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頂山とオハイ

頂山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 3人 (おりちゃん さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道42号線の新矢ノ川橋西の交差点を左の国道311号線に折れ、九鬼コミュニティセンターの駐車場へ。
今日は、平日のせいか車が空いているが、車が多い時は手前のJR九鬼駅の駐車場に止めることになるようだ。
コミュニティセンターの利用者の迷惑にならないように、駐車場では砂利の方に停める必要あり。

この登山記録の行程

九鬼コミュニティセンター駐車場(08:07)・・・林道出合(08:47)・・・登山道入り口(08:50~55)・・・Aコース・Bコース分岐(09:01)・・・頂山山頂(09:26~09:33)・・・ハカリカケ岩への分岐(09:38)・・・ハカリカケ岩(09:47~53)・・・分岐(10:01~05)・・・中道コース頂山分岐(10:20)・・・オハイ分岐(10:42)・・・オハイ(10:53~11:35)・・・オハイ分岐(11:50)・・・駐車場(13:20)

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約920m
下り約920m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 山仲間と、今年は頂山経由でオハイに行こう....と話していたが、海岸に近いため猛暑の夏は避けていた。
 11月になり、気温も下がって来たのでいつもの三人で登ることに。朝6時に四日市を出発、出発地点の九鬼コミュニティセンターに8時前に着くが、車で二時間はかかった。
 コミュニティセンター駐車場の右から延びるコンクリートの階段が、頂山への登山口だ。この斜面にお住まいの方たちの通路のようで各家の玄関につながる道である。100m程階段を登ると右に折れた道の木の枝にに赤いリボンがあり、道案内をしてくれる。この赤いリボンを頼りに登って行く。
 造林のヒノキの林に入ると石垣が現れ、その横を歩いて行くが、この辺りの海岸線はリアス式海岸のようで平地が少なく、結構山の上まで石を積んで畑を作っていたようだ。石垣が終わると、石を積んだ壁が現れ、どうもイノシシなどの害獣をを防ぐための猪垣のようである。登山道は少し広い所もあり、石で整備されているようなところもあり、熊野古道を思わせるところもある。
 40分ほどで、舗装された林道に出る。そこから右の方に2~3分いったところから左上に延びる道が頂山登山道入り口だ。この辺りは、木が伐採され周りの山々が見渡せる。
 頂山への登山道に入りしばらく登るとAコース・Bコースの分岐になるが、Aコースの方が眺めが良いとのことで、右のAコースへと進む。しばらく行くと木が伐採され視界が広がる斜面に出るが、地図を確認すると登山道は凹地を真っ直ぐ登るように示してある。この凹地の登山道はかなり急登で、息を切らせながら登る。この凹地の中ほどでふと振り返ってみると、いきなり山の下の切り残してある木の向こうに、尾鷲湾が広がって見え、思わず”凄い....”と声が出る。
 このAコース、本当に眺めがいい。やっと頂山へ続く尾根筋に出ると、尾鷲湾の後ろには紀伊半島の高い山が連なっているのが見える。雲が掛かった高い山は、たぶん大台ケ原では⁉
 尾根に出て左へなだらかな道を進むと、いつの間にか頂山山頂に到着。山頂がピークでないため見逃してしまいそうになるが、三角点がシッカリ埋め込んである。南方面は自然林、北方向は造林のヒノキが大きく育って眺望は望めない。
 山頂で一息入れ、ハカリカケ岩の方へ向かう。山頂から5分ぐらい歩くとハカリカケ岩への分岐、ハカリカケ岩へ少しづ地下って行くことになり、その分帰りには登りにりちょっと憂鬱⁉結構歩いたけど、ハカリカケ岩はまだか、コースタイムには5分となっていたけど?他のルート図を見ると10分になっている地図もあり、出版先でどうも違うようだ。
 10分足らずでハカリカケ岩に到着。この岩から東から南にかけて太陽を照り返した太平洋が広がっている。そして、眼下には海岸線も見える。実に良い眺めだ。眼下に見える山の谷筋の海に出たところがオハイか⁉オハイまでは結構あるなぁ~。
 ハカリカケ岩の景観を十分楽しんで、分岐からオハイへ向かう。結構急なところもある道だが、中道コースへ出てオハイの方へ左に進む。20分ちょっと下るとオハイへの分岐だ。ここの標高は120m程、海岸のオハイまではだいぶん下らないと....。谷川の音を聞きながら下って行く。いたる所の土が掘り返されている、イノシシが得和を漁った跡か?
 10分ちょっとで、「オハイ」と書いたの板が下がっているところに出る。ここがオハイか。結構な実が高いようだ。まず腹ごしらえをして、オハイを楽しもう。
 昼飯が終わった頃、ハカリカケ岩の途中で出会った女性三人が下りてきた。オハイの入り江をのぞき込む、結構怖い。写真を写してもらう。女性の一人が、以前オハイに来た時の写真を見せてもらうと、とても穏やかな、そして綺麗に透き通ったオハイの入り江が写っているが、今日は荒波が打ち寄せている。
 帰りは、分岐まで登り返し、オハイへの分岐から九鬼への道を辿って行くが、この道結構アップダウンがあり、200m位まで登る所も。最後の方でのアップダウンはけっこう堪える。九鬼までの道が長い。やっと人家が現れホッとする。
 九鬼魚市場に出ると、お昼も過ぎ水揚げの時間では無いため市場は閑散としている。「けいこの山の家」でオハイのことを教えてもらうと、穏やかな日は、ウミガメがオハイに入ってくるところを見ることもあるとか。そんなタイミングでオハイに行けたらなぁ~。
 
 頂山を登って、オハイを見て....5時間くらいのコースで結構足ごたえのあるルートだった。オハイは400m足らずの山だが、歩いた標高差は800mを越えていた。
 帰りには温泉に寄って....と思うも尾鷲市には温泉を探しきれなかったが、海洋深層を使ったお湯があり、ありがたいシニア料金を払って汗を流し、そして「おとと」でサンマの開きを買って我が家へ。サンマの開きは美味しかった!
 

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
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医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器

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398m

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