高200mごとに設置された道標が励みになりました。快晴の強い陽射しの中ですが、幸いにも樹間の中の登山道のため、直射日光が当たることは無く、別山尾根のように遮るものが無いルートは直射日光の洗礼を受けてさぞや大変だろうと想像しながら歩を進めて5時間強で早月小屋に到着しました。受付を済ませて部屋で夕食まで仮眠を取ってゆっくりと休憩しました。
夕食は午後5時からで、ご飯と豚汁はお代わり自由でした。食事が美味しくて年甲斐にもなく特盛のご飯と豚汁のお代わりをして胃袋を満たしました。お陰で食後はぐっすりと熟睡することがでました。
翌朝午前2時過ぎに目を覚ますと、すでに早いパーティはヘッドランプを点灯させてスタートしていました。小屋で準備してくれた朝食代わりの弁当を開くと助六寿司でした。酢飯の程よい塩梅が食欲をそそり、あっという間に完食しました。
アタックザックに必要な物を詰め込み、天文薄明が始まった午前3時52分にヘッドランプの明かりを頼りに小屋を出発しました。2600m道標の手前から岩場が連続するようになり、ポールを登山道の脇にデポして先へと進みました。2600m道標先の雪渓は結構滑るので安全のため草付き側を歩くようにしました。その先の岩峰からは悪場の連続で肝を冷やしながら登る箇所も何箇所かありました。
山頂直下のカニのハサミは楽しみながら通過し、何箇所もの鎖場を通過して別山尾根分岐から一登りで山頂に到着しました。
山頂からの大パノラマを堪能して、1週間前に鹿島槍ヶ岳南峰山頂から剱岳に向かって「来週は行くから待っててね」と叫んだ剱岳との約束も果たし、晴天にも恵まれて大満足の山行となりました。












































