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鳥海山周回 2025.7.24

鳥海山( 東北)

パーティ: 2人 (いずみやま さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

☀ 微風 登山口20℃ 象潟鉾立登山口で前泊

登山口へのアクセス

マイカー
その他: ルート7号 秋田県象潟から鳥海ブルーラインで鉾立登山口℗

この登山記録の行程

Start(04:30)・・・六合目賽ノ河原(05:48)・・・御浜(06:32)・・・御田ヶ原分岐(07:24)・・・七五三掛(07:56)・・・頂上参篭所(御室小屋)(10:01)・・・新山(11:17)・・・七高山(12:17)・・・伏拝岳(13:14)・・・七五三掛(14:22)・・・御田ヶ原分岐(14:45)・・・御浜(15:36)・・・六合目賽ノ河原(16:05)・・・鉾立(17:07)・・・鉾立(17:10)

コース

総距離
約14.9km
累積標高差
上り約1,437m
下り約1,455m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

↑1,540m↓1,527m 16.7Km 12:39分 28,676歩
東北遠征2座目、今日は鳥海山へアタックです。老人の足なので、たっぷり14時間のコース予定で登ります。

出発予定を30分遅れて4時半スタート。奈曽渓谷を俯瞰しながらコンクリート舗装の遊歩道を登り、最初のポイント、賽の河原を目指します。遊歩道にはクルマユリが沢山咲いていて、先の花々が楽しみだ。

賽の河原まで登ると、ニッコウキスゲ・チョウカイアザミなどが咲いています。チングルマ・イワイチョウの花も見られる花畑が広がっていた。分岐を雪渓に向けて登れば鳥海湖へ至るバリルートに入れます。

我々は道なりに河原を横断し、御浜へ向けて登ります。鉾立から2時間ほどで御浜到着、まずまずのペースです。この先は徐々に山道に変り斜度も出てきます。その前に鳥海湖の大パノラマを堪能します。

御浜小屋から少し西へ移動し、鳥海湖から山頂を望むアングルで撮影、朝は逆光ですが、スマホのパノラマ機能で撮影できました。池周辺の残雪と、手前の草原の緑そしてその中に咲く花たち、ここに居るものだけが見られる絶景です。

御田ヶ原・御田ヶ原分岐・八丁坂となだらかな斜面を登り、七五三掛(しめかけ)ポイントへ到着だ。
賽の河原で分かれたバリルートは、鳥海湖を巡り手前の御田原分岐で合流する。
八丁坂のお花畑を過ぎると、目前へ急登が迫って来た。古い分岐道は此処七五三掛から千蛇谷へ向かっていたようだが、今は急登を50m程登った先が外輪山と千蛇谷分岐になっている。

千蛇谷から山頂を目指す予定なので、分岐手前のベンチで休憩、激下りへ備えます。
両側を丸太で養生された新道を、千蛇谷雪渓めざして下ります。下方に旧道に掛かっていた梯子が残っています。

雪渓を渡ると長い千蛇谷の登りが待っている。1から10まで№表示があって、長い登りもナンバーを数えて耐えられたが、このルートの胸突き八丁でした。

№8まで登った時ヘリコがやって来た。荷をぶら下げていないので救急ヘリだ。上で事故があったらしい。いそいで登り、救助模様を撮ってみた。何度かホバリングして、タイミングを計って隊員を降下させ、準備できたところで再びホバリングして救助者を吊り上げていた。その間7分ほど、結構な谷風が吹いていたが、救助は素早かった。大した怪我でなければ良いのですが‥⁇ 後日連れが大丈夫だったらしいと情報をくれた。

いきさつを見ていた我々も、最後のゴーロ帯をジグを切って上り、御室小屋へ到着だ。10時前、小屋の台地はイワブクロが咲く花畑、入り口にはチョウカイフスマやイワギキョウも咲いている。日本最高所にある写真美術館を見学し、大物忌神社へお参り、売店で登頂記念をゲットしてから、10時過ぎにお昼ごはんにしました。

ストックを仕舞、ヘルメットをかぶって、次は新山へアタック。11時から3点支持を意識して、岩山に挑み30分で2,236mの新山登頂だ。下りは胎内くぐり経由で下り、七高山へ向かいます。雪渓を少し歩きましたが、雪は緩んで難しくありませんでした。

七高山へ向けザレタ火口壁を登り、外輪山の上を、少し北へピストンします。先ほど登った新山山頂から、残雪、お室小屋がよく見える。1等三角点「鳥海山」は此処に埋票されている。イワギキョウの花畑がビクトリーRoad脇で迎えてくれた…\(^o^)/

鳥海山は活火山、今は大人しくしているが、いずれ噴火することもあるだろう‥⁇ 我々が考え得る以上に先のことだろうが…⁇ 休憩中、そんな思いが湧いてきた。

12時過ぎ七高山を後に下りに向かいます。下山は外輪山を歩き、七五三掛分岐で朝登った道と合流します。行者岳・伏拝岳・文珠岳と名の付いた外輪山のピークを通過して下って行きます。左側は雪田が残る草原が広がる大斜面、右側は切れ落ちた火口壁なっている。なだらかな下山道、途中の花や景色が楽しめた。チョウカイフスマの綺麗な株も見られ、周回コースの選択は正解でした。

七五三掛から御田原分岐まで下山、最後の登りに向かいます。50m程の登りですが、疲れた体に堪えます。上り切ったところが扇子森、登りで通った御田ヶ原だ。

御浜小屋まで帰り、冷たいコーラで元気注入、もう4㎞の下りを頑張りました。17:20分無事駐車地へ下山。ほぼ完全燃焼の12時間40分の登山でした・・・(^O^)/

天気に恵まれ、目的のお花も見られて満足な登山になりました。お山と自然に感謝です・・・
詳しいログはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2025/08/202572225-24.html

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登った山

鳥海山

鳥海山

2,236m

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