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太平アルプス縦走(太平山~晃石山~馬不入山~岩船山)

客人神社、謙信平、太平山、太平神社、ぐみの木峠、晃石山、晃石神社、青入山、桜峠、馬不入山、高勝寺、岩船山( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:東武日光線「新大平下駅」
復路:JR両毛線「岩舟駅」

この登山記録の行程

新大平下駅35m(8:00)・・・客人神社58.5m(8:20)[休憩5分]・・・謙信平228m(8:55)[休憩5分]・・・大平山神社258m(9:06).・・・奥の院300m(9:13)・・・大平山341m(9:22)・・・ぐみの木峠291m(9:35)・・・晃石山/晃石神社419.1m(9:58)[休憩10分]・・・青入山397m(10:22)[休憩5分]・・・桜峠268m(10:34)・・・馬不入山345.3m(11:00)[休憩10分]・・・馬不入山登山口95m(11:55)・・・鷲神社63m(12:06)・・・分岐43m(12:12)・・・高勝寺/岩殿山172.7m(12:35)[休憩30分]・・・岩舟駅32m(13:15)

4時間10分(休憩1時間5分)

コース

総距離
約12.3km
累積標高差
上り約885m
下り約888m
コースタイム
標準5時間35
自己4時間10
倍率0.75

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

栃木県の太平山~晃石山~馬不入山~岩船山を久しぶりに縦走して来ました!知らない間に「太平アルプス」という大層な名前がついていました!アルプスというより、栃木か東武スカイツリーラインの高尾山といった感じの山なのですが、実際、薬王院の代わりに太平神社があるし、その手前に土産物屋もあるし、地元民に愛されている山なので、登山コースがよく整備されており、平日行っても結構人が多いし、ケーブルはないけれど、代わりに車で山頂直下まで行けるし、極めつけは、高尾山から陣馬山に行くのと同じぐらいの運動量の縦走路もあります!違うのは高尾山に比べてトレイルランナーが少ないことぐらいです!あと富士山しか見えない高尾山(※冬の空気の澄んだ日限定で筑波山が見えることもある)と違って、関東平野のど真ん中にあるので、富士山に加えて筑波山、日光男体山&白根山、浅間山、赤城山などの関東一円の山が展望できます!ただ東京の登山者になじみの薄い東武線、それも東上線ではなくスカイツリーライン沿いにあるため、あまり知られておらず、本来ならば筑波山や丹沢の大山ぐらいにハイキングの対象の山としてメジャーになってもよい存在だと思います!
登山道は、東京から行く場合は、東武日光線の「新大平下駅」から歩くのが最も効率がよく、車の場合は山頂直下の謙信平まで車で上がることも可能ですが、それでは登山にならないので、大中寺の駐車場から周回するのが一般的のようです!温泉は、今回は平日の1日休みということで行かなかったのですが、岩舟健康福祉センター「CITY & SPA 遊楽々館」というのが、馬不入山を下山してすぐのところにあります!わかし湯ですが、一般310円、65歳以上210円と安いです!水曜定休です!あと、これも今回は行かなかったのですが、飯屋の全然ない岩舟駅からの帰り道をJR小山駅経由ではなく、東武の佐野駅経由にすると有名な佐野ラーメンを食べて帰ることができます!
それから、岩舟駅から逆ルートを縦走する場合、太平神社から國學院前バス停から、栃木市の中心部を経由するバスで栃木駅に出ると、蔵と水路が美しい栃木の街を観光できます!その場合、駅まで行ってしまうと何もなくなるので、第一小学校前バス停か幸来橋バス停で途中下車するとよいです!市街地の観光マップはネットから入手できます!「玉川の湯(金魚湯)」という昭和レトロな銭湯もあります!15時~、400円、水曜定休!

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フォトギャラリー:46枚

出発地点は東武日光線の「新大平下駅」です!都内から最短で7時3分に着けるのですが、そこまでの山ではないので8時ちょうどにスタート!

登山口にある客人神社に着きました!変わった名前の神社ですが、元は諏訪神社だったそうです!ここで上着を脱いで登山の準備!

登山道の途中から、目指す晃光山の山並みが!

土産物屋と展望台がある謙信平に着きました!ここまで車で上がることもできます!

謙信平の説明板です!上杉謙信と北条氏康がこの下の大中寺で和議を結び、その後、ここに登った謙信が関東のあまりの広さに感動した場所とのことです!

謙信平からの関東平野を挟んだ向こう側に見える富士山の絶景です!

続いて太平山神社へ!太平山は古くは三輪山と呼ばれており、大物主神・天目一大神を祀る神社だったようです!この辺りを最初に開拓したのは物部氏だったのでしょうか?その後「慈覚大師開山説」が出て来るので、天台宗系の神仏習合の修験道の神社となったようで、明治に入り神仏分離令で別当寺の大中寺と分かれたようです!

太平山神社からは、雲海に浮かぶ筑波山の絶景が!

太平山神社の裏手を登っていくと、ほどなく奥の院に着きます!祀られているのは、この地で祀られていた地主神のようです!

奥の院を過ぎ、登山道から離れて急坂を登ると、太平山山頂341mに着きます!山頂には富士浅間神社があります!ここからの展望はありません!

太平山の山頂表示は、富士浅間神社裏の小高い場所にあります!

下からよく見える電波塔の下を過ぎます!

大中寺分岐がある場所がくみの木峠です!

アップダウンを繰り返しながら進むと、雰囲気のよいベンチがありました!ここからも筑波山がよく見えます!

駒形石を過ぎると晃石山はあと少しです!

晃石山山頂419.1mに到着しました!三角点と晃石神社の奥の院があります!

晃石山の山頂標識です!

晃石山からの展望は、まず標識のところから、日光の男体山(右)と日光白根山(左)がよく見えます!

それから反対側には、やっぱり富士山!手前の山はかたくりで有名な三毳山(みかもやま)です!

丹沢の大山も見えます!

晃石山から南に急坂を下ると、晃石神社があります!

再び縦走を始めます!青入山397mは道標の上に手書きの山頂標識しかない山ですが、テーブルとベンチがあり、展望もよいです!

青入山からは雪が積もると一見富士山のように見える浅間山がよく見えます!

それから赤城山(右奥)と榛名山(左奥)も見えます!

東屋がある桜峠に着きました!ここから西に下る関東ふれあいの道を行くと唐沢城跡の北側にある諏訪岳に行くことが出来ます!

馬不入山山頂345.3mに到着しました!中高年の団体が宴会をしていました!

馬不入山からの展望です!西上州方面がよく見えます!その奥に八ヶ岳が見えるそうですが、雲がかかっていてよく見えません!

下の車道に出ました!馬入山から岩舟駅方面の下山路が、浮き石や木の根が多い急坂に滑りやすい乾燥した落ち葉がうず高く積もっている想定外の難路で、標準コースタイムより時間がかかってしまいました!

車道を渡り溜池が多い林道をさらに下ると、鷲神社に着きます!「おおとりじんじゃ」ではなく「わしじんじゃ」と読むそうです!

岩船山への分岐に着きました!標識に岩船山の名前はないので注意!

北東側から見た岩船山の全貌です!逆光ですが、採石場で造られた険しい岩壁が見えます!

岩船山登り口に着きました!右側のキレットは採石場です!今も採石が行われているので登山はできません!

登山道の途中から間近に見たキレットです!

キレットの反対側の岩壁です!

岩壁がよく見える場所からは、筑波山もよく見えます!

岩船山の山頂近くにある「高勝寺」の立派な山門に着きました!岩舟地蔵の総本山で、関東一円の霊が集まる霊場として知られています!日本三大地蔵尊の一つでもあります!現在は天台宗ですが、江戸時代までは真言宗だったそうです!

高勝寺の説明板です!

「岩舟山高勝寺」です!右手に自販機と喫煙所があったので少し休憩!

休憩後、三重の塔のところから山頂に取り付きます!

山頂手前にある園地に着きました!

山頂は塔婆のある小高い場所の奥にあります!塔婆は昔は死ぬほどたくさんあったのですが、だいぶ整理されたようです!

岩船山山頂172.7mに到着しました!標識の向こう側はご察しの通り絶壁です1

岩船山から見た関東平野です!真下に両毛線の線路も見えます!

関東平野の彼方に見えた高層ビルです!数が少ないので東京ではなく埼玉新都心あたりでしょうか?

高勝寺の急な階段を下って岩舟駅に向かいます!駅手前から振り返った岩船山です!山頂は左のピークです!

岩舟駅に着きました!両毛線は1時間に1本しかないので、乗り遅れると悲惨です!

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装備・携行品

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登った山

太平山

太平山

341m

晃石山

晃石山

419m

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