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尾瀬 笠ヶ岳(小笠で撤退)

笠ヶ岳( 関東)

パーティ: 2人 (Virginia さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ、一時雨

登山口へのアクセス

バス
その他: 8/23(土)自宅発12:05⇒所沢IC 関越道(三芳SAで昼食、赤城高原SAでコーヒー休憩)⇒沼田IC⇒R120(セブンイレブン沼田上久屋店立寄り)⇒R401⇒尾瀬高原ホテル着15:50着(自家用車はここまで)。同ホテル前泊

8/24(日)同ホテル発6:40⇒鳩待峠着7:05
※ホテルのフロントで乗車券を事前購入要(片道\1,300.-/人)。駐車場(6:30発)から多数乗車。ホテルからは6~7名程乗車(必ず座れる、ほぼ満席)。

この登山記録の行程

鳩待峠(07:33)・・・途中降雨のためレインウェア上のみ・ザックカバー着用5分・・・オヤマ沢田代(09:17・休憩1分)・・・笠ヶ岳分岐(9:31・レインウェア脱ぐ3分)・・・悪沢岳(9:44・この先の尾根で電話5分)・・・小笠(10:50・休憩6分)・・・悪沢岳(12:06)・・・笠ヶ岳分岐(12:19・昼食休憩14分)・・・オヤマ沢田代(12:43)・・・鳩待峠(13:51)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約735m
下り約733m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

前回の登山以降、猛暑の影響からか軽い熱中症のような症状(めまい・頭痛・倦怠感等)が断続的にあって、8月に入ってようやく体調が上向いて運動ができるようになり、約2か月ぶりに涼を求めて尾瀬に行って来ました。

尾瀬の中で唯一行ってなかった笠ヶ岳を選択。

当日はお天気が不安定で、鳩待峠を出発した後に10分位雨に降られ、分岐から笠ヶ岳に向かう稜線では好天となりました。

午後に雨の予報があったのと歩くペースがコースタイムを大幅に上回っていたこともあり、笠ヶ岳の手前の小笠を目的地とし折り返すことにしました。

分岐から下り始める頃には大分空が暗い雲で覆われて、鳩待峠の手前300m位でまた雨が降ってきてしまいました。

それにしても今年は2000m級の山でも涼しい風が通らず蒸し暑く、晴れると日差しが容赦なく、明らかに今までの夏山登山とは異なる気象条件に体力が奪われるのを実感しています。

今回は登山再開のトレーニングとして標高差よりも長い距離(10km以上)を歩くことを目標とし、足のダメージもなく踏破出来たので、レベルアップしていく目処が立ち安堵しました。

下山後は、前泊した「尾瀬高原ホテル」で入浴、沼田IC手前のJA利根沼田農産物直売所で安くて美味しい野菜を購入、渋滞回避も兼ねて上里SAで夕食後帰路につきました。

 詳細は以下の通り。 
 GPS記録:距離約10.6km、標高差↑649km・↓651m(誤差あり)、山行5:33・休憩0:48・合計6:18、CT倍率1.3~1.4

【前泊:尾瀬高原ホテル】https://www.ozetokura.co.jp/hotel/
 宿泊者は自家用車をホテル前に駐車可能。
 夕食:開始時間が3通りくらいあり私たちは18:00~にしました
 朝食:5:30~。お弁当(おにぎり弁当・舞茸おこわ弁当の2種)に振替可。私たちは舞茸おこわ弁当を選択。
 チェックアウト後の入浴は宿泊者は300円/人。バスタオルと浴用タオルは持参したものを使用。

【ホテル~鳩待峠】所要時間約25分
 戸倉⇔鳩待峠間は専用乗合バスでのみアクセス可。乗車券片道1,300円/人
 第1駐車場からのバスがホテルに寄ってくれる。

◎関越交通株式会社 尾瀬戸倉~鳩待峠乗合バスHP
 https://kan-etsu.net/pages/43/

◎バス時刻表HP
 https://kan-etsu.net/files/libs/13132/202503241508491265.pdf

鳩待峠からの帰りは、新規オープンの売店横の自動販売機(1台しかなく行列に並んだ)でチケットを購入後、バスターミナルへ戻ると大きめのワンボックスタクシーが複数台待機していて、ザックを後部に置いてチケットを渡して乗車。満席になると順次出発する。事前にホテルに行く旨運転手に伝えておくと寄ってくれる。

【鳩待峠~オヤマ沢田代・笠ヶ岳分岐】
 休憩所がまだ閉まっていたので前にある木のベンチで朝食(ホテルのお弁当)を摂りました。

 休憩所の裏側にトイレがあります(100円を箱に入れる)。男女別・個室多数。

 向かって左側の「至仏山登山口」から登山道に入ります。木道や木の階段があります。自分の歩幅で歩けないので意外と疲れます。

 樹林帯を出ると段差のある岩場もあります。お花も見ることが出来ます。

 鳩待峠から約2.9kmで「オヤマ沢」という水溜まりのような小さな沢を横切ります。

 鹿除けゲートを通過したら湿原にお花畑が広がっていて癒されます。その先に至仏山と笠ヶ岳への分岐があります。

【笠ヶ岳分岐~悪沢岳~小笠】
 分岐を左折して笠ヶ岳方面へ。 帰りはここで倒れていた木の幹をベンチ代わりにして昼食休憩を摂りました。

 ここからはすれ違う人も少なく静かな山行が楽しめます。
 登山道が笹で覆われて地面が見えにくいので注意しながら進んで行きます。

 1つ目のピークが「悪沢岳(標高2043m)」で山頂標識がありました。5分位歩くと視界が開けて前方に「小笠」と「笠ヶ岳」が見えて来ます。

 悪沢岳の先を下り「オヤマ沢田代」から2.2km地点の巻き道に「小笠」の山頂標識があります。ここから1kmで「笠ヶ岳」と書かれていましたが、もっと遠くに感じられました。

 この時点では晴れて青空も見えていましたが、上空は雲が多く予報通り天気が下り坂になりそうだったので、残念ながら引き返すことにしました。いつか是非リベンジしたいです!

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フォトギャラリー:40枚

鳩待峠のバスターミナルに到着。帰りは左手の急坂を登らなければならない

鳩待峠へ向けて歩き始める

新装なった売店。左側に帰りのバス乗車券自動販売機あり

手前は休憩所。奥は9月オープンのLUCY by 星野リゾート(宿泊施設)

途中までは至仏山方面へ

ホテルでの朝食を舞茸おこわ弁当にしてもらい腹ごしらえ

ヤマケイで作成した登山届を入れて出発

木道が現れる。この先8:00頃に5~10分位降雨

雨が止んで日が射してきた階段を上る

木道や階段の連続

1km毎にある距離標識が目安になる

ツリガネニンジン

ウスユキソウ

アキノキリンソウ

樹林帯から出ると気持ち良い

サラシナショウマ

ゴゼンタチバナの実でしょうか・・・

段差のある岩場もある

木道にホッとする

オヤマ沢。水が少ないが確かに沢がある

この木の階段を上り

鹿除けゲートを過ぎると

左手に湿原が広がる。写真では判りにくいがお花畑

笠ヶ岳と至仏山との分岐を左折

笹の藪漕ぎが続く

広い山頂の奥に「悪沢岳」山頂標識がある

小笠と奥に笠ヶ岳。雲行きが怪しくなってきた

ハクサンフウロを見付けた

ホソバコゴメグサの群落もあった

分岐と笠ヶ岳とのほぼ中間点

「小笠」(巻き道)到着。奥に笠ヶ岳も見えるが本日はここでUターン

実際には標識の右側に山頂がある。本日一の好天

振り返ると至仏山(左)と小至仏山(右)が見えた

先程行った小笠(手前)と笠ヶ岳(奥)が親子みたい

本日唯一の難所。岩に足掛かりがなくシューズのグリップ力を信じる

「悪沢岳」まで来た

やっと分岐まで戻って来た

あと2km

あと1km。「天気がもって欲しい」の祈りもむなしく・・・

鳩待峠手前300メートル位で雨が降り始めてしまったが何とかゴール!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ショートパンツ サポートタイツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 カップ カトラリー
【その他】 スマートフォン、レジャーシート、シートマット、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、日焼け止め、日焼け止め色付きリップ、目薬、額・首用冷えタオル、接触涼感アームカバー
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