行程・コース
天候
晴れ&強風
登山口へのアクセス
バス
その他:
天気予報(雨の確率90%)が大いにプラスの方に傾き、眼下には伊豆大島・駿河湾・自衛隊駐屯エリア・箱根などの周りの山々の眺望が観られ、上を向けば常に富士山が見下ろして見守ってくれているという気持ちを抱かせてくれる最高の条件に恵まれ、苦しい宝永火口の激登り・宝永山山頂の激風を突破し、お楽しみの御殿場ルート・大砂走りを滑るように走って下山。
この登山記録の行程
富士宮口五合目(12:40)・・・六合目・・・宝永山(14:25)[休憩 10分]・・・新五合五勺・・・御殿場口新五合目(16:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
90%雨予報が、信じられないほど素晴らしい天気に変わり、いつものツアーが新宿を出発。途中事故渋滞に遭遇し、富士宮5合目登山口から、トレッキングが始まったのは12時半過ぎ、大丈夫?時間通りに下山できるかしらとちょっと不安が頭を掠める。去年の夏に上った富士山は此の宝永山経由だったので、火口跡の登山道の激登りで、脚が動かなくなるのではとか、参加者の中で歩くのが不可能になる人が出るのではなどと心配が出たからだ。夏とは違い山肌に一杯咲いていたオンダテもないし、見上げる富士山は2~3日前に降った雪のせいで、景色が全然違う。
6合目にある山小屋も閉まっていて、夏の賑わいは感じられない。しかし、夏には雲海以外は見えなかったのに、眼下には遠くに伊豆大島、駿河湾がはっきり見え感激。第一火口まではほぼ横移動なので、その景色を楽しみながら行く。
第一火口に降りる道の手前、これから行く宝永山が火口と共に全景を現す。登っていく登山道が線になってはっきりと見え、去年苦しんだ激登りを思い出す。宝永山の登山道の砂は、1707年の宝永噴火によって積もった火山灰で、沈むようにリズムを持って下るのは簡単だが、登りは滑り小股でちょこちょこ登って行かないと滑り返しがある。今回は去年ほど大変ではなく登ることができ一安心。
山頂付近の稜線に近づくに連れ風が強くなり、山頂では吹き飛ばされそうになるほどの激風になった。記念写真を撮り、御殿場口下山の七合目に向かう。この七合目から、太郎坊にかけてお楽しみの「大砂走り」の始まりだ。前日雨が降ったせいで、砂がしっとりしていて、埃が舞うことがなく幸いだった。私は富士山の走るような下りが大好きになったので、それはそれは楽しくリズミカルに「大砂走り」を満喫した。これは何回でもトライしたい。そして、走り終わってそこから見上げる富士山は優しかった。富士山やっぱり大好き。遠くから毎日犬の散歩で観ている富士山は素晴らしく美しく見えるが、このように近くで見上げる富士山は雄大でこよなく頼もしい。16時に無事下山、今日も楽しい山でした。













