行程・コース
天候
快晴、弱風、暑い
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
世界谷池湿原駐車場に停めた。
この登山記録の行程
世界谷地湿原駐車場(11:52)・・・第一湿原分岐(12:04)・・・第二湿原分岐(12:10)・・・大地森分岐(12:28)・・・[秣森未遂 9分]・・・第二湿原分岐(12:48)・・・第一湿原分岐(12:58)・・・世界谷地湿原駐車場(13:08)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年末くりこま荘に泊まった時に周辺のスポットを調べると世界谷地とか凄い名前で秘境っぽい次回来た時に寄ってみたいなと思っていたランプの宿を見つけて6月だかには楽天トラベルで予約して半月前くらいに確認するとインターネットが通じていないので電話予約が優先とか書いてあって慌てて電話すると多分若旦那が出て大丈夫です予約入ってますで直前になってHPを見るとマタギコースとか書かれていて要問合せまた電話すると女将がでて担当がいなくて分かりませんけど有ったらお出しします的に言われてようやく手配が終わる
いわかがみ平駐車場を出て1030築館栗駒公園線を下りながら食事どうする?くりこま荘で食べられるかなと行ってみる手前の道路工事を通過して数台の車がある駐車場に停めて1041宿に入って声を掛けると若女将が出てきて食事できますか?予約がないとできませんと素っ気なく断られて電話に出てしまう諦めて車に戻り三浦旅館を目的地にして検索すると養魚場かヒットして11時から電話してこれから入れますか?何名ですか?2名ですいまから伺いますと駐車場から出発する1046さっきの道を突っ切って狭い道を走ると他にも養魚場があるけど電話したしなと先に進み道路から折れた突き当たりの数又養魚場に到着する1053 2台分しかない先客がいる駐車場にちょっと苦労して停めるとイワナが寝てるので静かにと看板があって見に行くとそう大きくない水槽にびっちりと稚魚がいて餌と勘違いしたのかひっきりなしに泳ぎ回る高松宮なんとかの石碑があって岩魚の館と看板がかかった横に長い建物に入ると1段高くなった板の間の座敷にテーブルが6つもあったか左奥に3人連れが座っている左端の厨房にさっき電話しましたと声を掛けて中央手前のテーブルに座ってメニューを見て何食べよう刺身と焼きとと迷うと丼とかお重があってなんだろね蒲焼?とオーダーを取りに来るのを待っていると先客はカウンターにお重を取りに行って食べ始めるお客さんは何にしますか?と声がかかりカウンターに注文に行って刺身1つに焼きが2つ丼を2つ頼むあとなめこ汁をというと吸い物が付いてますよと言われて止めるしばらく先で待って出来上がりましたと声がかかってカウンターに引取りに行くと刺身と焼きが上がって丼も出てくる刺身はとにかく身が甘くて美味しい焼きも絶品で続けて丼を食べ始めるとご飯の上に岩魚の蒲焼が乗っている美味しいけどせっかくの岩魚をこんなに濃く味付けしなくてもと思ってしまう先客は食べ終わって美味しかった年に1度食べに来ないとねと女将に声を掛けて店を出ていく美味しく食べ終わってお膳を下げるといかがでした?美味しかったですイワナ飯ってできるんですか?時間がかかるので事前にお電話ください次回はぜひ試してみよう予約なのかひっきりなしに電話がかかっている会計して店を出て1138宿のチェックインには時間があるしこの先が世界谷地だから寄って行こうよと走ると数分で広々とした世界谷地湿原駐車場に着く1141車は4台ほどしか停まってなくて何しているのか2台は中に人がいる短距離だしいい天気だしと彼女は手ぶら僕はポシェットにペットボトルを突っ込んで歩き出す1152登山道入り口の看板に一部通行止めと書いてあってだめじゃん一部だけだから行ってみようとトイレの左手から登りだすと車の轍がある林道が気持ちのいい雑木林に続いているとりあえず先に行こうと第一湿原分岐1204を通過して直進する大地森方向との第二湿原分岐1210を左手に折れて湿原に降りると広い湿原を貫くように木道が延びて手前の大地森とその奥のガスが掛かっている栗駒山方向に延びるどうやら湿原は乾燥化が進んでいて全く湿原ぽくなく日光の戦場ヶ原のよう風が吹いて日に照らされて気持ちのいい道ではあるもののそれだけ湿原の突き当り付近のカップルが足を停めて遠くを眺めているのを通過して登山道に戻る大地森分岐1228たいした距離ではないので大地森に行けばよかったけど右手の秣森に登ってみようとそれほど密じゃない藪に入っていきしばらく歩くと藪が濃くなってこれじゃいつまでたっても着かないから戻ろうと諦めて登山道に戻り1337下って第二湿原分岐1248歩いていると登山道の湿原側にはおおきなキノコが沢山生えているのに気付くあとでGoogleレンズで調べてみようと写メを撮りだすと見たことのない白や茶色や赤い卵にミルクを掛けたようなキノコや小さくて茶色のコキアのような形のキノコゆで卵に刺が生えたようなキノコを見つけて写メを撮りながら歩いて世界谷地湿原駐車場に戻る1308
車を出発させて荒砥沢ダムから179号180号と走りマインパークを通過して457号178号花山湖の脇を通り398号に合流したところでまだ早いから道の駅に寄ってみようと路田里花山に車を停める1351建物の前の棚にはりんごや梨いちじくがあってどれも安い帰りに買って帰ろうか食堂もあって自然薯が食べられるらしい見るだけで何も買わずに車に戻って出発する1402しばらく398号を北上して湯浜温泉に着く1429右側手前の駐車場は満車で先に広々とした広場があるけど車は1台だけで駐車場の表示もないけどここでいいよねと車を停めて登山靴ザック宿泊荷物を持って手前駐車場に進むとここは全国に4軒しかないランプの宿で歩いて10分と書いた看板があってその脇から降りていくとありがちな登山道で雨が降ったら嫌かなと思いながら下り川の堰提を渡ると登山着姿の若いカップルとすれ違って川沿いに降りて低い滝の脇を過ぎると河原から湯気が噴き出していてボコボコいってるわと彼女が歓声を上げる木の幹に湯浜コースの注意書きがあってその先の左側に源泉の取り出し口らしいのがあってそのまた先の三浦旅館に到着する1442建物に入ると同時に彼女はビーグル犬を見つけてカワイイわね~名前なんていうんですかピーちゃんですを聞き違えたらしくヒーちゃんヒーちゃんと構っている名前を告げて右手の下駄箱に靴を仕舞って左手のカウンターでご主人が受付して明日はどうされますか?千年クロベですじゃあ朝食はおにぎりにでもしますか?3時間もあればいけるので朝食食べてから出ますというと6時間はかかりますからと全否定されて(笑)お昼はいりませんか?結構ですと断って電話でマタギコースをお願いしたんですけど大丈夫ですと女将が返事してくれるお風呂は内風呂と外風呂が2ヶ所で来るときにテントを見ませんでしたか?気付かなかったですご主人について2Fに上がり正面右手の角部屋に案内されるランプは後で点けに来ますといってご主人は下がっていく部屋は8畳で奥に広縁と椅子テーブルのセットでもう一つテーブルが別にある早速浴衣に着替えてお風呂に行くわよと宿を出て来た道を戻るとすぐ左手に宿泊専用と書かれて板張りで覆われたミズナラノユに向かう右手の入口から入って脱衣所で浴衣を脱いで木製の浴槽は透明なお湯が張られてるけど微かに硫黄臭がただよう熱めのお湯でホースで沢水を入れて温度を調整して浸かる河原に面してるはずだけど木が邪魔して良く見えないゆっくり入りたかったけど次行くわよと彼女に急き立てられて風呂から上がってまた来た道を戻っていくと上ノ湯の看板があってここは三浦旅館のお風呂ですと書かれている勝手に入っていくやつがいるのかね河原に降りていくと目隠しの黒い布で覆われた木製の脱衣所があって先に降りた彼女が女性が入ってるから待ってと足を停めてしばらくでもういいわよTシャツを着た小太りのおばさんがもういいですよと入れ替わりで脱衣所に入ってコンクリと石作りの浴槽に入るお湯はさっき見かけた河原のブクブク辺りから引いているのだろう登山客が来たら丸見えじゃないと落ち着かない彼女はもう出るわよと風呂から上がって部屋に戻って椅子に座って涼んでいると次の客がやって来ると混まないうちに内風呂入らなくちゃと玄関正面から右奥に入った内風呂に向かうと下駄箱裏には談話室があってグループなのか何人かがたむろしている暖簾をくぐって脱衣所に入ると先客2名か石板貼りの洗い場で体を洗っていると先客は風呂から上がっていなくなる元は混浴だったのか大きな風呂の真ん中に仕切りの壁を設けた造りになっていて脱衣所も浴室も壁上が繋がっていてもう上がるわよと聞こえて風呂からあがる脱衣所にはドライヤーがあるけど昼間は発電機が回っておらず使えない18時からとか書いてあったか部屋に戻るとすぐにご主人が来てランプを点けましょうと灯りをともすとオレンジ色の光が暖かく広がって朝まで点けっぱなしにしてください明るくなったら上から吹くと消えます朝食って何時ですか?7時半です早めてもらったりできますかちょっと無理ですねと諦めるテーブルの上には栗原市や栗駒山の案内が何部も置かれていて見ていると江戸時代からの奥羽山脈越えの要衝で当時の古道が辿れたり旅人が使ったお助け小屋跡があるとかでいろいろなルートを歩いてみたくなるしばらくすると17時過ぎには夕食の声が掛かって食堂に降りるともう他の客はテーブルに着いている料理はミズのお浸し岩魚塩焼き野菜てんぷら茶碗蒸し胡瓜とみょうがの漬け物椎茸とキノコの煮たの鍋は湯豆腐だったか食べ始めると若旦那が熊肉を何かで焼いたもので粕漬と似たようなものですと解説して置いていく食べてみるとチーズの風味があってとても美味しい彼女はお米が美味しいと絶賛するとササニシキなんです最近はササニシキを作るところが少なくなってと話していると脇のテーブルの兄ちゃんが声かけていいものかどうか迷ったんだけどと4合瓶を持ってやってきて飲んでみろと勧められて口にすると日本酒にしてはすっきりして甘みも無くて香りが華やかではないけど美味しい飲みやすいですね度数が低いんですか?17度あります日本酒好きな彼女に勧めるといま自重してましてとちょっと口を付けて美味しいわこれはね栗原市の少量生産の酒蔵で所ジョージがダーツの旅で来た時にみんなで広めちゃダメだって出さないでいた酒で出回ってないんですよ木桶仕込みってあるけど木の香りはしないですね木桶って言っても干支に合わせて新調するので年によって強く香たり弱くなったりしますねと見ると兄ちゃんのTシャツはKURIHARASHIの文字で地元サポーターですか?どうやら市の職員らしい僕らはここで知り合って今日は定例会なんですよもう一人の男性は足利からで昨日は車中泊女性は地元で椎茸栽培をしてて夕食の1品の椎茸は自分が栽培したものとかそういえばここでホタルが見れるって書込み見たんですけどそうなんですよちょっと環境変えてやったら平家と源氏が100匹は同時に発生するようになって昨年はクリスマスツリーのように光ってましたそれ何月ですかもう予約できますかとお願いする環境省の役人が来てこれ登録していいですかと言われたけど断っているんですよとか今日のお客は3組で全員別方面から栗駒に登ったんですよ栗駒が初めてなのは僕らだけらしい神の絨毯っていわれて中央道から登ったけどあの道はだめですねそうなんですよエスケープルートならいいですけど登山道とは言えないですね秣岳からのルートが栗駒のモンサンミッシェルとか言われてていいですよマタギコースはまさかこれで終わりじゃないよねと待つけどどうやら熊肉焼き1品だけらしくて諦めるさっきの兄ちゃんが上にはウイスキーもあるんだけどと誘われたけどお酒ご馳走になってありがとうございましたと礼を言って一旦部屋に戻ってスマホ充電したいよねと若旦那に聞くと談話室の冷蔵庫脇で充電してくださいコンセントは一つだけで彼女は脱衣所で充電するさっき世界谷地でいろんなキノコがあって卵みたいのがいっぱいありましたそもそも日本のキノコのほとんどは毒キノコなので食べないほうがいいですよテトロドトキシンとかありますし触るのは平気ですか指が融けちゃうときもありますからねなんて言ってると若旦那は用事でいなくなる部屋に戻ってもう一度内風呂に入ろうと1Fに降りるとご主人にランプの説明をされる1つ7000円くらいでもう作ってる業者が少ないとか中国製もあるけど形がわるくてね内風呂から上がると今度はドライヤーを使って髪を乾かして部屋に戻る明日朝食遅くて起きるのは6時で22時ころに寝ればいいかなとしゃべっているとランプの灯りにカメムシが集まってきて4匹ガムテープで捕まえて布団に入ってダラダラしていると冷え込んで涼しいのとランプの灯りが優しいので彼女は21時前には寝てしまう他のお客は遅くまで部屋で騒いでいたようだけど僕らの部屋と離れていて気にならずに寝れた
世界谷地なんて壮大な名前で行ってみたけど小さな湿原だしもう乾燥し始めてて雑草が生えまくっていてわざわざ見に行くほどの価値はなかった湿原なら尾瀬の方がまだいいかでもいろんなキノコが見れたのは楽しかった詳しい人とキノコ狩りが出来たら面白いだろうな三浦旅館はランプの宿という割には自家発電で電気が使えるのでそれほど不便じゃないけどランプの黄色い灯りはいいよね冬の雪に閉ざされた時期に来たいけど398号は通行止めになるので冬は閉鎖するのだとか