行程・コース
天候
☀ 静穏 登山口2℃ 下山時5℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
加茂谷を通り阿波へ入り、落合渓谷を見送って大高下ふるさと村へ向かいます。さらに吉井川源流の碑も通過して県道118号と117号の看板がある分岐までさかのぼります。看板の有る鱒返し余土線へ入って2㎞でお夏の墓℗です。
この登山記録の行程
お夏の墓℗8:50⇒自転車走行下り2㎞⇒県道分岐9:17→漆ヶ谷1号林道起点9:32→県境出合10:50→険所峠4等三角点11:25→11:48険所峠地蔵尊 昼食12:40→林道出合13:11→阿波山三角点 15:15→お夏の墓℗15:57
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑794m↓571m 9.9Km 6:48分 15.690歩
4年ぶりに険所峠へ行ってみた。未踏の漆ヶ谷から入山し、険所峠のお地蔵様から阿波山三角点まで周回する予定。県境に広がるブナ林の茸探索もしてみます。
険所峠の地蔵尊がお倒れになっていたので、起こして差し上げ、枯れ株と横木で養生しておきました。そして、お起きになったお地蔵様とお昼ご飯してきました。
さて、8時半に大高下ふるさと村奥のお夏の墓駐車地へ到着。帯同した自転車へ空気を入れて支度します。自宅から加茂谷を通り阿波へ入り、落合渓谷を見送って大高下ふるさと村へ向かいます。さらに吉井川源流の碑も通過して県道118号と117号の看板がある分岐までさかのぼります。看板の有る鱒返し余土線へ入って2㎞でお夏の墓℗です。
駐車地で折返し自転車へ乗って2㎞のダウンヒル。県道分岐まで帰り駐輪、今度は117号線を遡ります。
2車線舗装路を700m程登ると終点だ。登山口の林道漆ヶ谷1号線の起点です。15分ほど歩くと林道も終点。道の流失した沢沿いに変わります。
昔はこの沢沿いを登り、険所峠を越えて佐治谷へ越える道があったらしいが、今はまったく道はない。歩き始めてすぐ、炭焼き窯の跡があった。沢筋は鹿たちの獣道になっていて、足跡が続いている。落とし物もいたるところにあり、ダニの心配がある。
渡渉を繰り返しながら4半時、先人のブログで見た滑沢が現れ、しばらく沢登りが楽しめた。10時40分入渓して小1時間、最後の二股と思える合流場所へ着いた。すでに流れは無く、水溜りが残るくらいの沢筋になってきた。
さらに10分、前に県境稜線が横たわり、沢終点に着いた。右手の植林に上がって県境へ乗った。11時前到着でした。一気に視界が広がり心地よい尾根上へ着いた。
冬木立になった県境尾根を険所峠三角点へ向かいます。2つほど丘を越えると険所峠だ。鳥取側から新しい作業道が伸びていた。そして11時20分4等三角点険所峠921.3m到着。
画像戴き後、地形図の険所峠へ転進する。少しショートカットして、険所峠地蔵尊へ降りた。一瞬地蔵様を探すと、地面へお倒れになっていた・・(>_<)おっ起してもらおうと頑張ってみたが、動かない。荷を解き、腰を据えて作業する。枯れ木の手子でまず斜面の高低差を作り、力一杯持ち上げた。小石を挟み安定させてから周りを養生、やっとお立ちになりました‥('ω')ノ丁度昼前、お腹も空いたので一緒にお昼にしました。 先ほど収穫した茸で茸ラーメンだ。
峠の地蔵様は明治の廃仏毀釈運動等、時代の洗礼を受けた歴史を語って下さる。この地蔵様もそんな歴史を感じる石仏だ。
美作と因幡・伯耆の國往来にはいくつか歩いたことのある、廃道になった峠道がある。旧奥津町泉源から田代へ抜ける田代峠の地蔵様もお倒れになっている。こちら、伯耆往来の地蔵様は丈も大きく立派な地蔵様なのですが、台座から峠へ転げ落ちていらっしゃる。(2020.10月時点) 大人10人分ぐらいは必要だと思われ、管理人の手ではとても手に負えません。街おこしイベント等で復旧できないものかと思います・・m(__)m
昼休憩後、険所峠へ登り返して、県境を西へ進みます。お夏の墓から県境へ登る林道まで来て13時過ぎ、下ろうか?・・しばらく思案して次の三角点を目指しました。これが功を奏して、しばらく進んだところでナメコ発見・・\(^o^)/
明るいブナ林を進み2つ目三角点、4等細尾911.3mゲット。それからも、しばしば下の帰り道へショートカットの思いに駆られますが、初志貫徹で阿波山三角点へ進みます。何度か尋ねていて、視界もないし山頂でもない阿波山?なので、あまり魅力は・・・⁇なのですが(';')
15時過ぎ県境稜線から阿波山へ下ります。一度林道へ降りてから少し登り返します。藪漕ぎするイメージだったのですが、枯れ薮へ変わっていました。歩いた県境稜線も、時折薮があったと思っていたのですが、こちらも倒木は有るものの枯れ薮に変わっていて、歩き易くなっていました。
4年たつとずいぶん様子が変わります。鹿の生息密度があがり、どんどん薮が消失しています…(>_<) 最後に林道へ降りて駐車地へ2㎞ほど返ります。山肌の薮が消え、落ち葉の林床が見え、見透視の効く森になっていました。ナラ枯れが追い打ちを掛けて増々乾いた森になって行くのでしょうか‥⁇
久方ぶりに阿波のお山を堪能しました。県境はブナやコナラの広葉樹林が続き、心地よい山歩きが出来ました。茸もヒラタケ・ナメコ・クリタケ・ブナシメジとムキタケ、色々収穫出来ました。満足々々の山行になりました・・(^_^)v
詳しいログはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2025/11/2025.html

















