行程・コース
この登山記録の行程
武尊神社駐車場(08:45)・・・須原尾根分岐(09:28)[休憩 4分]・・・手小屋沢避難小屋(10:33)[休憩 7分]・・・武尊山(沖武尊)(12:36)[休憩 18分]・・・剣ヶ峰山(西武尊)(14:00)[休憩 5分]・・・武尊沢徒渉点(15:43)[休憩 10分]・・・須原尾根分岐(16:21)・・・武尊神社駐車場(16:57)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2年前の秋、川場野営場から上州武尊山を目指したが、家の串山を下った所に氷ついた崖があり、同行者がトラバースできず撤退した。前武尊からは木々や葉が樹氷や霜で真っ白、上から落ちてくる氷柱を避けるためヘルメットを被るほどの気温は1度位のかなり寒い日だった。
今回は地元始発の日帰りということもあり、一番コースタイムの短い武尊神社から周回コースで9時前登山口を出発した。
少し長い登り基調の林道を40分程進み、須原尾根分岐から徐々に標高を上げると紅葉が色づき始める。1時間弱で手小屋沢避難小屋分岐を通過、小屋は半円形のドーム状の屋根を持つ小さな建物で、登山道から約30m位下に見えた。ここから山頂までは約500mほど標高を上げるが、今日一番の核心部と思っていた行者ころげと呼ばれる5か所の鎖場は3点指示をしっかり守れば難なく通過できた。
山頂が見える穏やかな山上に出ると、左手には日光の山々、特に燧ケ岳が手の届くほど近くにある。その左手に至仏山、右手に会津駒ヶ岳など天気がそう良くないのに曇り空に山肌が映えている。シャクナゲが出てくると間もなく山頂だ。やや広く平らな空間に約20人以上の登山客が思い思いに休んでいる。
ここは360度の展望が開けて、特に南側はこの山へ通じる登山道が見て取れ、左手には2年前に撤退した家の串山、前武尊の稜線が、右手にはこれから進む剣ヶ峰山への稜線が両脇の紅葉の谷と併せ本当に素晴らしい。この山がこんな景観を持っているとは思わなかった。奥には榛名山、赤城山、妙義山の上毛三山、北西側には谷川岳の奥に巻機山など越後の山々も見えている。
山頂からやや急な火山礫の細い道をそろそろ下りて稜線を進み、何回かのアップダウンを経て剣ヶ峰山の分岐に着いたのは14時、頂上に行きたかったが時間を考えると避けた方が良いと思い下山、ところがここからが今日の核心部だった。急な上、雨後で濡れた石、岩、枝でさらに10か所程続く段差の大きいロープ場は足をどこに置くか考えながらも滑るため余計に気を使う。後ろから来ていた別のグループも崖みたいと言いながら降りていた。なかなかこの下りは700m程だが、今年一番足にきた山行となり、6月の宮之浦岳、8月の大朝日岳やトムラウシ山以上で山は距離、時間だけで計れないなと改めて認識した。
フォトギャラリー:24枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
| ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 |
| 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | 安全環付きカラビナ | スリング | ハーネス |
| ヘルメット |




























