行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
その他
その他:
東海道53次踏破の旅の第2回目5日間の2日目。前日に三島宿から再開し、1日目は吉原宿に宿泊。当日は一部区間でバス・電車を利用し、雁堤・富士川・蒲原宿を歩いた後、JR蒲原駅から由比宿を経由して薩埵峠を目指した。
この登山記録の行程
由比駅(13:34)・・・薩た峠(14:32)[休憩 3分]・・・展望台(14:41)[休憩 5分]・・・薩た峠登り口(15:09)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
由比宿内の町並みには旧街道の雰囲気が色濃く残っている。観光用に整備されているようではないが、旧街道沿いには昔の日本家屋が非常に沢山残っていて、それらの多くは重垂木屋根の構造が特徴的である。屋根を見上げながら歩くと、古い家をリフォームした家、又は新築であるが景観に配慮してお金を掛けて建てられた家であることが良く解る。由比本陣から4km弱、1時間強歩くと“西倉沢の一里塚跡”である。路地のように狭い旧街道の三叉路の片隅に“西倉沢の一里塚跡”の石碑が立っている。“西倉沢の一里塚跡”から先の旧街道は急登の山道である。道沿いには未だ青いミカンの実が生っていて、石垣山一夜城付近の景色によく似ていた。道路の東側は真下に東海道本線が走る急斜面である。幅4m程の狭い道路であるが、舗装されていて歩き易かった。駿河湾、伊豆半島を眺望しながら上って行く。“西倉沢の一里塚跡”から標高差70m、距離1.2km、30分弱で「薩た山合戦場」の表示が立った平場に到着した。合戦場の解説板と共に“薩た峠”の石碑も立っていて、本来の“薩た峠”であるらしい。駿河湾と伊豆半島の眺望が素晴らしい場所である。“薩た峠”の石碑から100m程進むと四叉路があり、海側が“薩た峠”の駐車場である。10台分程の駐車スペースや公衆トイレが備わっているが、眺望は余り良くない。駐車場の先端の小径を100m強進むと“薩た峠展望台”があった。小径より2m程高い、10名程が利用できる展望台が設置されている。展望台の背面のポール上に、東名高速や東海道本線の状況を実況するカメラが設置されていた。標高は100mもないが、北東側直下には東名高速と東海道本線が走り、運が良ければその上に富士山が眺望できる素晴らしい場所である。残念ながら、我々は運が悪い方だった。とは言え、眺望は正に絶景だった。車でも簡単に訪れることができる場所であるが、当日の観光客は我々のみであった。“薩た峠展望台”の下の小径は“薩たの本城跡”の方向に伸びていて、興津宿まで通じる旧街道の脇道である。本旅の計画時は“薩た峠展望台”の先で通行止めになっていて、“薩たの本城跡”へは旧街道から急登の「牛房坂」を上らなければならなかったが、今回は通行止めが解除されていた。途中の山側に低い石垣があるほぼ平らな小径を200m程歩くと東屋が建つ「牛房坂」の上部に出た。駿河湾が目の前に広がる眺望の良い場所である。余りの近さに拍子抜けしてしまった。東屋から150m程の辺りに“薩たの本場跡”が在る筈であるが、付近には何の表示も見当たらなかった。東屋から小径を300m程進むと「薩た峠の標柱」があり、「薩た峠の歴史」「薩た山の合戦」の解説坂が立っていた。その先は急登で、200m程階段を下ると公衆トイレが備わった「薩た峠の入口」に出た。“西倉沢の一里塚跡”から2.2km、丁度60分の峠越えであった。
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装備・携行品
| レインウェア | タオル | 帽子 | サングラス | 着替え | 地図 |
| 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 医療品 | GPS機器 |





















